第2話 え? いらないよ。そんなもの

「うっ…うっ…い、痛いっ」

「ん?あんた初めてか?」

入り口を見たら血が…


「あんたじゃなく、エルゴと呼んでくだしゃい…」

"ピー…"

「痛いか? その痛みはな…やがてエルゴ、お前の糧となる」


?!

「は、はいっ… わたし、頑張りますっ」

"ピー…"

「はっはっはっ。ちげーよっ、わたし頑張るじゃないだろ。 一緒に頑張ろっ…だろ?」


「うん。うん。そうだね一樹っ… 私、もっと気持ちよくなりたいの…。一緒に頑張ろっ」

「そうだ。偉いぞエルゴ。 満点だっ」

僕はご褒美にと、駅弁に体位を切り替えた


「きゃっ?! なにこれ?! こんなの…凄いっ」

「だろ? ほら、エルゴも自分で動くんだ。僕と一緒に…合わせてね」

「こう? こうかな…」

「そうっ!上手いよ。ほらっ。ほらぁっ!」

僕は偶に深く突く


「はぁぁんっっ! なにかが…きそうよ一樹っ」

それは一体なんなんでしょうね? 子供だから分かんないや僕


………

……

万能薬をぶちまけたよ

「っ?! ぁん… わ、わたし…

    …あかちゃん…さずかるのねぇ…」



◇◇◇



「ねぇ…かー君。本当に行くの?」

「ん? ああ、漢には行くべき道があるからね」

僕はカッコよく言った。エルゴのおっぱいを弄りながらね


「ここでね…私とずーっと一緒に…ね? 

暮らして欲しいなぁ…なんて言うのは…ワガママだよね」

「バカっ。女の子がワガママの1つぐらい言ったからって、僕が怒るはずないだろっ?」

「あーん…やさしぃんだからぁ〜」

……

「でも、僕が行く世界って…どんなん?」

「んー、かー君がマンガとか、アニメとか観てイメージしてる世界…そのままかなぁ?」


「モンスターや、魔法とかあるんだね?」

「あるよっ! かー君、私の恩恵とかテンコ盛りで、"俺つえー" してみる?」

「ふっ…。大丈夫、要らないよそれは。僕はね、自分の力で上を目指すんだ。エルゴの気持ちは本当ーに嬉しいよっ。 だけど、いきなりチートで最強って、そいつらバカなんだよね…。

十代半ばの茶坊主共には分からんだろうな…最強たる孤独が。それは楽しいように感じるだけで、実は虚しいんだよ。 

思春期真っ只中の、頭よりチ○コに栄養盗られてる仮性人は特に気付かないだろうね」

僕は力説する


「あーん、やっぱり かー君カッコいい❤️」

エルゴが僕の乳首を指先でイジる

「あんな小娘じゃなくて…かー君が来てくれた。それが、事故でも手違いでも嬉しいわっ。

あ、なにその顔っ! もうっ、ホントよ?」


「疑ってる訳じゃないよ。また…したくなっただけさっ」

僕をイジる手を掴み、下にもっていく

「………❤️ …ねぇ、する?」

上目遣いで僕を見る

「あぁ、お前に似た赤ちゃんが欲しいな」


「ばかぁ…僕たちに似た……でしょ?」

「あっ、エルゴに1本とられたな」


「「ふふふっ」」


「じゃあ、本当に作っちゃお」

「そうね…かー君、少しだけ延長して残ってね?」

「もちろんいいよっ。でも流石に、あまり長い時間はね…ムリかなぁ」

「んー…。だよね…

じゃあ、バンバンえっちが出来るように強くしてあげるっ」

「お?それじゃあ、いっぱい出来るね。…それなら、チン○に振動する機能とか?付けたら気持ち良さもいっぱいだね」


「なになに? …うん。あ、それいいっ!

かー君凄いよっ。 じゃ、こーゆーのは?」

「エルゴ、なかなかやりますねぇ。コレをこうだと…そう、こうね…。いいんじゃない?」

「かー君、更にコレとかは? …うんうん、そうだよっ…」

「んー、こんな感じかなぁ。よし、試してみようよ」



"ゴクリっ" 喉が鳴る私

「かー君、おいでっ」

かー君が入って来易いように、私は拡げた

「じゃ、いっくよ〜んっ」

一樹、頑張りまっする


「はわわわわっ?! なになにコレ?!

私、ヤバっ…あぁぁぁぁんっ

ヤバいんですけどっ! あーっ、お漏らししちゃうっ?! ダメーーーーっ」



…僕は思ったよ

僕たちは何て怖ろしいモノを作ってしまったんだろうと

目の前のエルゴが大量に失禁して、白目むいて気絶している

コレは…神剣、カズキソードと名付けよう



◇◇◇



「じゃ、僕いくね」

「かー君…寂しいわ…」

「バカっ、もうエル子は1人じゃないだろ?」

僕はエルゴの下腹部に手を当て、優しくさする

「ふふふっ。そうね…あっ?! いま、動いたわっ」

「エル子、僕たちの赤ちゃん…元気に産んでよねっ」


「もちろんよっ、任せて! じゃあ、パパ…いってらっしゃい」

"チュ"

「あぁ、行ってきまーす」




こうして異世界に

下衆でケダモノの男の子が1人放たれた

神剣カズキソードを携えて…

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