ごめんね、サム
今回からダシール・ハメット「スペードという男」を取り上げます。
ハメチャンロスマクのハメットです。発表は1932年。クイーンが傑作をドンドーンと出したことでミステリー好きには印象的な一年。
今回、調べてみて、というか、扉の作品紹介や巻末の「短編推理小説の流れ」を読んで知ったのですが、私立探偵サム・スペードの活躍する作品は少ないのです。短編は「スペードという男」を含めて、わずか三作。そして驚いたことに長編は『マルタの鷹』のみ。
もう一人のお抱え探偵「名無しのオプ」がいるせいか、実に意外に感じます。
出来がいいのが『マルタの鷹』だけで、サム・スペードってもっと作品数があって、女性の事件関係者とイチャイチャしているんだと勘違いしていました。
ごめんね、サム。
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