国家と戦争

猿でも分かる世界史 五盛戦争

 xxx年。

 中世において初めて多国が混在する状態となり、国家間で大きな争いが起きた。中でもホルストとトゥーラ、バーツィット連合の争いを三華戦争と呼ぶ。


 ホルストを支配する賢士の盟主、ジーキンスは国民の脱走をより厳しく取り締まるため軍を編成。軍国主義を築き自らが総統となり独裁政権を敷く。

 ホルストを絶対視するジーキンス達賢士はホルストの使徒ホルシスを名乗る。このホルスト絶対主義をホルシスムという。

 ホルストはトゥーラ、バーツィットの連合に勝利した。


 トゥーラはホルストを脱したテーケー達の国家である。来るもの拒まずの精神と開拓における情熱は建築や絵画、音楽など芸術の領域にまで影響し、その美しい街並みは虹の郡都と呼ばれた。

 トゥーラは首都を置かず、各都市に自治を任せ自由の国として名を馳せたが、ホルストとの戦争により滅亡し、その大部分を失う事となる。


 バーツィットは賢士ドーシックが建国し、自由と平和を旗印とした。国家思想は共産主義であり、ドーシックは現在においても赤き父として知られる。

 トゥーラと反ホルシスムを掲げ遠交近攻を取るもドーシックが倒れた後は力を失い、トゥーラの滅亡後はホルストと和睦を結ぶ。


 フェースとドーガの両国は上記三国とは別にシャボテン島海域で開戦。フェースは破れドーガの支配下となり、現在も独立は認められていない。このフェース、ドーガの問題はカリムの鎖として知られる。



 これら同時期に勃発した戦争をまとめて五盛戦争といい、歴史上における最初の大戦として記録されている。

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