第3話
僕たちは記憶を取り戻した。
神様というものは実に優しく残酷であった。
しかしながら僕たち3人は感謝?をしている。
記憶を返してくれた神に、
そして、克人に...
僕「なぁカツドンってどんなやつか覚えているか?」
ウルフ「いや、覚えていない」
僕たちが御神木に、片道2㎞はあるであろう道で会話したのはこれだけだった。
空気は重く、目に見えるものがいつもより、暗く見える。
それほどに僕には、いや僕たちには記憶を取り戻すことに、恐怖していた。
怖くて怖くてたまらなかった。
何故こんなに恐怖していたのかは後になり解る。
体が覚えていたのだ。
あの残酷な神を、自称神を、
御神木についた。
えらくさっぱりとした状況説明だが、これくらいしか伝える事がない。
いや一つあるとしたら。
目の前に、木の前に
如何にもな風貌をした。
神がいた。
まぁここまで言えば解っているだろう。
僕たちはあの夏に神に記憶を消してもらったのだ。
追記 ハッタリ「あの~作者さんよ、僕のこと忘れてない?」
ウルフ「おい!折角第3話が終わったんだぞ、この会話は蛇足以外の何者でもないぞ」
ノノリン「そうだっ!ただでさえ出来が悪かった3話をさらに汚すつもりか!」
作者「あの~僕のいないとこでdisるのやめてくれませんか?」
一夏の思い出 正成 @marashige
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