第11話 テスト週間②
更新遅れてごめんなさいm(__)m 必ず更新はしていくのでお付き合いください!
それではお楽しみください(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
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俺は今とてつもなく幸せだ…… なんだかって? だって好きな人が俺の部屋で料理を作ってくれて、それを食べれるんだから。こんな幸せな事中々ないぞ。
それになんて言ったって料理は絶品だ…… 今日はテストに勝つという事で豚カツとミックスサラダ、お味噌汁に豆腐とほうれん草のおひたしだ。栄養バランスまでしっかりしている。
俺は食卓に並べられた料理に感動した。ただ何故か水島さんの分はなかった。
『こんな美味しいそうな料理を食べれるなんて……でもなんで水島さんの分がないの……?』
『えっ…… その……喜んでくれて嬉しいです……。それは……まだお腹が空いていないので…その……後で自分の部屋で食べようかなって……』
ご飯食べないかって提案してきたのに食べないのか…… 俺だけのためにここまでやってくれるなんてなんで良い子なんだ。
『そうなんだ…… 気を使わせてごめんね?それじゃあ食べても良いかな……?』
『いえ…… 食べてくれると嬉しいです……』
俺は夕食をものの数分で食べてしまった。美味しすぎたからね。
『ふぅ…… ご馳走様でした!めちゃくちゃ美味しかった!』
『その……お粗末様です…… 喜んでくれて嬉しいです……』
『水島さんはまだ勉強する……?』
『えっと…… もう終わろうかなと。後は軽い復習に……するつもりです。』
『そっか…… それじゃあ家に帰るのね。今日はありがとう!』
『いえ、大丈夫です…… その……また明日……』
『うん、それじゃあね。また明日!』
そうして水島さんは料理をタッパーに詰めて帰っていった。一緒に食べてくれたらもっと美味しいのにな……
俺もある程度は勉強は分かったので復習に取り掛かって12時には寝る事にした。
そして俺は朝起きて用意をし、いつも通り水島さんと一緒に登校した。
今日は昨日と違っていつものクラスでテストだが、席順は出席番号順なので水島さんと隣ではない。ただ席を離れる前に水島さんに頑張ってくださいと言われたので俺は死ぬ気で頑張ろうと思う。
そして今日のテストが終わったら、明日告白するための約束をしよう。明日は午前中にテストが終わって、その後全校集会や宿泊行事の説明などがある。
ただとりあえずは目の前のテストに全力を注ごう。俺は一つ一つのテストをこなしていった。時間が余っても最後まで見直しなどをしっかりした。
そして最後のテストが終わっていつもの席へと帰った。隣では水島さんが今日のテストを振り返っている。
『お疲れ様、水島さん。今日はどうだった?』
『えっと…… 漢文が東君の教えてくれた所が出てて…… 凄く良い感触でした……』
『本当!? 俺が教えた所なんて水島さんに比べればほとんど無いに等しいけど、それでもそう言ってくれると嬉しいなぁ……』
『いえ、そんな事ないです…… ありがとうございます……』
『ううん。こちらこそありがとう! それで今日はこの後どうする……?』
『えっと……実は用事があるので…今日はこの後勉強出来そうにないです…… わからなかったら夜RINEで聞いてくれると…助かります……』
マジか…… てっきり今日も一緒に過ごせるものだと思ってた……
でもテスト期間に用事なんて大変なんだな…… バイトのシフトが変えられないとかだろうか?
それじゃあ今明日の約束取り付けないと……
『あのさ! 明日の話なんだけど……』
『は、はい……』
『明日の放課後4時に……その……体育館裏で話たい事があるんだ……』
『えっ……』
『だからその時間を空けてもらえると助かるかな…… それじゃあ!』
俺は緊張してしまいすぐに逃げ出してしまった…… ただ約束自体は取り付けたからまあ結果オーライではある。ただ来てもらえるかはわからないけど。
俺は明日の告白の事は一旦忘れて、明日の英語のテストに向けて勉強に取り組んだ。
そして夜が明けて運命の告白の日を迎えた……
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