不帰のダンジョンへ行くための準備

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 あらすじ:不帰かえらずのダンジョンへ行くために現地へ行く



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 俺は今日までに準備を進めてきた。




 ステータス画面を見る



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 阿良々木 空々アララギクウト 


【習得スキル】


 異世界言語 能力向上+α 


 ヘイトリアクション(特殊) 所持品収納(大) 疲労回復(中)


 気力アップ(中) リサーチ(小)罠回避率(小)回避率(小)


 衝撃耐性(中) 剣修練(中) 武器研磨(小) 魔力回復(小)


 気絶耐性(小) 毒耐性(中) 魔法攻撃耐性(中) 物理攻撃耐性(中)


 火属性耐性(小) 水属性耐性(小) 風属性耐性(小) 土属性耐性(小)


 精神耐性(大) 精神力増加(小) 物質具現化(大) 短剣製作(小)


 短剣修練Lv5 スタミナLv3 敏捷増加Lv2 腕力増加Lv1


 器用さ増加Lv1 短剣製作Lv2 弓製作Lv1 盾製作Lv3 


 防具制作Lv1 家具製作Lv1 アクセサリー制作Lv4 記憶書き出しLv4


 麻痺耐性Lv3 夜目Lv1 スタミナLv1 敏捷Lv1


 弓修練Lv2 短剣修練Lv6 気配察知Lv2 回避Lv3 


 魔力探知Lv1 解体Lv2 遠距離投擲Lv1


 火魔法Lv3 風魔法Lv7 水魔法Lv2 聖魔法Lv2


 光魔法Lv2 時空魔法Lv2 土魔法Lv1


 スラッシュLv3 集中力向上Lv1 回転切りLv3 


 ワンハンドクイッケンLv2 真空切りLv1 風操作Lv1


 スキルポイント残り0


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 やれることはやってきた。このステータス画面もこの神器が無ければ見ることは出来ない。


 今後見る機会があるかわからないが、【記憶書き出し】スキルでこの一覧は文章化して書きだして【所持品収納】にしまってある。


 そして、新たに習得した、この【記憶書き出し】スキルが非常に便利である。


 使い方は簡単。


 記憶にあるものをイメージしながら羊皮紙などに転写できるという物だ。

 文字でも絵でも風景でも、だ。


 文字や風景に関しては一人で勝手に検証することが出来た。

 あと、よほどのことが無い限り消えない。


 アリーシャに許可をもらって、ある場面を記憶転写する旨伝えたところ、それもうまくいった。それを見たアリーシャに押し倒され、翌朝までベットの耐久性チェックに付き合わされたのは余談だが。



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 かくして俺たちは、不帰のダンジョンへ行く為にダンジョン前の宿舎に到着していた。


 途中の話し合いで姫奈は神器を出す事渋っていたばかりか、不帰のダンジョンへ入ると帰ってこれない事を指摘すると怒ったように王都に帰っていったという。姫奈は一体何しに来たんだ。



 こうして俺たちは残ったメンバーと不帰のダンジョンへ入る事にした。


 神器を提供してくれる向こうのメンバーはザックと言うらしい。



「今日はよろしくお願いします」


 ザックから話しかけられる。とても和やかな紳士の男性っぽいが、ニコニコしてこちらを見ている。――だがどうも信用できない。


 そりゃあ向こうにしてみれば、本来神器を出す人が居なくなったが、不足分を出せる人は貴重というのは俺にもわかる。



 ――こうして不帰のダンジョンの入り口に向かうのだった。






~おしらせ~

長かったので2部に分けました。

明日の同じ時間にも投稿します。

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