世界之唄
もっと優しくなったらいいのにな
色んな人が色んな形で
優しくなったらいいのにな
周りの人が優しくなれば 気づいてあげれば
不幸なことなどなくなる筈なのに
みんな自分のことだけで精一杯
羨ましいくらいに手に入れて
それでも欲しいと叫ぶんだ
幸せ分けることは出来ないの?
もっと優しくなったらいいのにな
完璧をみんなが求めて強いて
ありのままが許されない
だから引きこもりが絶えなくて
みんながみんな騒ぐんだ
今はネットでなんでも拡散するから
ちょっとしたことがすぐ火種になる
どんな意見を言ったとしても
たどり着くのは同じ道
炭になって残らない
もっと優しくなれたらいいのにな
色んな人が見て見ぬフリを
泣いていても助けてくれない
誰も疑問に思わない
見えないからいない訳じゃない
ずっと近くにいたのだと
分かるのはニュースで報道された後
どんな子に生まれても
楽しく生きる権利はある
もっと楽しくなれたらいいのにな
毎日同じようなことの繰り返し
どっかに行ってもやりたいことが
後から後から湧いてくる
沢山選択肢はあるけれど
どれかを選ぶのは苦手なことで
頭の中で右往左往
今日のランチ何にしようか
何を買おうか
それだけでも日が暮れて
結局身動き一つ出来なくて
一日を無駄に過ごすんだ
もっと出来たらいいのにな
苦手なことが多すぎて
「普通」の人にはなれないと
気づいているけど悔しくて
いつも比べられて生きてきたから
仕事が出来ない日は泣きたくなる
好きなことだけならば
際限なくできるのだけど
やはり楽しくなければ
やってられないのは気のせいかな
与えられた仕事はするけれど
楽しいかどうかは別問題
もっと増えたらいいのにな
どこからでも見られるお話が
楽しくてしょうがないから
一方通行はつまらない
どうして世の中こうなのか
安易な救いを求めても
それは一時だけの夢なのに
御伽話を聞かされても
今はもう楽しくない
意外と不満は沢山で
だけどどうしようも出来なくて
世の中多数派と金が全てだから
私は呆れるしかないのがやるせない
昔書いた痛いノートを見返す度に
「こんなこともあったよな」って
昔書いた仕事のメモを見返す度に
「今なら出来るのに」って
昔書いた絵を見返す度に
見ないフリをしたくなって
そうして私達は大きくなっていく
生きてきてずっと思ったのは
「やりたいことはやりたい、けど時間が少な過ぎる」
「知らないのは勿体無いものが沢山ある」
どんな見え方だろうとも
私が貫きたいことは変わらない
楽しいこと、やりたいこと
それがライフワークだから
心のままに生きていく
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