第28話 理不尽な居酒屋





皆さん、もう忘年会は、お済みでしょうか?


私の会社では、研修生のベトナム人や、いろんな国の人を派遣社員で働かせている。

言わば、今の若い日本人は仕事がハードな為、長続きせず派遣社員を募集しても直ぐに辞めてしまう。


だから、会社は研修生を沢山いれる。

彼らは、3年間必ず居てくれるからだ。

それに、他国の外国人も日本人より真面目で力も有り、時々はヘタな理由で仕事を休むが、割と仕事が長続きする。


だから、私は彼らが好きだ。

時々、近場だがドライブなどに誘う。


私はアメリカに行った時、おもてなし課の課長の優しさが忘れられず、彼らには、私がおもてなしをしようと思ったからだ。

何故なら、良い事をしたら報われるからだ。


おもてなし課の課長は、今は、アメリカの社長。


神様は、見てくれてる。


それでは、本題に行こう。

私達は、忘年会に行った。

総勢、14人。

しかし、ベトナム研修生4人と南アフリカのアラさんにボブさん。

日本人8人、他国の人6人で居酒屋に入った。

店のオーナーが出て来てた。

「予約した、ひーちゃんさんですね。

今回は、予約で私達が聞き忘れたから、私達が悪いんですが、本来なら外国人は、お断りしてるんですよ…。

いろいろ問題を起こされたら困りますので…。」


私は、予約を断って帰ろうとした。

「もう、予約の料理準備してますので、気にしないで、楽しんで下さい。」


わたしは、かなりイラッ💢たが、場所を変えても、何処も忘年会シーズンでいっぱいの為、仕方なく、その居酒屋で忘年会をした。


私は、唖然とした。

料理を運んでいるのは、東南アジア系の外国人の女性のスタッフが3人。

一生懸命に働いている。


あんたねー、外国人立ち入り禁止なのに、従業員は、OKなんだ??


東南アジア系の女性のスタッフは、ベトナム人だった。

私達の会社のベトナム人は、彼女達に話しかけた。

【大変だね!】

【お喋りしたら店長から、怒られるわ!】

【じゃ、後で携帯の番号教えるよ。】

【うん♡】

そして、アラさんもボムさんも彼女達を舐めるよに見ている。


私は、何も知らず、イラだって💢イラって💢仕方なかった!

もう、ちょっと食べたら出ろうよ。


ひーちゃんさん、俺、嫌だ!

俺、この店、大好き。

そして、アラさんとボブさんも、

【あの子達、とっても可愛いね!】


じゃ、いいよ。


どうも、イラって💢いたのは、私達、日本人で、彼らは、ちゃんと日本で自分が生きる道を解っていた…。


でも、私は偏見が嫌いです。

皆んな、とっても良い子です。

皆さんも、彼らを応援して下さい。

私、イラッてます。💢💢💢

中には、こんな店も有るんですね…。

ビックリしました…。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る