第4話 双子の神様
人格転身は失敗に終わり、白髪の千春が今まで倒した、
黒髪の千春は、
翌日、黒髪の千春は、普通に、
「起きてください、千春さま」
「うーん、あと、十分寝かせて」
千春は敷布団にはおらず、
「何たる、執念、早く起きなさい、朝ごはん、抜きにしますよ、千春さま」
布団にくっ付く、くっつき虫のように布団から、離れない千春さま周りから、まるで姉妹のコントを見ているようで、ほっこりする。
「
「私は、布団になりたい、と言うか、誰なの白さま、って」
千春は掛け布団から、ようやく、降りて、話を聴く事にした。
「千春さま、その話は食事が終わってから詳しく説明しますので早く食事処まで行ってください」
「
顎に人差し指と親指を当て、考え事をしながら歩き、食事処に、たどり着く
「千春、遅かったな!私は先に済ませたぞ」
白髪の千春は、私に話しかけてきた、洗は白髪の千春の傍らに立って軽く挨拶をする。
「千春さまおはようございます、食事を済ませたら長老様がお待ちです、昨日は失礼致しました」
洗はそう言うと、長老の部屋に行ってしまった。
「誰だろ?あの二人組」とつぶやき、千春さまは、席につき、食事を始めると、
「
何も、覚えていないと言うか、新しく生まれ変わった、と言うのが妥当だろうと
「あぁ!もう
ここで、あーだこーだ、説明するよりも、実際に観てもらうしかない。
食事を済ませると、二人は長老の部屋に向かう、
千春はめったに行かない長老の部屋に少し不安を感じる。
ドアをコンコンと叩く
「入れ!」と一言、長老がドア越しに声をかける
部屋の中は先代の写真や神具が飾られていた、先程の神気に近い神気をおびた、二人組に合う。
「
長老は早めに部屋に二人組を連れて来て詳しく事情を聞き出していた。
「私にそっくりな神様見習いは?どちら様」
何も考えてない千春さまは自分とそっくりな神様に興味津々らしく、もっと情報が欲しい見たいだ。
白髪の千春は説明しようと口を開こうとしたら、長老が止める。
「ワシが説明しよう、お
長老は話がややこしくなると、みこうして別の神様見習いとして説明をする。
(人格転身の術どころじゃないぞ、これは、全く違う別の魂の波長を感じる、所々は似てはいるが…)
長老は混乱していた、神の垢は浄化されれば、消滅するが、黒髪の千春は浄化されなかった、別の個体と考えた方が良いとの事だった。
「私はシロだよろしく、隣りにいるのは、火竜の巫女、洗だ、千春さま」
シロは右手を差し出して握手を求める。
「シロ様よろしくお願いします」
千春も右手を差し出し握手をする、
「さっそくじゃが、社に来る飛脚が最近、姿を見せんのじゃ様子を見てきてくれんか?しかし、千春を行かせると不安じゃから、シロ殿言ってもらえるか」
シロは以前、地上で暮らしていた、記憶があるのでシロと洗が地上に向かう任務をくだされた。
「まぁ妥当な判断ですね長老様」
飛脚とは、地上には秘密裏に動き普段は、黒猫のトラックに乗った人物らしい
「あやつらが来ないとワシらの娯楽がないのじゃ雑誌やポテチやその他もろもろ全部」
少し長老は錯乱していた、3~4日ならまだ、忙しくて来れないのだろうと思うのだが、一週間、来ないとなると、直接、会いに行くしかない。
「あはは!ではシロ様と洗様、よろしくお願いします」
「シロ様、地上では飛脚と言う者を探さなくては…」
どうやら、洗とシロは、長い間、地上に行ってなくて、あまり期待ができないが大丈夫であろうか
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