第2話
俺は中学生に戻ってから状況を整理した。
この世界は俺が以前いた世界と全く同じ世界のようで基本的にその頃と同じ出来事が同じ頃に起こった。
過去とは異なる行動を取ると多少の変化は起こる。
例えば、中学校の頃に入っていた委員会を変えてみると当時俺の委員会の顧問をしていた先生が新しく入った委員会の顧問になり同じようなことで注意された。
この事から、どうやらこの世界は元の世界とは違った行動を取っても元の世界と同じように収束するらしいことがわかった。
それから、なんとなくこの世界で生活していたがずっと元の世界の彼女の事が気がかりだった。
俺は彼女を愛していた。
こちらに来てから彼女に会えていない事で俺は少なからず以前よりも元気がなかった。
そして、ある日思い付いたのだ。
彼女に会いに行こうと…。
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