第2話 ビショ濡れロリータ😆🎶✨

 いいのか……

 そんな格好で、公園にいて……。



 ほとんどけて、美少女特有の華奢なボディラインが見えちゃっているぞ。


 透けて見える分には構わないのだろうか。


 Tシャツもけで、可憐なピンクの乳首も丸見えだ。



「うッううゥ……😳💦」

 僕はたまらず小さく呻いてしまった。


 見ているこっちがドキドキして顔が真っ赤になってくる。



 こんなチッパイ、ピンクの乳首を間近で見られたら、ロリコンのド変態ならヨダレを垂らして歓ぶだろう。



 あいにく自分ではロリコンではないと確信していたが、目の前に可憐なピンクの乳首を見せられるとではいられない。

 一気に心拍数が上昇してきた。



 下半身が熱く火照ほてって緊急事態だ。


 股間が突っ張って、まともに立っていられない。心持ち腰を屈めた。



「うッ、ううゥ~……😳💦」

 知らぬ間に鼻息が荒くなり、頬が火照ほてって、紅く染まるのがわかった。



 一瞬にして、下半身が燃えたぎるマグマのように熱くなっていた。



「……」

 しかし美少女は、僕のことなど気にする様子もなく澄まし顔で、雨の降る空を見上げたままだ。


 あどけなく天使のように可愛らしい顔をしている。


 ようやくこの時、気がついた。


「あ……❗❗」そうだったのか。

 誰かに似ていると思ったが……。



 何となく雰囲気が僕のの本城カレンに似ていた。



 あまりにもゴールドピンクのツインテールが目をくので気づかなかった。



 決して顔形かおかたちが、そっくりなワケではない。


 もちろん、アイドルのカレンも目の前の美少女も可愛らしい顔立ちだ。



 しかし気だるくアンニュイな表情が、アイドルだった本城カレンを彷彿とさせた。



 本城カレンの事を思うと今でも心が痛んだ。

 早いもので、彼女が亡くなって三回目の夏だ。

 


 今でもあの衝撃は忘れられない。

 しばらくは勉強も手に付かなかったくらいだ。



 カレンの死を乗り越えた時、僕はひとつ大人になった気がした。



 肉体的には、童貞チェリーボーイのままだが……。



 それにしても今年の夏は雨ばかりだ。




 すぐ横に近寄ると美少女特有のピーチみたいな甘い匂いが漂ってきた。



「ハッハ……😅💦 やんなっちゃうねェ…

 雨ばっかでさァ……」

 気無げなく僕は美少女へ話しかけた。



 相手が思った以上に、あこがれの本城カレンに似ているので、つい緊張して声が上擦うわずってしまった。




「フゥ~ン……、別にィ……✨👄✨

 私が降らせてるワケじゃないよ」

 ヤケに慳貪けんどんな受けこたえだ。

 思った以上に甲高いアニメ声をしていた。



「えェ~……😲💦」

 予想外の返答に僕は美少女の顔を見返した。


「……」

 彼女は澄ました顔で雨空を見上げたままだ。



「うん…… まァ~……、そりゃ……😅💦

 そう言われれば、そうだけどさァ」

 苦笑いを浮かべた。


 可愛らしい顔をして、かなり辛辣しんらつだ。



 それにしてもピンクゴールドのツインテールッて、どこかとハーフなのだろうか。

 肌も抜けるように白く整った容貌だ。


 まるで異世界の妖精みたいだ。



 最近の女子中学生にしては、珍しく化粧ッ気がまるっきりないスッピンだ。



 それでも飛びっきりの美少女であることには変わりがない。



「あ、あのォ~ー、ここ座っても良いかなァ~……😅💦💦」

 僕は苦笑いを浮かべてベンチを指差した。



「ン…… 何でェ……❓」

 彼女はボソッと呟いた。



「え、えェ……😲💦💦💦」

 座ろうと中腰になったが、一瞬、動きが止まった。

「……😓💦💦」また無言で美少女の顔をマジマジと見つめた。



 誰か、このあとここへ来るのだろうか。


 躊躇して座るのを止め、もう一度、立ち上がり周辺あたりを見回した。

 


「あのォ~……、座わると何かヤバい……」

 待っている人でもいるのだろうか。 


 まさか、彼氏とデートだとか言うのか。

 こんな可愛らしい美少女とデートなんてうらやましい限りだ。



「別に…… このベンチは私のじゃないから断わる必要ことないじゃン……😒✨✨」

 美少女は冷たく呟いた。



「えェ…… いや、ま、そう言われれば、そうだけど…… ハッハハ……😅💦」

 それにしてもスゴい言われ方だ。

 僕は苦笑いを浮かべた。



「フフ……😅💦 じゃ、ちょっとだけお邪魔するねェ……」

 遠慮して、ひとり分、間を空けて座った。



 真横からチラッと美少女の胸元を覗いた。

 やはり見間違いではない。


 かすかにピンクの乳首が透けて見えた。



 僕は、『ゴックン』と咽喉のどを鳴らした。


 一気に全身が汗で滲んで、カラカラに咽喉のどが渇いた。



「ふゥ~……」

 一旦、落ち着こうと大きく深呼吸し、レジ袋から量販店スーパーで買った缶コーヒーをガサゴソと音を立てて取り出した。



 プシュッとプルトップを開けてゴックリとひと口 飲み込んだ。



「ふゥ~……😌✨✨」甘くて程好ほどよいビターな風味が口の中に広がった。


 渇いた咽喉のどに染み渡るようだ。

 ひと心地ついたみたいな気分がした。



「ねぇ~…、頂戴ィ~……❗❗」

 不意に、横から美少女が話しかけてきた。


「えェ……❓ な、何を……」

 一瞬、何のことか、理解出来なかった。



「これェ……☝」彼女は僕の手に持った缶コーヒーを指で突っついた。


 気づくと美少女はすぐ真横にいた。肌が触れあうほど近くだ。

 


「ううゥ……😳💦 こ、これッて」

 かすかに声が震えてしまった。


 雨で濡れた僕の二の腕に、美少女の柔らかな胸の膨らみが押しつけられた。



「あ、あのォ…… ちょっと近くない❓」

 心持ちけようとしたが、構わず美少女は僕にまとわりついた。


 僕は、ビクッとして、一瞬、身体がすくんだ。

 


「ねぇ、頂戴ィ~、コレェ……☝😉🎶✨」

 なおも、美少女はニコニコと微笑んだ。

 さっきとはのようだ。


 また柔らかなオッパイが僕の二の腕に押しつけられた。



「あ、ああ…… 缶コーヒーねぇ😳💦」

 ようやくサトってレジ袋から別の缶コーヒーを探し出した。



「待ってて、コレなら新しいのがあるよ」 

 まだ新しい缶コーヒーなら四、五本買ってあるはずだ。



 レジ袋を開けて調べてみた。



「ううン…… コレで良いよ❗」

 しかし彼女は、どうしても僕の飲んでいた缶コーヒーが飲みたいみたいだ。



「あ、いや……、でも……😅💦

 コレは、僕が飲んだ缶コーヒーだよ……」

 当然、唇をつけて飲めば僕と間接キスになってしまう。



「うん、いいから、そういうの平気なタイプの美少女ロリータだからァ~😆🎶✨」

 満面の笑みを浮かべた。


「ン…… どんなタイプのロリータだよ」



「ねぇ、早く頂戴ィ~✨👄✨💕」

 尚も笑顔で手に持った缶コーヒーを突っついた。

 まったく譲る気はないようだ。



「ま、別に……😅💦 キミが良いなら構わないけど…… ハイ」

 飲みかけの缶コーヒーを手渡した。


「ウッフフ…… サンキュ✨😉🎶✨」

 ウインクをして微笑み、何の躊躇ためらいもなく缶コーヒーをあおった。


「ゴクゴクッ😆🎶✨」音を立てて飲んだ。


 白い咽喉のどに冷たいコーヒーが飲み込まれ、蠕動する様子が何となく妖艶なまめかしい



「……😳💦」

 僕は頬を紅く染めて美少女のその姿に見惚みとれていた。


『ああ…… 可愛い…… なんて可愛らしい女の子なんだろう……』

 ピンクのツインテールでなかったら、きっと今は亡き本城カレンにそっくりだっただろう。

 

 

 さっきから美少女のオッパイが、僕の二の腕にピッタリと密着していた。



「ううゥ……😳💦」

 柔らかく弾力のある胸の膨らみに僕は興奮し身体を震わせてしまった。


 美少女は、まるで僕を誘惑するように胸の膨らみを押しつけてきた。



『ああ、ああ、ああァ~……😳💦』

 思わず、吐息を漏らしそうだ。



 何しろ僕の股間のポ💟ットドラゴンは年中無休の反抗期だ。


 僕の都合などお構いなしに、凶悪な顔を覗かせていた。



「ね、ねェ…… キミ❓❓」

 興奮で、かすかに声が震えてしまった。







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