第20話



「隊長、最近、太ってないですか?」

「分かる〜ぅ…地球上は、美味しい食べ物ばかりで、もう20キロも肥えたよ。

甘い物も沢山有るから、体がだるくなって、初めて病院って所に行ったんだ。」

「それでどうでした?」

「先生、ビックリしたんだよ!

胸を見せて!って言ったら、勘違いして、俺はズボンを下げたら、お尻のシッポにビックリして…。」

「人間って、お尻のシッポ無いんですか?」

「無いみたいだな…」

「よく、シッポが無くって仲間と連絡が取れますね〜」

「人間には、スマホって便利な物があるみたいです。

話せたり、いろいろなアプリがあるみたいです。」

「アプリ?」

「最近、オバケの中でも、皆んなスマホ持ってるそうですよ。」

「オバケがスマホ?」

「そして、オバケが妖怪アプリを開発したそうです。」

「どんなアプリだ?」

「人間の依頼者が妖怪アプリに登録したら、オバケがドッキリさせるアプリだそうです。」

「なんじゃ、そりゃ…」


ー数日後ー


隊長は、病院に行った…。

「先生、まだ体がだるくて…」

「ちょっと見ましょう。」

先生は、振り返った。

「ぎゃ〜!先生、目が3つに口避け妖怪…」

「この前の仕返しだよ〜!このアプリ、使えるねぇ〜」

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