4月の新生活 「清登目線」
今年から高校生になる清登は入学式の1週間前から心臓が破裂するぐらいに胸が高ぶっていた。
そんな緊張しながら入学式の前日を迎えた。
そんな夜のことだった。
「ピコン」
清登のスマホに1つのLINEが届いていた。
「こんな時だれやろ?」
清登のスマホの画面にはこう記されてあった。
「今年からよろしくね!」
LINEをくれたのは同じクラスになる華美だった。
こんな緊張してる中そんなLINEをくれて清登は嬉しかった。
「うん!よろしく!」
そして2人はそこから電話をして、気づいたら朝の7時だった。
「やば!もうこんな時間やん!」
「やらかしたかしたな笑」
そして2人は入学式を迎えた。
迎えたものの、華美と清登は寝ぼけていたせいか自分の行動さえうる覚えのまま入学式が終わり各自自宅へ帰宅した。
次の日…
クラスのみんながザワついている中、1人で読書している清楚な女の子がいた。
それは香織だった。
そして華美が気を遣ったのか声をかけた。
「何読んでるの~?」
少し不安そうに香織は答えた。
「小説だよ」
「そうなんだ~!どんな話なの?」
「ミステリー系だよ」
少し華美に心を開いたのかそこから会話ははずんで2人はLINEを交換し、毎日一緒にいるぐらい仲良くなった。
そんなある日…
清登のスマホに一通のLINEが届いていた。
それは華美からだった。
「今度遊ばない?」
清登は快くその約束を受けた。
「全然いいよ!」
「あ、ちなみに同じクラスの香織と大輝もいるけどいい?」
「あ~、2人喋ったことないからちょっと不安やな~。
もう誘っちゃってる感じ?」
「うん…いや、実は数日前のことやねんけど…」
~数日前~
香織…「華美、相談があるんだけど‥」
華美…「どうしたん?」
香織「実は、同じクラスの大輝くんから遊ぶ約束されちゃったんだけど…」
華美…「遊んだらいいじゃん!」
香織…「そうなんだけど、初めてだし不安なんだよ」
華美…「そういうことか~」
香織…「うん…」
華美…「・・・あ、いいこと思いついた!」
「実はうちにも同じクラスの清登っていう男の子の友達がいるんだけど清登交えて4人で遊ばない?」
香織‥「いいね!賛成!」
~現在~
華美は香織に相談されたことを清登に全て打ち明けた。
そしたら清登は納得いき、4人で遊ぶことになった。
しかし、この約束が4人を地獄に陥れることは誰も知らない………………
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