第18話


「家がないオバケが沢山いるそうです。

どうも、彼らは、浮遊霊って言ってますが…。

彼らにアパートを紹介したらどうでしょう。

今時、住所不定の人を雇う会社なんてないですよ。」

「給料も払ってないのにアパートなんて住める訳ないだろ!」

「だから、給料払ってあげましょうよ。」

「嫌だ!」

「私、タダで住める所を探します。」

     

   ー数日後ー


「有りました!

廃墟になった病院です。」


そして、浮遊霊達は、廃墟の病院に全員、入居した。

「隊長、大変です。

派遣オバケが慌てて逃げてきました。」

「何故だ!」

「気味悪がってました。

大量のオバケが居たって…。」

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