第2話



「まともな人間は、居ないのか?

この前は、鯉に食べられたりと救出するのに大変だったんだぞ。」

「あれは、私の凡ミスです。

まだ、私が日本語をちゃんと理解してなくて…。」

「この地球の人間は、甘い話に弱い。

このままだと、この地球は、2500年には、滅びてしまう。」

「別に私達には、問題無いんじゃ無いですか?」

「馬鹿言え!この前、食べたチョコレートを、食べられなくなるんだぞ!

人間は、甘い話には、弱いが甘い物を作る天才だ!」

「なるほど…」

「地球を守るには、私達2人の宇宙人じゃ人手が足りない!」

「人間社会から派遣社員で募集しましたが、誰も来てくれません。」

「困ったもんだ!

このままでは、チョコレートが食べれない!」

「噂で聞きましたが、人間って、いつかは、死ぬと聞きました。

そして、死んだらオバケになると…」

「オバケだと…」

「そうです。オバケは、周りには、見えないそうです。

だから、大胆に甘い人間探しが出来ます。」

「よし!オバケの派遣社員を大量に集めろ」

「了解しました。」

   ー 数日後ー

「どうだ!オバケの

派遣社員は、沢山集まったか!」

「は、はい。」

「どうした、キレが悪い返事だな?」

「沢山来すぎて、私、気持ち悪いです。

驚かされたりもするんですよ…。

そして、夜勤希望者ばかりで…。」

「夜勤勤務希望か…。」

「人間は、夜、ほとんど寝てます。」

「それだよ!人間の夢を探るんだ!

オバケに協力して貰って!」

「なるほど。」

つづく…

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