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『弓を弾く』→『弓を引く』ですよね?
>国に弓を弾く謀叛人を討つことが武士の努めであるなら、その武士を束ねし棟梁に一点の曇りあってはならぬこと。
謀叛人ってよくわからなかったので調べてみた。
謀叛人は本来、死罪になるのですね?
そして当時は、罪を犯した本人だけでなくて、家族や親戚にも刑が科された。
読解力がないので確認しますれば(うつった?)、美冬さんが謀叛人の娘で、秋人さんが山郷に流されていた三男?
実在の人物なんですね。ただ、美冬さんが誰なのかわからなかったけれども、置かれた状況等はある程度理解しました。
作者からの返信
いつもながらの誤字報告、ありがとうございます。
それが平安時代って、歴史上で珍しく死刑がない時代だったのです。死刑にすると悪霊になって祟られる、なんてことをマジに信じていた時代ですね。(笑)
まぁ、それも貴族同士の場合ですけど。
謀叛人に対して厳しくなったのは、この時代の後からです。一説に寄れば、清盛が継母に「子供まで死刑は可哀想よ」なんて言われて、頼朝や義経を許しちゃったら、そいつらに殺られちゃったという前歴から、一族郎党ことごとくってことになったとも。
秋人、美冬ともに、ゆきちゃんのお読みになった通りの生い立ちです。
ただ二人とも架空の人物ですよ。源頼朝が秋人と同じ三男ですけど、これはまったくの偶然。モデルとしては源義仲を使ってますが、生い立ちはまったく別物です。
わたしの執筆の都合から生まれた人物たちですからね、信じちゃダメですよ。
歴史警察の手入れの時のために、地名も御本家の姓も書いてないわけです。
あやつら、怖いですから。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
日本で最も祟った怨霊崇徳院。伝奇好きとしてはおお!! なのですが。
ただでさえ勢力、人間関係図がごちゃごちゃな背景を描くのにこの文体は、もはや自殺行為としか……。
すごいチャレンジです!
細かいことは突っ込まずにおきます。チェレンジなのでしょうから!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
細かく保元の乱を説明するつもりはなく、さわりの骨肉の争いだったと、そこだけを強調して秋人の身分を明らかにするだけが目的でした。歴史をよく知る人には、欲求不満が残る説明でしたね。
ですが、詳しく説明しますと、実在の三男は為義方に参戦しており、ストーリーが成り立たなくなってしまうのですよ。
下手っぴで、すみません。