甘い話
ひーちゃん
第1話
私は、お菓子が大好き。
出来る事ならお菓子に囲まれた生活がしたい。
毎日、仕事で忙しい日々。
毎日が地獄だ…。
甘い物が食べたい。
私は、コンビニでお菓子を大量に買って家路に急いだ。
私は、ふっと空を見上げた。
明日は雨か…。
すると、遠くから七色に光る物体が…。
まさしくUFOだ。
おそらく…。
多分…。
未確認飛行物体が私の前に突然、接近して止まった。
中から宇宙人が現れた。
「その買い物袋に入っているのは、何だ。」
おっと、宇宙人、日本語喋ったぞ!
「お菓子だ!」
「俺にくれ!」
「嫌だ!」
「お前の望みを全て聞く。
だからくれ!」
「分かった!
俺は、お菓子の中で生活したい。
そして、焼ける様な恋をしたい。」
「分かった!叶えよう。」
私は、コンビニで買ったお菓子を宇宙人に捧げた。
「有り難う。」
そして宇宙人は、立ち去った。
その後、私は、深い眠りについていた。
目が覚めると、私は不思議な世界に迷い込んだ。
辺りは真っ白…。
しかし、甘い、いい香り。
私は、何日間も、真っ白な甘い香りの中で生活した。
お腹がすけば真っ白な空間を食べまくった。
前に食べた事のある味。
しかし、思い出せない。
そして、ある日、私は焼かれた.…。
「焼いたら、美味しいって!」
どうも、キャンプをしてる雰囲気だ…。
あっ、私の横に串が通った…。
「焼いてみるか!
おっ、いい感じで焦げ目が付いていたぞ!」
「ぎゃ…熱い!熱すぎる!」
私は、焼かれて、咄嗟に池に飛び込んだ!
「あっ…手が滑った…。」
そして、鯉に食べられた…。
「俺のマシュマロ、池に落ちて、鯉に食べられたよ…。」
「あらっ残念。焼いたりするからだよ!」
私は、鯉のお腹の中…
おい!宇宙人!
もしかして私、マシュマロの中に入ったの…?
それに、俺は恋に落ちたい!って言ったのに、池に落ちて鯉に食べられるなんて、筋書きが間違えてるぞ!
「あっ…申し訳ない。ごめん、ごめん。」
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