恋から始まった仲良し

4月の新生活 「大輝目線」

～2019年4月～

大輝は今年から高校生だ。

大輝は親の関係で今年から関東から関西へやってきた。

「なんかドキドキするな～

関西ってどんな世界なんだろう」

そんなことを思っていたらいつの間にか入学式当日だった。

そして入学式が終わり、大輝は満足気に家へ帰ってきた。

「なんだ、思っていたよりみんな仲良くしてくれるじゃん」

大輝は思ってたより早く関西の学校に馴染めた。

それから数日後学校でクラブ紹介で軽音楽部が披露していた。

大輝は何気なく隣にいた同じクラスの香織に声をかけた。

「軽音楽部入らないの？」

「入らないよ。

私なんかが入っても仕方ないもん」

即答された。

「・・・・そうなんだ笑」

大輝は少し気を遣った。

そしてクラブ紹介が終わり教室に戻ると大輝は同じクラスの綾香と一之輔で遊ぶ約束を立てていた。

綾香は女子一人じゃまずいと思い大輝に言った。

「もう1人女子誘ってくんない？誰でもいいからさ！」

「うん！全然いいよ！」

大輝は快く返事した。

そして大輝は香織の元へ駆けつけ香織に声をかけた。

「綾香と一之輔と遊ぶんだけど一緒に遊ばない？」

「いいよ！」

香織はなんの躊躇いもなかった。

「遊ぶ計画も立てたいし、LINE交換しない？」

「いいよ！」

香織は快く交換した。

そしてその日から大輝と香織は毎日LINEするようになった。

そんなある日、「今度遊ばない？」

大輝が何気なく香織を遊びにさそった。