第18話 死罪級の犯罪


 朝、いつものように2人でアイスコーヒーとアイスカフェラテ飲んでいるのだが昨日の事も相まってミウと少し気まずい。


 (さて、どうしたもんか…)


 と考えていたら突然チャイムがなった。


「たぶん私だわ。それじゃ行ってきます兄さん…」


 そう言ってカバンを手に取り玄関へと向かっていくミウ。


(わざわざ毎日迎えに来たりして一体どういうつもりなんだか…俺がミウの後ろ姿を見ながら通学できなくなっちゃったじゃん…)


なんて悲しみに浸りながらコーヒーを飲み、ちょうど飲み終わってから俺は


「ヒカリももうすぐ来る頃だし、俺もボチボチでるか…」


 と玄関をしっかり施錠して外へと歩きだす。


 ちょうどナイスタイミングでヒカリが登場しそのまま合流する。


「おはようヒカリ」

「アキラくんおはよう」


 普段通りあいさつし、ヒカリが気まずそうに聞いてきた。


「アキラくん…昨日はごめんなさいね。変な空気になってしまって…」

「いやいや、ヒカリが悪いわけじゃないし…それにヒカリのカレーめちゃくちゃおいしかったぜ?ミウもおいしそうに食べてたし…だからその後の事は気にすんな」

「あ、ありがとう。またいつでも作るからね!」


 おいしかったと聞いてヒカリが顔を赤くする。


 「ん?なんか顔赤くね?もしかして風邪でも引いたか?」


 とヒカリのおでこに自分のおでこをくっつける。


 みるみるヒカリの顔が赤くなってきて湯気でもでそうなくらいだが、なんとか熱はなさそうだ。


 おでことおでこを離して


「熱はないようだな!顔赤いけど気にすんなよ?なんとかなるさ」


 と口をパクパクしながら全身が赤くなる程照れて固まっているヒカリに言った。


「あぅ…あぅ…ハッ!」


 正気に戻ったヒカリはアキラに対して


「き、急になにすんのよ!もぅ…」


(心の準備ってもんがあるでしょう!急にあんな顔近づけられたら…私…)




 そうしてヒカリにはラッキーな出来事が起きた通学時間であった。



______________________________




 一条ハジメとミウ



「やぁおはよう今日も可愛いねミウさん」

「…毎朝家に迎えに来るのやめてもらえませんか?」

「いやいや、これも彼氏として当然の事だから、じゃあ行こうか」


 そうして通学路を歩く俺達、時々生徒たちから向けられる視線に優越感を覚える。


(白金ミウの彼氏だよ…)

(本当に付き合ってたんだ…)

(いいなぁ…俺も付き合いてえ)


 なんて声がたびたび聞こえてくる


(これだ…これだよ!俺が求めていたのは…最高の気分だ!)


 一緒に歩いているだけでいい気分になれる女、白金ミウ。まさに最高の女だ。


「そうだ。今日の放課後付き合ってほしい所があるんだけどいいかな?」

「放課後は色々やることがあるので…」


 無理です…とミウが言おうとしたら、一条が怖い目つきでこちらを見ていた。


「まさかとは思うけど…無理なんて事はないよね?俺が放課後付き合ってくれって言ってるんだよ?」

「…」


 何も言えずにいるミウ。


「ククク…ま!時間は取らせないさ。本当に少し付き合って欲しいだけなんだ…いいだろ?」

「…少しだったら」


 少し考えてミウは、わかった。と言った。


「ありがとう。昔の仲良い友だちにミウさんを紹介したくてね。今日ミウさんを紹介する約束をしてしまったんだ。ごめんよ」


 詐欺師の様な笑顔をこちらに向け微笑む一条。


(ククク…昨日の時点であの糞メガネにバレそうになっているからな。もしかしたら昨日、だれかにその疑惑を伝えてミウさんに白状させようとしたかもしれんが…この様子だとまだ誰にも言ってないようだな…)


 白金ミウの反応を見てまだ誰にも真実を打ち明けていないと確信するハジメ。


(だが、それも時間の問題だ…早めに…今日の放課後にケリを付けてやる。もう二度と俺様に逆らえない様、縛りに縛りあげてやるよ…白金ミウ)


 「ククク」と声が漏れてしまうがそんな事はもう気にしていない一条。


 今日の放課後行われるイベントで頭がいっぱいで笑い声がもれてしまう。


 そんな一条ハジメをケダモノ、ウジ虫以下のゴミを見るような目で見るミウであった。




________________________




 放課後


 一条に言われ、仕方なく後ろを歩いて着いていくミウ。 


 次第に人が誰もいないような廃倉庫が立ち並ぶ場所へと辿り着いた。



「こんな所で待ち合わせを…?」

「ごめんごめん。この中で待ち合わせしてるんだ。ほら中へ入って…」


 柵を越えて壊れたドアから中へと入る。


「この先で待ち合わせてるから」


 通路の向こうにドアが見える。早くこんな所から逃げ出したいミウだが、今の一条には逆らえない。それに昨日言ってしまったからだ。


 (兄さんには頼らない…自分の力で解決する。こんな状況、自分で解決できなきゃこの先どれほど兄さんに迷惑をかけるか…)


 少しでも兄さんの負担を減らしたい。今でも私のせいで色々負担をかけてしまっているのに、更に私の事で兄さんには迷惑をかけたくないという思いからミウは一条の後に着いていく。


(大丈夫。もし一条に何かされそうになってもすぐ走って逃げる…逃げ道は覚えた)


 そうして一条がドアを開ける。すると倉庫の中心で大きく開けた場所へでた。


 割れた壁や窓から空気が入り、意外とホコリ臭くない。


 今は夕方に差し掛かっており、壊れた天井から夕日がまばらに差し込んでくる。


 放置された机に寄り掛かるように誰かがいるのが見えた。


「あ!いたいた!おーいユージロウ!」

「よぉハジメちゃん。元気にしてた?」


 プハァ〜とたばこの煙を吐き出すユージロウと呼ばれた人。


 見た目は全身真っ黒で鎖の様なアクセサリーがたくさんついている服を身にまとい、金髪でサングラス、鼻にもピアスをしていて、とても普通の人とは思えない。


「元気も元気さ!ほらこの子が昨日電話で話した彼女のミウさんだ。…あいさつしろ」


 キッと睨みつける一条。


「はじめまして白金ミウです…」

「ふぅ〜ん君かぁ〜」


 私の顔にプハァ〜とたばこの煙をかけてジロジロ私を見てくる。


(こいつ…なんなの?煙たいわね…それにもう帰ったほうが良さそうね…)


「あの、私はもう用は済んだので帰ります。では…」


パシッと振り返り帰ろうとする手を取られた


「そんなつれない事いわないでくれよ〜せっかくハジメちゃんから電話で色々聞かされたんだからさ〜もうちょい仲良くしていこうよ」

「離して下さい!警察呼びますよ!」


 ポッケに忍ばせていたスマホで110に電話しようとするミウ 



 そのスマホを一条が奪い取った


「な!返しなさい!」

「いや〜そいつはなしっしょ?ミウさん…」


 ニヤニヤした顔で近づいてきた一条


「もうわかってると思うけど逃げられないよ?」


 スマホを奪われてもの凄い力で腕を掴まれているミウ


 (こうなったら…思いっきり腕を噛んでやる…)


 ミウの腕を掴んでいるユージロウに向かってその腕を思いっきり噛もうとしたが


「ダメダメ〜通用しないよそんな事〜」


 私の両腕が後ろで掴まれて動かせない。


(なんで?こんなはずじゃ…)


 すると カシャッ と音がした。


 音のする方を見ると一条がスマホを構えてこちらを撮っていた


「ククク…いいねぇミウさんその表情!たまんないねぇ!」

「あなた!こんな事してただで済むと思ってるの?犯罪よ!」


 怒りと恐怖で少し足が震えてくる…だけど早く逃げなければと考えるミウに


「ん〜犯罪ねぇ〜?けどバレなければ犯罪ってわかんないよね?」

「何を言っているのよあなたは…」

「これから君の…あんな写真やこんな写真を撮るつもりって事さ。ククク…もし警察にでも誰かに言ったら俺とユージロウが全力で君の写真をバラまいてやる。ネットだって学校だって、家の周りにだってばらまく…想像してみろ?お前はどうなる?一生恥さらしのまま生きていくことになるんだぞ?それに今は少年法で俺達は罪には問われない。言ってることわかるか?ミウさん…?」


「そ、そんな事って…」

「お嬢ちゃんには悪いが…プハァ〜…身ぐるみ全部剥がせてもらうぜ〜?」


 そういって私の制服のボタンを引きちぎった。


「ッ!!!」


 ボタンがはじけとんで白いワイシャツが丸見えになる。


「ほれ!もういっちょ!」


 ビリビリッと白いワイシャツのボタンも乱暴に引きちぎられる。

 その様子をスマホで撮影している一条。

 残るミウの格好は黒のキャミソールにスカートだけとなった。


「クックック…最高だね!!言っておくがお前が悪いんだからな!そのうち誰かに泣きついて俺に脅されたって言うはずだ!その前に手を打ってるだけだ!俺は悪くない…白金ミウ…お前が悪いんだ!だから絶対に口を割らないようにしなくちゃいけない!」


 カシャカシャといつまでも撮っている。


「ま〜俺としては理由なんてどうでもいいがな〜可愛い子と楽しめればそれでいいし〜」


 たばこをポイッと捨てた。


「それじゃ〜そろそろ本気で楽しむとしますかね〜」


 掴まれる手に更に力が入り身動きが取れない…もう逃げられないのを悟るミウ


「い…いやっ!」


 涙が流れてくる目をギュと閉じて想う。


(どうしてこんな事になったの?)(私一人じゃなにもできないって言うの…?)(あの時と変わらないじゃない…)(兄さんに頼らないなんて…私のちっぽけな強がりのせいで…)(こんな事になるなら兄さんとヒカリさんに相談すれば良かった…)(悲しい顔をしてた兄さん…私が頼らないって言ったから…)(もっと頼れば良かった…兄さんの事を…)





「にぃさん…ごめんなさい…」






 涙が頬を伝ってポタリと地面に落ちた。







 その瞬間






「ザザッ…あーあー!!」




 ものすごい大きな音で声が聞こえた



「マイクテス…マイクテス…あー!!!!聞こえてるな!!!?一条ハジメにそのお仲間のユージロウ!!!!さっさとその汚い手をミウから離せ!!!!」


 突如名指しで言われた2人はパニックに陥る。


「な!なんだこれは?」

「おい!ハジメちゃん?どういうことだ!?」

「し、知らない!お、おれは!」

「おい!一旦ここは逃げたほうがいいんじゃねえか??」



 なんて2人は話し合っているがミウの耳には聞こえていない。


(兄さんの声がする…兄さんが助けに来てくれた…?)


 するとまたスピーカーからザザッと音が聞こえ


「聞こえてるかミウ!!??今すぐ助けに行くからな!!!!!ザッ」


 兄さんが来てくれた!…嬉しけど怖くて声が出ない。足も震えて立っているのがやっとだった。


(来てくれた…来てくれた!!)


 私が小さい頃からずっと…ずーっと守ってきてくれた兄さん。


 どんな事があっても私の側にいてくれた兄さん。


 私のためならなんだってしてくれる兄さん。






 私の大好きな兄さんが来てくれた!






 そう思った突如、倉庫のシャッターにドッカァーーン!!!!と迷彩柄の完全武装装甲車が突っ込んできて、一条ハジメとユージロウと私の目の前にキィイイイーと止まった。


そしてバンッと後ろのドアが開いて両手には銃を持ち、全身黒を基調とした迷彩柄の服で姿をかくした人物が降りてきた。


 ゆっくりとこちらに歩いてきたその人物の顔が、夕日に照らされる。


「に…兄さん!!!!!」



 ユージロウの手から逃れるとすぐにミウはアキラに飛びついていった。


 もう何が起こっているのかわからなくて手に力が入らないユージロウ。



「遅くなってすまない…ミウ こんなに乱暴されて…怖かっただろう」


 ミウの服がボロボロになっているのを見て一気に頭に血がのぼっていくアキラ…

 ミウはそんなアキラに思いっきり抱きついて首を横に降っている


「ごめんなさい私…兄さんの迷惑になりたくなくて…」


 今まで言えなかった本心が言えた…恥ずかしくて言えなかった事がスラスラ言えるようになっていた。


「兄さんに守ってばっかりだった私に何か出来ることはないかって…少しでも兄さんに心配掛けないようにって私…」


 ポンポンと頭に手を起き、ヨシヨシするアキラ


「そんな事考えていたとは…ミウも大きくなったんだな。だけど兄ちゃんが来たからにはもう大丈夫だ。心配するなミウ」


 いつもの様に昔から同じことを口にする兄さん。本当に頼りになる兄さん…


「おい!?こりゃ一体なんなんだ?そんな玩具の銃見せればビビると思ったのか〜?」

「あ…あ…アキラ先輩…」


 一条ハジメは足をプルプル震わせて後ずさりをしている。逃がすもんか


 俺が片手を上げて前に振り下ろす。すると装甲車の中からダダダダダと10人が同じ格好同じ武装でサングラスに黒マスクをして降りてきて、一条ハジメとユージロウの周りを囲んだ。


「チッ!なんなんだテメーら!こんな事してタダで済むと「それはこっちのセリフだ」」


ユージロウの言葉を遮り、アキラが2人を睨んで言う。


「お前らこそだれの妹に手を出したと思っているんだ?言っちゃぁなんだが、世界で一番手を出してはイケない人物にお前らは手を出したんだぞ?」


フンッと笑うユージロウ




「何が言いたいんだお前?これから俺らをどうにかするつもりか!?」

「あぁそのつもりさ…ちょうど的が欲しかった所でな…」

「チームアルファは一条ハジメ・チームデルタはユージロウを拘束しろ!」

「な!?」

「ひぃっ!」

すぐにユージロウと一条ハジメは両手を硬く締められて上に持ち上げられ身動きのとれない状態へと拘束された。


そして一条ハジメが持っていたスマホを思いっきり地面に叩きつけて壊し回収する。


「まったく…俺の許可なしに撮りやがって…」

「え?なにか言った兄さん…?」

「ん!?い、いやなんでもないぞ?ミウが無事で良かったって言ったんだ…」


「…ありがとう…兄さん」


 ギュッとずっとミウは俺に抱きついて離れようとしない。


 俺も俺でミウの事を離さない。死んでも離さん!だけど心拍が上がりすぎて大変な事になってそうだな俺の心臓…と今はミウを救出できた事を喜ぼう…少し遅くなって怖い思いをさせてしまったな。次からはもっとスムーズに準備ができるようにせねば…と反省。


 ミウを俺のジャケットで包みこみ、車へとエスコートしてあげ、俺から離れようとしないミウをなんとか説得して車に乗せた。


 そうして両手を上げた状態で中ぶらりの2人の方へ歩いていく。



 「っ!!どうするつもりだお前ら!!!こんな事して警察に言ったらどうなると思ってやがる!!」


 辛うじて足が地面に届いているので、背伸びをした状態でいればなんとか楽な態勢とも言える。


「そうだ!!学校やネットに言いつけて晒すぞ!さっさと離せよ!!」


 ギャーギャー騒いでいる…さてとうるさい連中を黙らせるとするか…


「おい。言っておくが警察に言われたらまずいのはお前たちの方じゃないのか?」


「うっ!」 

「ぎくっ」

「うちの妹を騙して、脅して、乱暴までして…俺はお前らを絶対に許さん」

「へっ…だったらどうするつもりだってんだよ!?俺が帰って来なきゃ親が動いて警察に連絡がいくだろうが」

「大丈夫だその心配はない」

「えっ?」

「えっ!?」

「2人の親には長期海外留学に行っているともう話はつけてある。だから当分間、お前らはここで的としてがんばって欲しい。大丈夫。お前らのやった事と同じことをするだけさ」

「な、何言ってやがんだお前…」


 そう言って俺が手を挙げると黒迷彩軍団がせっせと三脚とビデオとモニターをセッティングし始める。


「なんだよ…これ…」

「ん?これはお前らが心から罪を認めて、謝罪できたら拘束を解いてやる。それまではこのビデオで24時間監視するつもりだ。それにいつでもネットでそっちの状況を見れるようにしてあるし、いつでも晒せるようにもしてある。言ってる意味わかるよな?」


 2人共みるみる顔が青ざめていく…


「あぁそれと的って言っただろ?」


俺がもう一度手を上げて2人に向けて下ろす…すると



パンッ!!!と音が鳴って一条ハジメが「イタッ!」と言った。


続けてもう一度手を振り下ろす。


バンッ!と今度はユージロウが「ぐっ!」と痛みに堪える声を出す…


「まぁまぁ痛いだろ?これをここにいる全員で1時間ずつ交代で撃ってもらう事にする…睡眠時間と食事だけは確保しといてあげるけど…後は知らない。今はまだそんな痛みで済んでるけど…明日にはどのくらいの痛みになってるだろうね?」

「い、いやだああああああああああああああああああああああああああああ」

「ああああああああああああああああああたすけてえええええええええええ」


 俺の表情に嘘はない。本気で言っていると悟った2人はギャーギャー「許して下さい」など「本当にやるつもりはなかった」だの御託を並べているがもう俺には届かない。ミウを脅し、騙し、傷つけた。それだけで俺にとっては死罪級の犯罪と一緒なのだ。許す道理はない。



 歩いてミウがいる装甲車の中へと入る。




「兄さん…!」


 ギュッとまた抱きついてきた。


(おいおい!どうしたんだミウ!こんなに甘えん坊になっちゃって!!!もしかして本当に俺の時代がきたのか!?!?!?)


「ミウ…」


 そう言って俺も抱きしめようとしたら運転席から


「あの〜〜すみません。もう家の側に向かってもよろしいでしょうか?」


 と全身黒迷彩の男が空気も読まずに言ってきた。


「…///」


 急な出来事でミウが顔を真っ赤にしながら、俺から離れて髪の毛を整えるふりをする。


「あ…う…」


(てんめぇえええええええあともうちょいでいい雰囲気になったのに!!!台無し!全部台無しじゃねえかあああ!!!!)


 キッと運転席のサバゲー好きおっさんを睨む。


(まぁ待機しろって言ったの俺だし…続きは帰って、次の日のお楽しみってやつにしようか)


「あぁ出してくれ」





 突き破ったシャッターの所を通り自宅へと帰って行くアキラとミウ。








 次の日、あのデレたミウは俺の夢だったんじゃ?と思える程、普段と変わらないミウがそこにいて、肩を落とすアキラであった。







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