4月3日水曜日
・今日も温かい晴れの日……と思っていたら、津波警報が鳴り響く。仕事に行く途中の車の中だったので、すごく驚いたけれど、うちは海も川も遠いから大丈夫だろうと、そのまま行く。職場も高台にあるから大丈夫だったけれど、色々心配だった。
・警報も解除された夕方くらいに、友人から無事に出産したというラインが届いてまた驚く。こんな状況下だったから、本人や家族、病院関係者も、冷や冷やしただろうなぁ。ともあれ、赤ちゃんが元気にすくすく育ちますように。
・朝は、切り干し大根、クルミとレーズンパン。昼は、切り干し大根、ミニハンバーグ、ミニコロッケ。おやつに、チョコレートのマドレーヌ。夜は、ピーマンのハンバーグ詰め、シイタケのハンバーグ詰め、レタスと豆のサラダ、具なしの味噌汁を食べる。執筆のお供に、カルピスの乳酸菌学を飲む。
・Spotifyの星野さんのセレクションを聴く。
・『空気階段の踊り場』を聴く。オズワルドと空気階段とのユニットのライブのために、新幹線で新潟に向かった皆さん。もぐらさんは新幹線の中で寝てしまい、そのまま乗り過ごしかけたのを、偶然見かけたファンが畠中さんに知らせてくれて、起こしてもらったらしい。実は、もぐらさんはその前にも一度自分で起きた時に、隣にいた加山雄三さん似のおじいさんに、「いびきが迷惑じゃなかったですかね?」といったが、「全然平気ですよ」と言われたそう。そのおじいさんに尋ねられたので、降りる駅を教えて、そこに付いたら起こしてあげると約束したのだが、畠中さんに起こされたので、守ってもらえなかった。あのおじいさんは狐だったのか? と不思議がるもぐらさんに、かたまりさんは、本当はうるさかったので、乗り過ごさせるという復習をしたんじゃないかと容赦ない。でも、もぐらさんは寝ている間に最初に伝えていた以上に髪を切られたこともあったので、もぐらさんのいびきは人を怒りで狂わせるのかもしれない。
・作業用BGMに、ゴンチチのアルバムを聴く。
・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を読み終える。高校を退学になったことを隠して、こっそりニューヨークに帰ってきたホールディン。あてもなく、クリスマスの差し迫った街をさまよい続ける。アメリカ本国で「禁書」扱いされてきた本作なので、さて、どんなものだろうかと読んでいったけれど、さほど残酷なシーンもなく、いささか拍子抜け。確かに、ホールディンは口が悪く、現代では放送禁止用語になっている言葉もたくさん言っているけれど(これは翻訳した時期のせいでもある)、まだまだ純粋で、大人たちの「インチキ」に嫌気を抱きながら、街を放浪しているように思えた。だけど、心の底からは、誰のことも嫌っていないのが最後に判明するのが好き。妹のフィービーへの目線もとても優しくて、なんだか、このままでいてほしいなんて思ってしまった。
・『さよならを覆す最高の方法』を書く。五分ぐらいの執筆時間だったので、ほんのちょっとだけ。
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