第14話



「明日、キラキラ星から監視隊が来るそうだ…。

俺達、2人が、ちゃんと仕事をしてるか調べるそうだ。

必要書類や日報を直ぐに提出できる様に準備をしなくては…。

問題は、オバケのタダ働きがバレたら大変な事だ。」

「えっ、オバケに給料を支払って無かったんですか?」

「オバケに給料を支払っても、どうせ使い道が無いだろ!

店の人も怖がるだけだ。」

「また宴会や食事に誘ったらどうですか?」

「駄目〜!」

「結局、隊長が全部お金持っていくんですね…

だから隊長、最近生活が派手になったと思いましたよ。」

「うるさい!」


「監視隊が到着しました。」

「長旅ご苦労様でした。」

「どうですか?2人で頑張ってますか?」

「はい。依頼が多いから大変で、猫の手でも借りたいくらいです。」

「それは、ご苦労様で」

「隊長、大変です。

表で、オバケが騒いでます。」

「給料未払い!訴えるぞ!」

「隊長、元弁護士や元税務局出身のオバケが悪知恵をオバケに流して、外は大変な騒ぎですよ。」

「お前達、オバケに仕事をさせているのか!

それも、タダ働きだと!」


「やばいです。

今度は、警察が来ました。」

「終わったな…。」

「不法入国で逮捕する!」


監視隊は、警察に連行された。



「隊長、危なかったですね!

オバケにお菓子でも、ばら撒いて納得させましょう。」


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