「人間って動物を檻の中に閉じ込めるそうですよ。」

「なんだって！けしからん！

オバケに檻のカギを盗んで、動物達を逃すんだ！」

「さすが隊長！心優しき宇宙人ですね！」

「私も隊長みたいな立派は宇宙人になりたいです。」

「だろ！だろ！だろ！」

そして世界中の、檻の中の動物は、全て外の世界へと逃げた。

「大変です。隊長！」

「お前の大変です。は、聞き飽きた。」

「本当に大変なんですって！

動物達が人間に襲いかかって噛み殺されて大量にオバケ派遣が増えてます。

血まみれになった、気持ち悪いオバケ派遣が沢山、面接を受けてます。

そして、指名手配で隊長と私の名前が挙がってます。」

そして、簡単に2人は捕まった…。

「何故、私達が檻に入らないといけないの？？」

「動物を逃した罪ですって…。」

「それ、駄目なの？私、悪い事したの？」

「おそらく…」

オバケ達は、自主的に動物達を檻の中に返したそうな…。

そして、また平和な日々が訪れた。

めでたし！めでたし！

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