第三章 酔っ払いなお姫様アルテイシアとわん子 再びな始まりワン

それは…冬の雪の積もったある日の晩の事


「もー、飲み過ぎですワンアルテイア姫」

「ん!そぉ…」


わん子こと、犬の姿で

二本足で立ち…言葉や魔法も少々出来る犬・服も着てる…が

ヨレヨレしながら、彼より大きな少女を背中にオブって歩いてゆく


腕だけ前に 少女の足は地面にあって

ひきずって、いたのだが


綺麗な真っ直ぐな長い黒の髪

エルフのような長い耳には耳飾り

キリリとした

少しだけつり目の大きなアーモンドのような瞳 青い瞳

なかなかの美人


実は・・強力な魔法の使い手 剣も強し

(婿・恋人は大変だろう・・?)


さっぱりした気性で お酒も強いのだが

頬は赤く…完全に酔っている…


「ふにや~アップル・シードル(リンゴ系の酒)うまかった♡

ワインもビールも・・むにゃ」


「リンゴのリキュールもいいわああ 杏子のお酒もねえええ うふふ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る