第64話・被害者の会
「ストライクアウト! ゲームセット!」
京平がホームラン打って、九回表。
それからは早かった。
四球でランナー出してしまったものの、ツーアウト一塁の場面。
四番の牧谷さんとの勝負。
相棒の一発で勢い付いた今、もう必要以上にこの人を恐れることは無い。
そう思ったらもう気が楽だった。
ストライクゾーンに積極的に放ってカウントを狙う。
ストレート主体で攻め、チェンジアップで振らせる。
カウントツーツー。
最後は、インハイストレート。
鈍い音を鳴らして転がってきた球を、しっかりと掴み、ファーストへ送球。
スリーアウト。
5対3。
平業高校、準々決勝進出である。
「礼!!!」
「「「したァ!!!!」」」
炎天のグラウンド。球児達の声が響く。
その響きが消えたとき、やっと終わったのだと実感できた。
「ヤバい、何か長かった……」
「見ろよこれ。アンダーシャツから汗絞れるぞ」
「マジで負けたかと思った……」
先輩達も肩の荷が下りたみたいだ。
つか汗凄え。雑巾絞るみたいになってら。
本当、半年くらいやってたんじゃねぇかって思うほど、長く辛い試合だった。
この試合、色々思うことはあった。
新宮や、弟の事を思い出して、トラウマに飲み込まれそうに……いや、飲み込まれたな。
牧谷さんの、あの言いようのない迫力。
努力を積み重ねた天才。
そういう連中が持つ覇気というものを、俺は恐れているらしい。
そこから救ってくれたのは……。
(森本京平という捕手が、いかに偉大か。毎試合毎試合、思わされて仕方ない)
あれ、そういや。京平達どこいった?
・森本京平side
試合が終わってトイレに来ていた。
自然とマキ、イサム、シュージも集まってきた。
「安心したら小便止まらねぇ」
「俺らが来てから3分経過ッス〜」
「どんだけアドレナリン出とんねん。その量気付かないわけないやん」
「アハハ。真紀も京平も凄かったもんね。僕もスタンドから見てて興奮したよ」
「そうか?でも、本当に凄いのは……」
「あぁ。迅一やな。アイツがいなけりゃ、俺達は走り出す事もできんかったわ」
この試合は本当に肝が冷えた。
国光さんの退場、泉堂さんの敗北。
迅一が折れた時は、流石に駄目だと思った。
それでも立ち直ってくれた。そして、チームを鼓舞するピッチング。
(感謝してもしきれねぇ。本当……)
「京平ちゃんの見る目は、間違ってなかったって事ッスね!」
「その通りだった。後で詫びに行かないとね」
「そーそー。後でちゃんと……ん?」
礼を言うのは分かる。だが、詫びるってなんだ?
そう思って振り返ると。
「……練馬」
「やぁ、京平。皆も」
懐かしきチームメイトと、再会した。
「試合前に言ったこと、謝りに来たんだ。本当に申し訳なかった」
「気にすんなや。俺らもムキになったとこはあるからな」
「いや、だとしても。君達の大切な仲間を侮辱してしまった。それは、プレイヤーとして、人として。やってはいけない事だ」
練馬は下げた頭をそのままに、言葉を紡ぐ。
俺が何か言うまでそのままなんだろうな。
「過去の事に固執して、初めから同じステージで戦う事もできてなかった。君達は、寺商を、そしてさらに先を見ていた。僕は京平や菅原達しか見ていなかった。その時点で、あそこで戦う資格すら、無かった」
「……戦ってみて、どうだった?」
「……京平が惚れ込むのも分かる。彼は凄いよ。牧谷氏とはじめて会ったときと同じ感覚になった」
「そうか」
「嫉妬していたんだ、菅原に。僕はずっと京平に認められる投手になろうと努力していた。でも、その京平が選んだのは、京平に勝とうともしていない、弱小校の投手だった。自分の今までの努力を、否定された気分にすらなったよ」
当時のマキが、他の捕手とバッテリーが組みたいと言ってきたら、俺だって同じ様に思っていたかもしれない。
「それだけに、面白くなかった。牧谷氏に心を折られていた彼を見て。森本京平は何故こんな投手を選んだのかって」
「お前……」
「彼の努力は知っていたんだ。勝つ為に凄く研究したからね。本気の彼と戦うのが楽しみでもあった。だから許せなかった。牧谷氏に心が折られた彼を見て。こんな奴に僕は負けたのかって。だから力が入ってしまった。結果的に敵に塩を送る形になったけど……」
練馬は、迅一を憎いと思うと、同時に、期待していたのだと言う。
迅一の努力を知ってしまったから。
きっと、良いライバルになれるだろうって。
でも、どうしても引っ掛かりがあった。
だから、この試合で、どうしても晴らしたかったのだ。
長年積み重ねたプライドとは、分かっていても中々壊せないものだ。
「ホームランを打たれた時。悔しかったけど、スッキリしたよ。あぁ、これが今の差かってね。うん、認めるよ。菅原は凄い選手だ」
練馬の顔は晴れ晴れしていた。
引っ掛かりが、全て取れたみたいだ。
「目標ができた。今度こそ君達を倒す。これから更に上を目指して、平業を超えてみせるさ!」
「……楽しみにしてるぜ、隼」
久々に、練馬を名前で呼んだ気がする。
・菅原迅一side
同日夜。
流石に監督も参ったらしく、今日は解散となり、明日ミーティングを行う事となった。
帰り道、携帯が鳴った。
そこに表示されたのは……。
(知らない番号だ)
恐る恐る出てみる。
「はい、菅原です」
「やぁ。久しぶり、兄さん」
「お前、
懐かしき、そして、忌々しき声だった。
「ただいまー……」
「お帰り」
「……親父。試合、観に来てたんだってな」
「……まぁな」
俺は荷物を置いて、リビングの椅子に腰掛ける。
本当ならすぐにでも部屋に戻り、着替えたいところだが。
今日は珍しく親父と二人きりらしい。
さっきの電話の事もあって、話したい事もあった。
「何だ?」
「……いや」
しかし、内容が纏まらない。
どうにも、俺は両親との会話が苦手だ。
父とも母とも。
どちらも野球に関して衝突した事がある。
大概、弟に対する俺の劣等感が引き金になって。
「どういうつもりだよ。ずっと柊古しか見てなかったくせに、今更」
「親が子供の試合を観に行って何か悪いか」
「平日で、しかも炎天だ。今までガキよか仕事優先してた野郎が、今更そんな事したらおかしいと思って当然だろ」
「たまたま休みが取れたからな。……霧城に勝ったというから、見たくなったんだ」
「負けてたら興味無かったってか?結局強い奴にしか価値を感じられねぇのか?柊古は全国行って、俺は予選止まり。だから今まで見てくれてなかったのか!?そういう差別が親のやる事か!?あ!?」
掴みかかりそうになる手を抑え、でも言葉は強くなる。
駄目だ。止めろ。こんな事言ってたってどうにもならねぇって、分かってるだろ。
「……」
「何とか言えよ、なぁ。言ってくれよ。お前には期待していないでも、野球を続ける意味なんか無いでも。今までと同じだろ……。中途半端に優しさ見せられても、今までの事割り切れるわけないだろ……ッ」
「……そんなつもりは、無い」
「……ッ!」
もう無理だ。これ以上一緒にいたら、冷静さを欠いてぶん殴りそうになる。
俺は階段を駆け上がって自分の部屋に向かおうとする。
「……アウトハイのストレートが乱れ気味だ。あれだと、準々決勝以降の打者は平気でスタンドに飛ばしてくるぞ」
「……そうかよ。ご忠告どうも」
いつもより、強めにドアを閉めた。
2時間くらいして、また携帯が鳴った。
神木だった。
「……何だ」
『お疲れのとこ悪いが、今から出て来いよ』
「何で」
『話があるからに決まってんだろ。駅前のファミレスで待ってるぜ』
「そんな気分じゃねぇよ……」
『だとしても、待ってる』
そう言って奴は電話を切った。
「……何なんだ」
親父と会わないように家を出て、駅前のファミレスに着いた。
中に入って神木の名を伝えると、席に案内された。
案内してくれたバイトの店員さん、どうやら俺と神木の対戦を見ていたらしく、偉く興奮していた。
「……よう」
「おう。何だ、随分湿気たツラしてるじゃないの」
「色々と、な。んで、何だこのメンツ」
そこにいたのはどういうカテゴリで集められたのか、というメンバー。
神木、牧谷さん、鈴さんだった。
「まずは笠木先輩、菅原。準々決勝進出、おめでとうございます」
「今日負かされたばっかりの奴を祝うのは癪だが、まぁ、楽しかったぜ」
「は、はぁ。どうも」
本当何なんだ。
隣に座る鈴さんも、何だかニヤニヤしているし。神木のことだ。きっとロクでもないこと考えているに違いない。
「それで。本題なんだが……」
ゴホン、とわざとらしく咳払いする神木。
俺の疑いの心が積もっていく中、それを忘れさせる程の衝撃が襲い掛かってきた。
「第一回、菅原迅一被害者の会プレゼンツ、向上委員会ー!!」
「「イェーイ!!」」
店内なのでそれを考慮した声量だが、衝撃も相まって滅茶苦茶大きく聞こえた。
何、向上委員会?
「俺達菅原迅一被害者の会は、夏の大会で涙を飲まされた菅原迅一が負けないように、さらなる成長を期待して発足した会です」
敬語になる牧谷さん。そんなキャラなんすか?
「涙を飲まされたって……。ていうか、鈴さんはまだ試合してすらいないでしょう。練習試合でも負けたのは俺達の方だし」
「俺は試合には勝ったが、勝負には負けた。それに、お前が成長してくれたら、準決勝で戦う時はもっと面白くなるだろ?」
あれなのか?
四強ともなれば強さに飢えてしょうがないのか?
俺より強い奴に会いに行くじゃなくて、俺より強い奴を作ってく、なのか?
「とまぁ、そんな感じで、駄目元で声をかけたんだよ。二人共、快くオーケーしてくれたからな。遠慮なく勉強していけよ」
「あ、あぁ」
神木は俺と新宮の事をある程度知っているようだ。
だからこその気遣いなのだろうか。
まぁ、多分投手の事を知りたいからってところもあるんだろう。ただ善意でやっててもメリット無いだろうしな。こんな凄い先輩達から学べれば、打者としても良い経験になるだろうし。
折角用意してくれたんだ。ありがたく頂戴しよう。
「じゃあ……よろしくお願いします」
「「「おう!」」」
「おっす……。どうした?」
「え?」
翌朝。
部室で頭がショートしたままボーッとしていたら、京平が声をかけてきた。
いかんいかん。昨日の衝撃がまだ残っていたか。
「あー、その話は置いといて……。聞いたぜ、練馬と和解したんだってな」
「あぁ……。俺達との勝負に固執しすぎてたって反省してたぜ」
「京平も郷田も、未来を見てたもんな」
「あぁ。これから先を見ていくとなれば、秋大以降の練馬は手強いぞ」
「違いねぇ」
俺達だけじゃない。
敵も経験を積んで強くなっていくのだ。
だから、今以上に練習しないとな。
「あれ、他の三人は?」
「マキ達か?俺より先に来てたと思うぞ。グラウンドにいるのかもな」
「そっか。じゃあ行こうぜ」
「おう」
俺と京平がグラウンドに行くと、先輩達もぞろぞろと集まってきていた。
「国光さん、どうだと思う」
「分からん、頭だからな……。減速したとは言え、ダメージが無いわけないから、絶対安静とか登板禁止は普通にありえる」
「縁起でもねぇ……けど、そうだよな」
皆国光さんが心配みたいだ。
昨日の事故の後、すぐに病気に運ばれて検査を受けたらしい。
意識はあるから大丈夫だと言われていたが……。
「先輩達、落ち着かないな」
「一年以上一緒にやってんだ。俺達以上に心配だろうな」
「京平は目の前で見てたのに冷静だな」
「冷静なもんか……。二度も、目の前で投手が辛い目にあったんだぞ」
京平の拳の震えが物語っている。
郷田が肩を壊した時と重なるのだろう。
ましてや、国光さんは野球どころか、日常生活すら危ぶまれるような出来事だ。
そんなものが目に焼き付く。
トラウマになってもおかしくない。
「あっ、監督だ」
「諸君、おはよう」
「「「おはようございます!!」」」
「早速だが、国光の件で話がある。検査結果が出た」
雰囲気が一層固くなる。
どうなったんだ……。
「医者……先生の判断では、プレーをする事に支障は無いとの事だ。大会でも問題なく登板できる、と」
その言葉を聞いて、全員フゥーと溜め息が漏れた。
良かった、無事だったんだと誰もが喜んだ。
が、しかし。
「だが、様子見の為に、一試合の安静を条件にされた。つまり、準々決勝、千治との試合は、国光と嶋抜きで戦わなければならない」
「「「……」」」
静寂、緊張。
このチームの二柱が離脱して、四強と勝負しなければならない。
霧城戦までは、登板できるだろうと思ってまだ安心できていた。
だが、千治では絶対に出られないと思って戦わなければならないのだ。
「案ずることは無い。ここまで、誰もが無理だと思っていた試合で勝ち抜いてきたんだ。自分達の野球ができれば、千治とて決して勝てない相手ではない」
確かに。
何かもう、ここまで来ると、迷ったってどうしようもないと思うところもある。
ハッキリ言って、その試合その試合で命懸けだったから、なるようになるのではという考えにもなっている。
ポジティブになったと喜ぶべきか、傲慢になったと反省するべきか。
「試合は明後日。また気温も高くなるので、体調管理には気を付けるように。今日は夕方まで各自練習して、夕方のミーティングでビデオをチェックするのでそのつもりで。以上、解散!」
俺達一年は一箇所に集まって、京平主導の元、練習メニューを消化していた。
俺と京平のバッテリーで、野手陣と対決するというものだ。
昨日も結構投げたので、あまり負担にならないように球数制限はしている。
何球か投げた後、京平が質問に来た。
「お前、昨日何かあった?」
「何が?」
「いや、いつもより調子良い気がするんだが」
「あぁ……実はな。鈴さんとか神木とか牧谷さんと、勉強会やったんだよ」
「勉強会?つか何だその組み合わせ」
「俺も同じ事聞いたよ。菅原迅一被害者の会だってさ」
「ブッ。そりゃ面白いな」
「そうか?まぁ、そこで、ストレートの改善案が色々出てな。一番良いのを投げてみたんだ」
「……もしかして、さっきボーッとしてたのって、それか?」
「あぁ。座学だけかと思ったら、その後練習場に連行されて、実戦までやらされたよ」
「ふーん。良い経験になったじゃないか」
「まぁな。向こうにもメリットがあっての会だから、むしろ安心して勉強できたぜ」
「そうか。よし、この調子で行ってみようぜ」
「おう」
「「「おーーい!!」」」
「「うん?」」
大声で呼ばれた気がして、その方向を見ると、先輩達が俺達を呼んでいた。
何事かと思って駆け寄ると、凄い迫力で素振りしていた。
「俺達のバッティング見てくれよ」
「え?自分達がですか?」
「ここまでの試合、ずっとお前らに頼り切りだったんだ。寺商との試合では特にそれを実感して、情けなかった。だがら、今度こそ、お前らの力になりたいんだ」
「至らない先輩なのは分かってる。情けないと鼻で笑ってくれても良い。でも、この大会、ここまで来て、何もできないなんて、悔しいんだ。だから、俺達を強くしてほしい」
先輩達が頭を下げる。
一年はアタフタと頭を上げてくださいと言う。
直接の得点に結びついたのは、烏丸さんや藤山さん、京平達。
下位打線の先輩達は、お世辞にも結果を出し切れていないのは、否定できない。
上級生としてのプライドもあるだろうに、それを捨ててまで俺達に本気の姿勢を見せてくれるのだ。
断る理由はない。
そう思ったのだろう京平が膝を付いて先輩達より低い位置に頭を持ってくる。
「分かりました。自分達もまだまだ未熟ですが、それで先輩達の力になれるなら、喜んで」
ありがとう、と先輩達は声を揃えて言った。
そして、濱さん山岸さんと投手がバッテリーを組み打者と対決、それを京平と郷田が監督して打撃指導するという形で練習が始まった。俺は審判。
視界の横では、星影さんが島野と荒巻を連れてどこかに行っていたのが見えた。
田浦と青山は対戦のビデオ撮影……準備良いなアイツら。
・菅原柊古side
「兄さん……」
双子の兄、迅一との昨晩の電話を思い出す。
やはり兄は僕を嫌っているのだという事を実感し、少し気分が落ち込む。
事の始まりは父から掛かってきた電話である。
「迅一の試合を観てきた。もしかしたら、甲子園でお前と対戦するところが見れるかもしれない」
冷徹という言葉が服着て歩いたような人間の父が、珍しく嬉しそうだった。
そして、父が見たという光景に、僕自身も嬉しくなって、勢い余って兄に電話してしまった。
兄は、運悪く家族とコミュニケーションが上手く取れずに高校まで来た。
野球好きの父は、本人にそのつもりは無くても、僕にばかり構って兄を蔑ろにしてしまったところはある。
その上、兄がいじめにあったから野球を辞めると言えば、その背景を知らず、我儘だと思って怒鳴ってしまうのだ。兄には最悪の人間に見えてしまうだろう。
母は優しかった。リトルを辞めたいと言った兄を素直に離してくれた。でも、野球に魅力を感じていたわけじゃないから、野球を否定してしまうような事を言った。わざとではないのだが、タイミングが悪い事に兄は兄自身を否定したように聞こえる部分だけを聞いてしまったので、塞ぎ込んでしまった。
結果、兄は両親不信になった。
本当にタイミングに恵まれなかったのだ。
兄は誰からも直接褒められた事が無かった。両親からは才能を、新宮には存在自体を否定された。そして僕は恐らく、兄の野球を否定してしまっていた。僕はそんなつもりなかったけど、兄にそう見せてしまった。
僕は兄を尊敬している。天才だと周りから言われても、兄の方が凄いんだと思っている。
だから、中学で拒絶された時はショックだった。あれだけ新宮の事で頑張ったのにって、思わなかったわけじゃない。でも、あの事件は僕じゃなく兄が自力で解決するべきだったんだって、今は後悔している。
でも、高校でまた頑張ってるんだって知れて、嬉しかった。
今でも嫌われているみたいだけど……。
「楽しみだなぁ……。また一緒に野球できる日が来るなんて……」
兄さんと野球がしたい。
その為に、兄さんと戦うに値する敵でいよう。
そう思ってまた素振りを再開した。
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