レジスタンス基地にて①
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あらすじ:クレスの過去を聞いて
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ドアにノックの音が聞こえた。俺たちは入ってくるのを待った。
このレジスタンスの基地の責任者が出てくるのだろう。
ドアが開き、4人の男が入ってきた。
皆は椅子から立ち上がり、その人たちと顔合わせをする。
そのうち一番偉いであろう人が前に一歩出る。
「みなさまお待たせしました。クレス殿もようこそおいでくださった」
「ええ、いつもご協力感謝します」
無難なあいさつをする。その人と目があった。
「この方がクレス殿が探して居た方ですかな?」
「そうですね、紹介します。この度不帰のダンジョンに協力いただけるクウトさんです」
「どうも、クウト・アララギと申します。よろしくお願いします」
なんか貴族っぽい人とあいさつするのは初めてなんだが、これでいいのだろうか?
「これはこれはご丁寧に感謝します、私はこの砦の責任者をしています、ソウコウというものです」
「拙者は、ロシュンギと申します。ソウコウ殿の副官を務めております」
「俺は、カエイと申す。ソウコウ兄貴とは義兄弟の関係にあります」
「おいらはリキと言うんだぜ。よろしくな兄ちゃん!」
後ろの3人からもあいさつを受ける。
「こちらこそよろしくお願いします」
それにしてもこの名前どこかで聞いたことがあるような。
「ソウコウさんは、イーストウッド国の貴族の方なんですか?」
クレスとの関係に気になってたので聞いてみた。
「そうではございません。私どもは元々ノーザンテースト帝国の者です。クレス殿とは我が国の皇帝に妹君が我が国に嫁いでいらっしゃるので、同盟国でもあり、親族でもあるのです。その国を救うために我らはここに居るわけです」
なるほどね、そうゆうことか。
「ええ、ソウコウ殿は我が国奪還にご協力いただいているわけです」
――話はこうして続いていく。
~~おしらせ~~
体調不良のためしばらく連載ストップしており、申し訳ありません。
ちょっと短いですが、ストック分を放出していきます。
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