第15話 下半身はポロリだ

 ようやく風呂が沸いてきた。


「よォ~ーし……✨😌🎶✨」

 手を突っ込んで調べたが、これなら充分、入れるだろう。



「ねぇ、ロリータ❗ 僕が先で良いだろォ。

 ちょっとだけシャワーを浴びたら、すぐに出て、風呂を入れ替わるから……😅💦💦💦」

 僕ならカラスの行水ぎょうずいだ。


 一、二分も有ればシャワーを浴びて身体があたたまれば、すぐに出て来られる。

 夜になって改めて風呂に入った時、頭や身体を洗えば良い。



 だがロリータのような女の子では、そう言うワケにもいくまい。

 



「えェーー……❓❓」

 しかしロリータは不満な様子で唇を尖らせた。



「なァ~……、ロリータ……。頼むよ。

 そんなに、ふて腐らないでェ……。

 背中から降りてくれよ。

 すぐに交替するから、さァ~……」

 平身低頭だ。何度も頭を下げた。



「もォ~、しょうがないなァ~……😒💦💦」

 何とかなだめて、ロリータに背中から降りて貰った。


 

 しかしTシャツを脱ごうとしたが、予想以上に困難だと解かった。



 濡れているため素肌にベッタリと貼りつき、簡単には脱げそうもない。



「うッぐゥ…… くッそォ~……😣💦💦💦

 身体にピッタリTシャツが貼りついて、全然、脱げないぞォ~ー……」

 もがくように脱ぐがTシャツが裏返って、ちょうど首のところで引っ掛かってしまった。



 裏返ったTシャツが顔全面をおおい、万歳をした状態だ。



「ンゥ…… ゥ…、ン……」

 もがくようにクルクルと右往左往していると、背後でロリータが奇声を発した。



「キャッキャッキャァ~~~ーッ😆🎶✨

 お兄ちゃんのパンツ❗❗

 脱がしちゃえェ~~ーー……❗❗❗」

 勢い良くバックから駆け寄って、お尻に手を掛け、そのままパンツもろともズルッと脱がせた。



「うッわァ~~~ーー~😲💦💦💦」

 いきなり僕の下半身はポロリだ。



 もちろんさっきの事で僕のポ💟ットドラゴンは興奮状態だ。


 ビンビンになって腹筋に張り付き、戦闘モードになっていた。



「キャァ~~~ーッ🎶✨ お兄ちゃん🎶✨

 エロいィ~~ーー……😆🎶✨」

 ロリータは、自分でパンツを引きづりおろしたクセに勝手な言いぐさだ。

「バッ、バカァ~❗ 止せよ❗❗ 

 勝手にパンツを脱がすなァ~……❗❗」


「キャッキャッ😆🎶✨ エロエロ星人❗❗」

 ロリータは悲鳴のような歓声をあげ、僕のお尻を手の平でパンパンと叩いた。

 


「イッ…、痛ッてェよ……❗❗」

 怒鳴ったモノの両手が万歳した格好で上手うまく使えない。



 内股にして懸命に股間を隠そうともがくが、興奮状態のため上手く隠せない。





 ※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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