第3話 ロリータと間接キス😆🎶✨

「ね、ねェ~…… キ、キミ……❓❓」

 興奮して、かすかに声が震えてしまった。



「ゥ…、ン……😒✨✨」

 美少女は、チラッと視線だけこっちに向けた。



「ゴッホン……、こんな雨の中……😳💦

 何をしてるの……」

 誤魔化すように、咳払いをし当たりさわりのない質問をした。



 それほどプライベートな事を聴きたいワケでもない。


 会話のきっかけになるようなく問いかけたつもりだ。



「え……、何ッて、別に……😔💦」

 しかし思った以上に美少女は表情を強張こわばらせ、缶コーヒーから唇を離した。



「だって…… ひとりで公園のベンチに座ってェ。友達か、誰かと待ち合わせェ……❓」

 キョロキョロと周辺あたりを見回した。


 雨の公園には他に誰の姿も見えない。

 ザーザーと雨が降り続いていた。




「フゥン……、友達なんか居ないよ……」

 唇を尖らせ、少し怒ったような口振りだ。



「え……❓」あッ!! ヤバい……

 ボッチなのか。地雷を踏んだか。


 やっと少しだけコミュニケーションが取れるようになったのに……

 


「あ、そォ~、ま、僕も友達は少ないしねェ~…… ハッハハァ~……😅💦」

 誤魔化そうと笑った。ヤバいぞ。

 これは……。


 何とか、フォローしないと……。


 せっかくアイドルの本城カレンに似た美少女と知り合いになれたのだ。



 どうせ、このまま家へ帰っても誰も居ないし、ゲームをやるくらいしかないのだ。


 暇なら、いくらでもある。




 少しでもアイドルのように可愛らしいこの美少女と仲良くなりたい。


 このまま家へ連れて帰って、いろんなゲームで遊んであげたい。




「ンゥ……、ハイ……」

 美少女は缶コーヒーを僕の目の前に返してきた。



「え、ああ……😳💦 ど、どうも」

 僕は興奮を抑え、平然を装って缶コーヒーを受け取った。


 手に持った感触では、まだ半分近く残っている。


 美少女が唇をくっつけて飲んだ缶コーヒーだ。



「ぬゥ〜……😳💦」

 当然、コレを飲めば間接キスになる。



 もちろん、僕はコレまでの人生でキスをしたことはない。


 初体験だ。異様に、心臓がドキドキしてきた。



 全身からジワァ~ッと汗が滲んだ。

 唇をつけようとした時、横から不意に、美少女が僕の太ももに手を乗せた。



「ねぇ……、お菓子あるゥ……✨😌✨✨」

 可愛らしい笑顔で訊いてきた。



「えェ……😳💦 あ、お、お菓子❓❓」

 いきなり太ももを触られたので全身がビクッとし、声がひっくり返りそうだ。



 美少女の華奢な指先が僕の敏感な部分に触れそうになった。



 すでに、股間のポ💟ットドラゴンは臨戦態勢だ。

 頭の皮が剥けかけて第二形態へと変貌していた。




「あ、ああ……、ゴ、ゴメンねぇ……😅💦

 今日は、ちょっとォ…… お菓子は買ってないんだ。

 ウ、ウチにお菓子とかSweetSならイッパイあるから……

 買わなくて良いかなァ~ッて……💦」

 苦笑いを浮かべた。



「ふゥ~ン…… お兄ちゃんンにお菓子が、イッパイあるのォ~」

 少し美少女の表情が明るくなった。


 やはり女子は甘いお菓子やSweetSに目がないようだ。



「ハッハハ……😅💦 あるよ。

 イッパイ余って、捨てようかと思うくらいねぇ😆🎶✨」


「えェ…… 勿体ないじゃン……」


「ああァ~…、良かったら家に来るゥ…… 

 お菓子でも、SweetSでも何でもあげるからァ~……😅💦

 好きなだけ食べて良いしィ~ー💦」

 まるで、女児誘拐の不審者のような科白セリフだ。



「好きなだけェ……❓ ロリータを家の中に連れ込んで、なにするのォ~ー。

 お兄ちゃん……❓」



「あ、別に……、何をッてェ……😳💦

 そう言う意味じゃなくッてェ……

 な、なんにも変なことしないから、あ…、安心してェ……💦」

 慌てて両手を振って言い訳をした。



 余計、怪しく映って見えるかもしれない。




「フフ……✨😌✨✨ だいたいそう言う事を言うヤツッて、女の子に淫乱イヤらしいことをしちゃうのよねェ……✨✨」



「そ、そんなイヤらしい事なんてしないよォ~……😳💦」



「多目的ト💟レへ連れ込んで、いろんなモノを出しちゃうンでしょォ~……✨😌☝✨✨」



「だ、だ、だ、出すかァ~~~ー❗❗❗

 多目的ト💟レッて……😰💦

 ア💟ジャッシュじゃねぇーンだから」



「さんざん好き勝手に色んなモノを出しちゃって、一万円、渡して、ハイ……👋✨💋✨✨

 バイバイなんでしょ」



「だから、ア💟ジャッシュの渡💟かァ~~~ー…❗❗

 そんな悪趣味じゃないッてェ……❗❗

 マジでェ、僕はロリコンじゃないしィ~ー……❗❗❗」



「フフゥ~ン……、ねぇ、そン中に、なんかないのォ~❓」

 身を乗りだして、美少女が僕の脇に置いたレジ袋の中身を覗き込んだ。



 身体を乗り出したので、ちょうど僕の二の腕に美少女の柔らかなオッパイが押しつけられる態勢かたちだ。



「ううゥ……😳💦 な、なにッて……」

 思わず、僕は呻いてしまった。



 僕のすぐ目の前に彼女の可愛らしい顔が接近した。


 ピンクゴールドのツインテールがフワッと僕の頬を撫でていった。

 なんとも言えない甘美な匂いが僕の鼻孔をくすぐった。


「あ、あの……😳💦」

 また僕は、ビクッと身体が戦慄わなないた。



 彼女の手が這うように、僕の敏感な脚の付け根辺りに置かれていた。


 一気に僕の下半身は、火のついたみたいに熱く火照ほてっていた。



「う、うン……😳💦」

 しかし動揺するワケにはいかない。


 こんな美少女を相手に欲情していたら、それこそ《ド変態》だろう。



「ま、まァ~……😳💦 有るとすれば、菓子パンくらいかなァ~……」

 たぶん、スーパーでメロンパンやチョココロネなどを買ったと思う。




「じゃ、それで良いよ。頂戴ィ~😆🎶✨」

 可愛らしく笑顔でねだられては拒むことが出来ない。



「ああ、じゃ、この中の……

 好きなのを食べなよ……」

 面倒になって、レジ袋ごと彼女へ手渡した。



「わァ~、サンキュ~~ゥ…✨😆✨🎊🎶✨

 チュゥ~ッ✨👄✨💕」

 美少女は嬉しそうに、僕の頬にキスをしてきた。



「うッわァァ~~~~ー……😲💦」

 僕は、すっ頓狂な声を張り上げてしまった。


 






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