第2話 今の時期のパチンコ

 今年に入り世界中でコロナウイルスが蔓延して、身近にあるスーパーのレジで透明シートがはられたりして小さい子どもを抱える母親は神経質になります。

 旦那さんがパチンコが趣味のご家庭はどうしているのでしょうか?

 確かパチンコ店もコロナで一時閉まりました。

 しかし、緊急事態宣言があけてパチンコ店が開き出すと私の夫はパチンコへ行きました。

 感染の恐れを家に持ち込まれるリスクをこれから抱え続けるのかと不安に感じた時私のなかで子供を守りたいという母性本能が強く顔を出しました。

 育児で精一杯でこれ以上は無理でした。

 その後、夫とは別居になりましたが、感染の恐れを感じずにいられて気が楽です。

 私がこの本を書こうと思ったのは、育児の大変さと日常の思いやりがいかに大切かを具体的に伝えたいと強く思ったからです。

 旦那さんや子供のお兄ちゃんお姉ちゃんでもお母さんを助けることはできます。

 なかには全部一人でやらないと気がすまない。他人に手出しされたくないと思われるお母さんもいらっしゃるかもしれません。

 でもそういうお母さんだって手伝って欲しいときは必ずあるはずです。

 人をあてにしなくなるお母さん程たくましく頼りがいのあるものですが、そのたくましさには一人でやるしかなかったという悲しみが意地がこもっていませんか?

 お母さんは、大変だし忙しい。

 何か気付きの機会になれたら幸いです。


 

 

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育児の本 山葡萄 @yamabudo

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