4月24日水曜日


・曇り。夜になってから結構な雨。

・朝に手帳の記入をしていて、マスキングテープを使ってから片付けていたら、一つなくなっている。軽く探したけれど見つからない。この前みたいに祖母が取ったのかと思っていたが、帰ってきてよく見ると、小さくなったマスキングテープが他の大きなマスキングテープの中に入っていただけだった。安心したけれど恥ずかしかった。

・朝は、パパイヤチャンプルー、白身焼き魚。昼は、朝と同じもの。おやつに、カントリーマアム。夜は、大根と鶏肉とパパイヤのスープを食べる。朝活に、アッサム紅茶。執筆のお供に、ハイビスカス風味のルイボスティーを飲む。


・Spotifyの星野さんのセレクションを聴く。「ドラえもん」が流れている時に、車の外でジャイアンと同じ柄のTシャツを着ている人が歩いていて、びっくりした。

・『空気階段の踊り場』を聴く。『ゴジラVSキングコング』の吹き替えを担当したもぐらさんは、東京ドームでの試写会に。自分以外は有名な俳優さん、声優さんにビビり、個人の楽屋でもこそこそしていたら、大塚明夫さんが訪問してきた。何でも、「クローゼット」のネタが大すきな空気階段のファンで、飲み会にも誘いたかったが、コロナになってしまって出来なくなったのだとか。かたまりさんも、キングオブコント優勝前から好きなんだと驚く。プライベートでも会ってほしいな。その後の、舞台登場人ボケで、もぐらさんは失敗してしまったけれど……。


・『私のバカせまい史』を見る。Mr.マリックの超魔術没ネタ史。作ったマジックの約半分が没ネタと訊き、その探求心とストイックさにビビる。最初に没を喰らったのは、マジックの専門雑誌に送ったネタで、理由は編集者から見たことがあると言われたから。それから、先鋭的なマジックを目指してきたが、テレビでマジックをするには、スローモーションされると分かる、カメラの角度によってわかると、中々難しいことだらけだった。それでも、トライアンドエラーで第一線の活躍を続けているところは、見習いたいと思った。

・『虎に翼』を見る。今週の水曜日分まで。法律学科の女子部を卒業し、男子学生と共に授業を受けることになった寅子たち。何を言われるかと身構えていたが、男子学生たちは彼女たちに優しく、拍子抜けしてしまう。そんな折に、男子と女子、一緒にハイキングへ行くことに。ここから、男性ともがっつり絡んでいく。そして、弁護士夫人の梅子さんの家庭の事情も明らかに。中々にお辛く、梅子さんがどうして法律を学んでいるのかを知り、「おおぅ」となってしまう。男子学生を引っ張る花岡も、寅子たちと普通の女子たちとの扱いが全然違っていて、その二面性がはっきりした水曜日の放送でゾクゾクした。しかし、彼も彼で色々あったようで……。学歴闘争とか、男子側の大変さも、ここから描かれていくのかもしれない。


・『ことり』を読む。三分の二くらいまで。小鳥の言葉を話す兄と一緒に暮らしていた弟だったが、ある日唐突に、兄が亡くなってしまう。その悲しみをいやすために、兄の好きだった幼稚園の鳥小屋を掃除するのが日課になり、彼は幼稚園児から「小鳥の小父さん」と呼ばれるようになる。兄が亡くなってからの小鳥の小父さんの新しい生活を淡々と描いていたが、途中から小父さんの恋を予感させるようなエピソードが挟み込まれている。でも、何となく予感していたようなラストを迎えてしまった。この兄弟、社会から完全に排除されているわけではないが、輪に加わることが決してできないという距離感で、彼らの言動が完璧に汲み取られるわけがない、というのが分かってしまうのがより悲しい。残り三分の一、どうなってしまうのだろうか。

・森陰五十鈴さんの「真新しい靴がステップ」を読む。

https://kakuyomu.jp/works/16818093076007452677

・レモン色の真新しい靴を履いて、胸をときめかせながらデビュタントを迎えた貴族の娘のマリー。しかし、幼馴染のカラムと踊ってみると、不測の事態が彼女を襲い……。社交界デビューを舞台に、貴族の娘の心情を丁寧に追いながら描いた短編。たった一晩の出来事だけど、マリーの気持ちがビシバシ伝わってくるので、この夜のことはずっと忘れられないだろうなとしみじみ思った。


・「真新しい靴がステップ」のプロットを作る。やっと完成したので、明日からせかせか書き始めたいと思います。






















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る