第3話
彼女に会いに行こうとは思ったが彼女は自分とは少し離れた場所に住んでいた。なので、彼女に会うために彼女が通っていた高校に行こうと思った。彼女の通っていた高校は県内ではあるが少し離れたところにある。電車で以降とすれば2時間近くかかってしまう。
そのため、俺は両親に独り暮らしをさせてくれるよう頼み込んだ。両親は基本的に放任主義で何でも自由にやらせてくるが、今回ばかりは許しが出なかった。
しかし、俺は諦めずにお金をためてみることにした。元の世界でエンジニアとして働いていた経験を生かしてサービスを展開してみたりwebサイトを構築してアフィリエイトで収入を得られるよう努力した。
あまり稼ぐことはできなかったが、両親はこの頑張りに免じて許しが出してくれた。
もちろんこの努力を続け良い大学に入るという条件で…。
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