第21話 『あいして』😆🎶✨

「ン…… 『い』かなァ~……」


「わァ~~~ーー✨😆🎶✨ 正解ィ~🎶✨

 お兄ちゃん、やったね。

 じゃ、次ねェ~……」



「おいおい……、なんだよ。

 また次かよ……。どんどん次、次ッて……

 いつまで続ける気だ。

 僕が間違えるまで続ける気かァ~❗❗」

 カッとなって、少しだけ振り返ろうとした。



「もォ~、ダメだよ。お兄ちゃん❗❗

 後ろを振り向いちゃァ~❗❗」

 


「え、ううゥ……😳💦💦」そうか……。

 良く考えてみれば、ロリータも真っ裸なんだ。



 だが、このままずっとゲームを続けていれば、僕の方が絶対に不利だ。


 このまま永久に正解していけるワケではない。




「じゃ、次は……、この字ねぇ😆🎶✨」

 ロリータは僕のクレームなど無視して書き進めた。



「ン……😔💦💦💦」

 今度は、背中に『し』と言う字を書いた。



「ううゥ~ン……😔💦💦

 今のは…… 『し』かなァ~……」



「正解ィ~😆🎶✨ じゃ、次ねェ……」



「おいおい、まだ続ける気かよ……

 ズルいぞ❗❗」

 いつまで続くんだ。このゲームは……



「ハイィ~……😆🎶✨ この字は❓」

 しかしロリータは、いっこうに止める気配を見せない。



 こっちの都合などまったく聴く様子はない。


 仕方なく僕も応えていった。



「次の字は…… ン……❓❓

 『て』かなァ~……」



「そう、正解ィ~ー……✨😆🎶✨」

 その次も正解した。


 

 今までの字は、続けて読むと『あ・い・し・て』……となった。



「じゃ、お兄ちゃん❗❗ 

 これが最後ねぇ~……❗❗」



「え……、さ、最後……」

 じゃ、これが正解したら……。



「これが正解したら、お兄ちゃん❗❗❗

 ロリちゃんと『夢の合体ジョイントライブ』ねぇ✨😆🎶✨」

 ヤケにたのしそうに笑った。



「いや、まァ~……😳💦💦」マジか……

 こんな美少女と合体ジョイントライブッて……。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る