13、イスカリオテのユダ
すべてが終わった。
しかし、本物のイェースズにとっては空虚な心のまま、行くあてもなくグルガルターの丘の周りをうろついていた。ヨシェが通ってきた悲しみの道行きの通りはもう、ただの人々の雑踏が行きかう普通の道に戻っていた。
そんな人々の中に、いやでも目立つ若者を二人、イェースズは見つけた。
「ヌプ、ウタリ!」
呼び止められた二人の顔が、パッと輝いた。
「先生、探してましたよ」
ヌプが叫んで、二人は一目散にイェースズの方に駆けてくる。
「どこへ行っていたんだ?」
「先生の弟さんが昨晩遅くにテントを出てから、そのままとうとう朝まで帰らなかったんですよ。それで今日は僕たちどこへ行って何をしていたらいいのかも分からないし、言葉も通じないし」
ヌプのその言葉をウタリが受けた。
「どこへ行ったら先生に会えるかも分からなくてあの宿屋に行ったけど、誰もいなくて、それで歩きまわっていたら」
わけの分からない異邦人の言葉で会話している三人を、道行く人は誰もがちらりと好奇の目を投げかけて過ぎていく。
「そうしたら、このあたりでなんかすごい騒ぎになっていて、血みどろの人が鞭で打たれながら太い木を担いで歩かされているし、でもよく見たらその人が先生のあの弟さんのような気がしてずっとついて行っていたんですよ」
「ヌプったら、まさか弟さんじゃなくて先生じゃないだろうかなんて言うもんだから心配になっていたら、先生が出てきて代わりに木を担いで歩いてましたよね」
「見ていたのか」
イェースズは悲痛な顔つきで、目を伏せた。ウタリが話し続けた。
「でも、なんか声をかけてはいけないっていう気になって黙ってついて行っていたら、いつの間にかまた先生から弟さんに換わって、それで先生を見失って」
「でもこのあたりにいたらきっと先生に会えると思って、それでうろうろしていたんです」
「先生、いったい何があったんですか?」
「詳しい話は後でしよう。まずは日が暮れるまでに、今夜寝る所を探さなくてはいけない」
イェースズは手短に、安息日というものについて二人に説明した。
かつては堂々と安息日を否定していたイェースズだが、今ここでまた問題を起こして律法学者ともめたりしたら、自分が本物のイェースズであることがばれてしまう。そうなると、ヨシェの死が無駄死にになってしまうのだ。
今夜が一般の過越の晩餐だから、市内に潜伏先を求めるのはまず無理だ。そこでイェースズたちは城外を東に向かい、そして南下してケロドンの谷にあった適当な洞窟に入り込んだ。もうそろそろ、夜でも篝火をたかずに過ごすことができるようになっている。
そのうち、ふと外に行っていたヌプがどこから持ってきたのか種なしパンを三つ持ってきた。
「先生、この国ではいつもこんなぺちゃんこな,餅みたいなもの食べているんですか?」
力なく笑いながらイェースズはヌプとウタリに、過越の祭りについて語った。
それからイェースズはさらに、今日の事件のあらましを告げた。彼らはあまりにも激しい出来事の真最中に、エルサレムに到着してしまったものである。
その話が終わってから、ヌプに、
「先生、これからどうなさるんですか」
と尋ねられても、イェースズはうつろな目をしていた。
「分からない」
「先生、元気を出して下さいよ。もしここで先生が力を落とされたら、弟さんのお気持ちが無になってしまうじゃないですか」
ウタリが明るく言うと、
「分かっているさ」
と、イェースズは無理をして笑顔を見せた。
「ガリラヤに帰っても、しかたないしなあ」
「先生!」
ウタリが意を決したように、ろうそくの炎に顔を照らされながら言った。
「帰りましょう、ぼくらの国へ」
「そうだなあ。それよりもあなたがたは? 国を出てから、どうやってここまで来たんだい?」
「僕ら、先生と別れてから一旦は故郷のコタンに帰って、それからミコ様の所に戻ったんです」
ヌプの言葉に、ウタリが割り込んできた。
「先生は、やはりこっちで死んじゃいけない身ですね」
ミコからも言われていたことを今またウタリに言われて、イェースズはなぜかものすごい緊張感を覚えた。
「実は」
と、ヌプが口をはさんだ。
「僕ら、ミコ様の所に一年くらいいたんですよ。ミコ様は、僕らが先生に会ったら先生にすぐにミコ様のもとへ帰るように、そしてその途中でしてもらいたいことがあるって、そんな言伝を頼まれてきました。ミコ様の所に一年もいたのは、その『してもらいたいこと』に関係があるんです」
「そう。だから、そのミコ様がおっしゃる『してもらいたいこと』のためにも、先生は死んじゃいけなかったんです」
「僕らが先生にそれを伝えられるように覚えていたら、一年かかっちゃったんです」
ウタリもうなずいた。イェースズは何事かと、思わず首を延ばしていた。
「それにその一年の間、ミコ様はずっとトト山にいらっしゃったわけではなく、あのあたりをぐるぐると旅して回られ、行く先々で修法のようなことをされていました」
「なるほど、フトマニ・クシロか」
「ご存じでしたんで?」
ウタリの言葉にイェースズは、顔を上げた。
フツマニ・クシロについては霊の元つ国を離れる直前に、その使命とともにミコから伝授されている。いよいよそのような時かと思った。
今や自在の世となり、副神の神が神界を統治している。だが、それをいいことに邪神までもが跋扈する世となってしまった。神霊界では激しい戦いが行われて複雑怪奇の様相をなしている。
天祖・皇祖・人祖のご直系の
天国は激しく襲われており、やがて龍神系の神々と天系の神々が再び戦う世となろう。そのような時に当たり、隠遁されている国祖の大神のお出ましの天の時に備えて、全世界に霊的な結界・バリアをはりめぐらすこと、それがフトマニ・クシロだ。
まずはミコが霊の元つ国で、その結界を張った。
そして霊の元つ国は世界の
だからミコが霊の元つ国でフトマニ・クシロの霊的結界を張ったなら、今度はイェースズがそれを世界に拡大して結界を張り巡らさなければならない。
その具体的な地点が示された地図も、ヌプたちはミコから預かってきていた。
そもそも国祖隠遁の大戯曲の主役を演じた副神のとある女神は、副神同士でもまた争いがあって、今はヨモツ国、すなわちイェースズのいる地よりも西、ローマ帝国一帯の神霊界に潜んでいるそうで、いつかは霊の元つ国の神霊界統治の座を奪い、そのスメラ家の霊統に自らのみ魂を注入せんと虎視眈々と狙っているとのことだ。
だから、イェースズの使命は重い。これこそが本当の意味での、全世界の人類の救いとなるのだ。
やがて限定のみ世が来る。天の岩戸が開かれて、国祖のお出ましの時が来る。それまでに霊の元つ国の霊界を明かなに保ちおかなければ、すでに千年が経過した国祖三千年の経綸が狂っていく。
だから、イェースズの仕事は、いわば神経綸に参画することだ。神霊界の御神業ともいえるこんな聖使命が自分にはあった。
つまり、自分の御神業範囲が、これからは神霊界にまで拡張することになる。だから、やはりここで死ぬわけにはいかなかった。死のうとしても、神が死なせてはくれなかったわけだ。
そのことをイェースズはつくづく思って身震いし、感動のあまりに目から涙の筋が流れた。
翌日も雨だった。ヌプたちは食糧を求めに出かけると言った。イェースズはもう一度その日が安息日であることを説明して注意したが、二人は平気だった。
「ぼくらはよそ者ですし、何か言われても言葉が分かりませんから」
笑いながらそう言って出て行った二人が、戻ってきたのはすぐだった。
「先生、すぐそこに先生のお弟子さんがいましたよ」
「えッ!」
イェースズは立ち上がった。
「誰だ!」
「名前はわかりませんけど、ほら、ぼくらをテントまで送ってくれた、髪の短い」
「ユダ!」
十二使徒のうち長髪でなかったのは、イスカリオテのユダだけだった。ユダにだけはどうしてももう一度会いたいと思っていたイェースズは、すぐに雨の中を洞窟の外へと駆けだした。
彼らが言う場所――神殿の
「ユダ」
優しくイェースズは声をかけた。
「あ、
ユダはぽつんとつぶやいただけだったが、シモンの方は顔面蒼白になって腰を抜かしていた。シモンは、イェースズが十字架上で果てたと聞いて、そう信じていたのである。
ところがユダは、真相を知っている。自分から合図の口づけをする相手が師のイェースズのはずだったのに、イェースズではない弟のヨシェが強引に自分に口づけをしてきたから、兵たちは皆ヨシェをイェースズと思ったのだ。
一瞬ばつが悪そうな顔をしたユダは、そっとその場をあとにしようとした。だがイェースズは、もう一度、優しく、
「ユダ」
と呼ぶと、ユダの足はぴたりと止まった。
「ユダ、逃げなくていい。あなたも辛かっただろう。申し訳なかった」
イェースズはユダに深々と頭を下げた。
「しかし、」
ユダはイェースズの目を見ずに、うつむいてしゃべった。
「結果はどうあれ、俺は師を裏切った男だ。たとえ
イェースズはほんの少し翳りがある顔で笑った。
「すべてが、神様が書かれた戯曲通りに、あなたはそれを演じただけだ」
ユダは黙っていた。
「本当に、ありがとう。あなたは勇気を奮って、師とほかの使徒たちのために汚れ役を買って出たんだ。つらい役をさせてしまったね。それも承知の上で、よくやってくれた。でも、あなたはこれで、神様から与えられた使命を果たしたのだよ。あなたは祝福される。人々は、そして後世の人々までも、あなたを憎み、なじるかもしれない。しかしいつの日か、あなたの頭上に神の栄光が輝く時が来る」
「でも、そのために
「こういうことになろうということまでは、私も見抜けなかった。でも、すべてが神様の書かれた筋書きなのだ。ところで、これから、どうするつもりだ?」
「シモンといっしょに、
シモンはまだ事の次第をのみ込めないまま、恐々と顔を上げていた。
「そうか。それぞれの道でがんばろう。私はあなたを忘れない。あなたの魂の救われを祈っているよ」
だがイェースズの霊眼には、遠い未来のことが見えてしまった。真っ赤な土の大きな要塞を、まるで砂糖にたかるアリの群れのようにローマ兵が包囲し、中では多くのユダヤ人が次々に兵に踏み潰されるように命を落としている。煙が上がる。そしていつかも見たように、エルサレムの神殿が大音響と共に崩される。
その戦いの中に、ユダもシモンもいた。そのビジョンの中で、すでにユダもシモンも白髪の老人になっていたから、今日、明日の出来事ではないようだ。
だがそのことはイェースズはユダには告げず、目を閉じ、そしてユダとシモンの二人の額に両手をそれぞれかざした。これが彼らに与えてあげられる、最後の
「あなたにはすべてが語られた。目を上げて雲とその中の光を、そしてそれを囲む星々を見るんだ。人類を神の偉大な
それからイェースズは目に光る物を見せながら、彼らに、
「シャローム」
と言った。そして次の瞬間、肉体をエクトプラズマ化させて、一気に洞窟の中へと瞬間移動した。
その日イェースズはそれから、洞窟の奥に向かって座って見動きもしなくなった。寝ているという様子もないが、ヌプとウタリは近づくことも声をかけることもためらわれるようなまばゆいオーラがイェースズからは発散されていた。
実は、イェースズはそこにはいなかった。
肉体・幽体はそこにあっても、霊体は神界にいたのである。それが今後の、彼の御神業となる。今の神界の様子がどのようになっているのか、その目で確かめさせるべくイェースズは神界に引き上げられていた。
それは、許されなければできることではない。
光輝く世界を、彼は龍体の鱗の一つに乗って飛行していた。やがて、行く手に巨大な宮殿が見えてきた。その中にと龍体の鱗は入っていく。
玉座には着飾った女神が座っており、あらゆる物質的な欲望をその身にまとっているともいえた。
かつて天地創造のみぎりは、この神も国祖の神の手足としてその神業に参加していたのであるが、やがて宇宙の『大根元神』がご自分とすべての神々の霊波線を断ち切って、人類に試練を与えて進歩させるための自在の世に移ると、神々の世界にも権勢欲、色欲、支配欲など欲望というものが生じてきた。
そしてこの神こそ霊の元つ国の霊界の統治権を虎視眈々と狙っている女神であり、そのみ魂はローマ帝国の西の果ての霊界にいる。
だがそのきらびやかな宮殿の中の、この上ない美貌に包まれた女神自身のその周辺には、おびただしい数のキツネがその身を守るかのように跳梁していた。しかも女神に寄り添うその親玉のキツネは全身が黄金色に輝いているだけでなく、尾は九本に割れていた。
この女神に対して霊の元つ国ではミコが、そして世界ではイェースズがこれから結界を張り巡らせて行くのである。
現界に戻ったイェースズは、その晩ヌプたちと話し合った。ヌプはミコから預かってきたと言って、小さな木片を取り出した。そこにはすべての世界の地形が簡単な絵で描かれており、いくつかの点が書かれていた。
「この点が、フトマニ・クシロの地点だそうです」
その点を線で結ぶべく、イェースズはその地点をすべて廻らねばならない。
「先生、旅に出ますか?」
と、ウタリが聞いた。
「ああ」
「僕らも、いっしょにいってもいいですね?」
「もちろんだ」
使徒たちはつれて行くわけにはいかない。結局は、彼が最初に弟子にしたこのヌプとウタリの二人が、最後まで自分についてきてくれることになる。
そうして、イェースズもこのエルサレムを離れる決心がついた。そして全世界に霊的バリアをはりめぐらしつつ、ヌプたちの故国、東の果ての
「では、明日出発しますか?」
ウタリの問いかけに、イェースズは首を横に振った。彼はどうしても、もう一度使徒たちに会いたかった。このまま自分は死んだことにして、明日にでもひそかにこの地を離れてもいいのだが、それはイェースズにはとても忍びないことだった。それにヨシェの墓にも行っておきたい。
思えばミコがこの国に自分を遣わしたのは、ここが自分の故国であるということもあるが、ここはいわば東西の霊界の接点、融合地点でもある。現界的にも、東のシーン帝国とローマ帝国の中間に位置しているし、その両者の交易の主役もユダヤ人なのだ。
そしてそれよりも以前に、イェースズがこの地に生を受けたということも、偶然ではない神霊の巧妙な仕組みの中にあった。まず、副神統治の世にあって、この地で正神の教えを広め、霊的な杭を打ち込んでからでないと、フトマニ・クシロはできない。
その時、イェースズの頭に、ヨシェのことがふと浮かんだ。ヨシェはこの地の邪神・邪霊の毒を一身に引き受けるために、十字架にかかったのかもしれない。ヨシェのお蔭でこの地に、正神の
しかし、もしそれをイェースズ自身がしていたら、イェースズはその後の第二歩、第三歩の御神業はできなくなっていたはずである。水の系統、副神系統の神々統治の世に、正神の、火の系統の神々の霊的バリヤを張ることは容易ではないことは分かっている。妨害もあるはずだ。しかしイェースズは、それをやらなければならなかった。
外の雨はしばらくやみそうもなかったが、イェースズには気になることが生じてきた。雨がやんで安息日も終われば、使徒たちもまた集まるだろう。仮埋葬だったヨシェの葬儀も行われるはずだ。
ヨシェといえば、イェースズにとってもう一つ気になることがあった。ヨシェの処刑に最後までついていった母マリアとともにいた人々の中に、老尼僧のサロメがいたからである。
ヨシェの死はイェースズの死として、エッセネ教団にも伝わるであろうし、そうなるとヨシェの遺体は自分の遺体として、エッセネ教団の本拠地――白色同胞団のあるエジプトの地へ運ばれるに違いない。
なにしろイェースズはかつてエジプトの
イェースズは立ち上がった。ヨシェの遺体が持ち去られるとしたら、昨日は安息日だったからそれは今夜のはずだ。
もう雨はやみ、空は晴れていた。かなり満月に近くにまで膨らんだ月の光を頼りに、イェースズはヌプ、ウタリとともにヨシェの墓のある園へと急いだ。
たどり着いてみると驚いたことに、墓の入り口をローマ兵が警護していた。あれほど世を騒がせた男の墓ということで、使徒が遺体を盗みに来ることを警戒しているらしい。
兵士は番とはいっても、何分もう夜半近くなっており、槍を肩に座って仮眠をとっている。
静寂の時が流れた。その静寂を破ったのは、大勢の足音だった。しかも、ばらばらではなく、歩調を合わせて行進している。その足音は、次第に近づいてきた。イェースズたちはもの影に身をひそめた。やがて、十人ほどの白衣の男たちが、墓の方へとみごとな隊列を組んで向かってきた。
その人々を見て、イェースズはやはりと思った。まぎれもなくエジプト・エッセネの白色同胞団だ。ローマ兵は目を覚まし、慌てて墓を背に槍を構えた。それにも構わずに、白衣の兵は行進してくる。そして墓の前まで来ると、回れ右でまたもと来た方に向かってゆっくりと行進していった。
ローマ兵は圧倒され、槍を構えたまま何もできずに硬直していた。しばらくするとまた、白衣の一団は戻ってきた。やはり歩調を合わせての行進だ。
そして今度は墓の前まで来ると一斉に足を鳴らして立ち止まり、入り口をふさいでいた石をいとも簡単にどけて、何人かが中に入った。
そして少したってから、中に入った人々は出てきた。彼らの腕には、布を取り去ったヨシェの遺体が、しっかりと抱えられていた。
少しも乱れず二列縦隊で、歩調も調えての行進が近づいてくると、イェースズはまた木の陰に隠れた。そして行進が自分と最も接近した位置に来た時、思わずイェースズは飛び出した。彼らの歩調がそれで乱れることはなかった。
「私はこの方の、信奉者だったんだ。遺髪を、遺髮を下さい!」
行進は止まった。イェースズはヨシェの頭髮を、少しだけ抜いた。そしてその眉間に手をかざした。その間、同胞団の人々は、全くの無言だった。
白色同胞団は、無言兄弟団ともいう。その無言のまま、彼らはヨシェの遺体とともに月の光の中に白い衣を浮かび上がらせ、行進して行ってしまった。
イェースズも黙って、深く目礼してヨシェを見送った。
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