この本の仕方がない点
この本に悪い点は、およそ見当たりません。
そこで、時代の流れとともに、いかんともし難い点のみを挙げたいと思います。
要は、それだけUnityというか、ゲームというジャンル世界の環境変化が早いということです。
昨日まで当たり前だった技術が、新しい技術にとって変わられる。
そんな事が日常茶飯事の世界なのです。
話を戻しまして……。
第七章でゲーム内の地形を緑色に塗るテクスチャを導入する為に、Standard Assetsというものを追加するのですが、これをインポートすると最新版のUnityではエラーが出てしまいます。
これを回避する方法はネットで「Standard Assets エラー」と検索すると幾つか見つかります。
私は本書のサポートページにあるForcedReset.csとSimpleActivatorMenu.csというファイルを削除する方法を取りました。
以降の学習において問題は起きていません。
また、同じく第七章の最後のコラムでポストエフェクトを使って、画面を美しく加工しようという話があるのですが、コラム内にあるLegacy Image Effectは、現時点では搭載されておらず、今は更に出来る機能が増えたPost Processing Stackを使うようです。
このように制作ツールは日々バージョンアップされ、Unityとて例外ではなく、最新の環境に対応するのは、情報が固定された紙の本では中々難しい状況にあります。
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