応援コメント

焼べる青春」への応援コメント

  • はじめまして。
    自分も40代になり、家族もいて仕事があり、その中で日々の生活をこなしていますが、主人公の白河さんのように、それらが突然、理不尽な理由で奪われたらどうしよう?と思い巡らしながらこの作品を読みました。
    20歳の白河さんが示してくれた答えは、きっと同じように人生行き詰まってる人たちの支えになると思います。
    白河さんが日に日に奈落に落ちていくような展開が切なかったけど、最後まで自我を保とうともがく白河さんが健気で印象的でした。
    良い作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    youlifeさん

     はじめまして。
     一歩踏み込んで読んで頂いたように感じます。白河二十歳の言葉に、行き詰まった人の支えになる力があるのなら、それは私が嬉しいです。
     ストレートに「良い」と褒められて、またがんばろうと思います。

     読んで頂きありがとうございます。

    真花

  • みなさんと同じく、「アマゾンに生息するエルカナ」の部分が大変面白かったです。
    全体としては、悲惨な状況の中にユーモアがあって、未来につながるような終わり方も良かったです。
    個人的に、ちょっとこれに近いような状況でもあるので、実は励まされました。どこに自分の価値を置くか、なかなか答えは出ないのですけども。

    作者からの返信

    天野橋立さん

     エルカナ。狙ったとは言え、面白いと褒められると、ちょっと恐縮します。恐らく、ギャグ作品ではない作品のスパイスとしてのものだからなのかも知れません。でも嬉しいです。
     励ましになったとのこと、作品が生まれた意味を頂きました。
     価値の場所の答え、まさにこの作品の問いです。

     読んで頂きありがとうございます。

    真花


  • 編集済

    真花様、はじめまして。
    最初のブラジルへの転勤のくだり、言葉の使い方が面白く、作者様の文章の上手さを感じます。主人公の心情を辛いなと感じつつ、最後の締めは希望があり、読後感はすっきりと、という感じです。
    考えさせられたのが、仕事や家族によって気持ちが安定する、それって自分そのものの価値の有無を考えなくなっていくということなのかな、ということです。だから失ったとき思い当たる節がないのでしょ?
    青春って自由で不安で自分の価値とかもやもやしながら考える面倒くさい時期ですが、そういうことを忘れていく、見ないようになっていくことが大人ならば、私はそんな大人にならないようにしたいと思いました。

    作者からの返信

    糸井翼さん

     外の価値と中の価値の二分法ではない、自分が自分そのものを見るか見ないか、そういうことですよね。その通りだと思います。大人になったとしても自分の中をちゃんと見ることは、可能だと思います。
     私もそうありたい。

     読んで頂きありがとうございます。

    真花