11月30日水曜日
・雨が降ると聞いていたのに、小雨くらいだった。まあ、大雨よりかはいいけれど。
・仕事に行く前に、ふと机を見たら、母が立てるタイプの鏡の下に、ツタヤで借りた漫画を使っていて、「ぎゃあ」という声が出た。慌てて回収し、本人に辞めてほしいとお願いする。本はたくさんあったのに、なんでよりにもよってそれなんだと。いや、自分が買った本が使われるのも嫌だけど。
・図書館に行く。借りたい本も見つけて、ぶらぶらしていたら、伊藤調さんの『ミュゲ書房』を見つけて、おっとなる。出版した本毛、ああして図書館に置かれていたら、すごく嬉しいだろうなぁと思う。
・朝は、ジャガイモと人参炒め。昼は、マックのサムライマックベーコントマト、ポテトのMサイズ。おやつに、ルマンド。夜は、おでん、サツマイモのてんぷらを食べる。
・Spotifyで、バンプの『aurora arc』を聴く。
・『空気階段の踊り場』を聴く。奥さんと分担で、子供を見ることになっていたもぐらさん、4歳の長男をブースに連れてくる。YouTubeを見せて、大人しくしている合間に収録するが、とことこ自由に動き回ってしまう。もぐらさんは、犬吠埼近くで開運マッサージを受けたが、その時の信じられない自分の行動について。かたまりさんは、それについて強くツッコんでしまったので、元々かさついていた声を完全に飛ばしてしまう。カルフォルニアに行った新婚旅行の話は、古畑任三郎が話しているかのようだった。もぐらさんの息子を奥さんが迎えに来て、ほっとした後に、この後対談予定の爆笑問題さんが顔を出す。当然、太田さんが大暴れw 恐らくは、番組史上一番ゲストが多い回だった。
・伊集院静さんの「受け月」を読む。社会人野球の監督を長年続けてきた鐵次郎だが、いよいよ引退の日を迎える。その引導を渡した上司に当たる元選手の石田には、彼と浅からぬ繋がりがあった。短編集の最後を締め括り、直木賞も受賞した本作の主人公は、老年の監督。自分の指導法が、時代遅れになってしまったことへの切なさが胸を打つ。彼は、祈ることをしないのが信条だったけれど、現実では自分の力だけではどうにもならないことも多いわけで、だからこそ、人は祈りたくなるんだろうなと思った。「受け月」というタイトルの由来が出る台詞に、涙が出そうになる。繊細な美しさを持つものに、人は縋りたくなるものなんだろう。
・かこさんの『彼方なるハッピーエンド*同題異話短編集』を読む。
→https://kakuyomu.jp/works/16816452220086367604
・「年明けこそ鬼笑う――一月号」を。今回の主人公は、彼と初もうでの約束をしたのに、マンション前で連絡もないまま待たされている女性。前回とつながりのある話。彼氏が遅刻していて、起こっているけれど……という状況の話は、私も書いたことあるけれど、これを読むと完全に白旗をあげてしまうほど、完璧なお話だった。こういうカップルは、もう可愛らしくってたまらない。
・大月クマさんの「年明けこそ鬼笑う」を読む。
→https://kakuyomu.jp/works/16816927860340903493
・大晦日に突然倒れてしまったことで迷惑を掛けてしまったお詫びをするために、町の土地神・長月様のお寺を訪ねた男子高校生の今須阿佐比。彼を出迎えてくれたのは、割烹着姿の女性だった。異種族の高校生たちが中心の同題異話シリーズ。長月様にクローズアップした話。土地神として、色々しがらみとか気使いとかあるんだなぁと思うと、年齢にふさわしくない話し方や考え方になってしまうのも納得。そんな長月様目線のおまけも面白い。神様たち、考え方が結構ゆるゆるで、それでいいのかとも思ってしまほどだった。
・『白から赤に』を書く。今回は新しい場面の冒頭をちょっとだけ。
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