異星創造史

文明と文化の発展

世界史Ⅰ 五大文明

　人類は遠く離れたシャボテン孤島より大陸に進出し、長い歴史を重ね文明を築いた。取り分け巨大なものとしてはリャンツボ文明。リャンバ文明。ツィタ文明。ヤツベ文明。グラマ文明の五つが挙げられ、これらを五大文明と呼ぶ。現代社会に残る多くの国々が、これら五大文明の流れを汲んでいる。

　リャンツボ文明は巨大な文明であり、人類文化の祖といわれている。早い段階から工業や農業を実用化し、人類の生活水準を引き上げたのがこのリャンツボ文明である。そこから派生したリャンバ文明は芸術文化に優れたとし、遺跡には精密な図画などが残されている。

　ツィタ文明はリャンツボ文明とはリャンバ文明の近くで発展した。両文明より多くの知識を学び、それを昇華させて発展してきた。思想や哲学に優れる。

　リャンツボ文明。リャンバ文明。ツィタ文明を合わせて、三華文明と呼ぶ。距離の近い三つの文明圏が統合されず個々の特色が強く残ったのには諸説あるが、一般的には人口増加による分裂が原因ではないかといわれている。

　ヤツベ文明とグラマ文明は三華文明とは遠く離れており、それぞれ単独で発展、繁栄していった。特にヤツベ文明はバーツバやツァカスといった列強諸国の源流であり、現代社会においても極めて強く影響している。