第2話
では、物語を綴ろう。
心ゆくままに...
というふうに過去の事を語り始めることが出来たらどれだけ楽だろう。
僕たち、ハッタリ、ウルフ、ノノりんの(自分を自分のあだ名で呼ぶの恥ずかしっ)
過去、あの夏を思い出すところから始めよう。
僕は、思い出すために2人を地元へ呼び出した。
ここから物語を進めようじゃないか
ウルフ「久しぶりだなっ」
ハッタリ「そうだな、4~5年ぶりぐらいじゃないか?」
僕「あぁそうだな」
僕「急で悪いが本題に入ってもいいか?」
ウルフ「いいぞだが大体なんの用かは用意に想像できるがな、あの夏のことだろ?」
ハッタリ「えっそうなの‼︎てっきりただ遊ぶだけかと...」
ウルフ「もうちょっと頭を使え、遊ぶだけなら地元に帰ってこなくてもいいだろ」
僕「そうだハッタリもっと頭を使えよ、流石見た目だけ成績優秀マンだな」
ハッタリ「おいおい、久しぶり会って言うことがそれかよ」
僕たちは、過去から目をそらすように談笑した。
ここにいる。みんなが、無意識的に過去から目をそらしているのだ。
話に区切りがつき5分ほど沈黙が続いた。
そして話を最初に切り出したのはウルフだった。
ウルフ「で、何を思いだしたんだ?ノノりん俺らは、ただ談笑しに来たわけじゃないよな」
僕「わかった。話すよ、みんなあの裏山の御神木覚えているか?」
ウルフ、ハッタリは静かに頷いた。
僕「ちょっとの記憶で間違っているかもしれないが、あそこで記憶を消した、そう思う」
ハッタリ「でもどうやって記憶を消したんだ。自然にそんなことは出ないよな」
ウルフ「なら行けばいいじゃないか、あの御神木まで」
僕たちは、御神木へ歩を進めた。
あの時とは違うような、重い足取りで...
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