予想外
「君はどっちが貰えると思う?」
彼女は悪戯な笑顔を向け問いかける。
俺は迷わず両方と答え、彼女が黒板に書いていた相合傘に自分の名前を書き入れた。
「え!?わ、私、君のこと大好きだから両方あげるし名前も書いてあげりゅ!」
俺の予想外の反応で彼女は焦ってしまったのか、少し噛んでいた。可愛い。
140字小説 マシュマロ @mashumaro_
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