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2020年6月5日 13:21 編集済
エドガー・アラン・ポー『盗まれた手紙』へのオマージュということで、興味を引かれて読ませていただきました!盗まれた手紙はどんな場所から発見できるのかな、と思っていましたが、意外な場所から見つかって、細工がまさに今の時代っぽいな!と思いました!一方、Dの部屋を無断でこんなに探しまわってしまって大丈夫なのだろうか?!とちょっと心配してしまいましたが(笑)、最後のイニシャルGのオチも面白かったです!ところで以下の関連エピソードのURLをクリックしてもページが開かないのですが?!(myが入っているため?!)あと、ポーの『盗まれた手紙』の最後に“こういう恐しい企みはティエストにはふさわしい。アトレにふさわしくないとしても”丸山才一訳とあったと思うのですが、この意味がもしおわかりになるようでしたら教えて欲しいです!
作者からの返信
cypress様:ご一読並びにご感想をいただきありがとうございます。> 関連エピソードのURL気が付きませんでした。修正しておきました。> ティエストにはふさわしい。アトレにふさわしくないとしてもこの一節はポーが記載したとおり「(詩人)クレビヨンの『アトレ』のなかにある文句」で、その詩自体はどういうものか存じ上げないのですが、アトレとティエストについてはギリシャ神話に以下のようなエピソードがあります。・アトレ(アトレウス)とティエスト(テュエステス)は兄弟。・ミュケナイの王位を巡って争い、テュエステスはアトレウスの妻アエロペと姦通してアトレウスの金羊毛を盗ませた。・王位はアトレウスのものになるが、アトレウスはテュエステスを許せず、和解と称して宴に招き、テュエステスの子供たちを殺して料理し、テュエステスに食わせた。・この後、もっとひどいエピソードもあるが、それはWikipediaでも参照してください。神話らしくかなり残虐な話ですが、要するにデュパンは「人を騙して物を奪うと手ひどく仕返しされる」ということを言いたかったのではないかと思います。
編集済
エドガー・アラン・ポー『盗まれた手紙』へのオマージュということで、興味を引かれて読ませていただきました!
盗まれた手紙はどんな場所から発見できるのかな、と思っていましたが、意外な場所から見つかって、細工がまさに今の時代っぽいな!と思いました!
一方、Dの部屋を無断でこんなに探しまわってしまって大丈夫なのだろうか?!とちょっと心配してしまいましたが(笑)、最後のイニシャルGのオチも面白かったです!
ところで
以下の関連エピソードのURLをクリックしてもページが開かないのですが?!(myが入っているため?!)
あと、
ポーの『盗まれた手紙』の最後に
“こういう恐しい企みは
ティエストにはふさわしい。アトレにふさわしくないとしても”
丸山才一訳
とあったと思うのですが、この意味がもしおわかりになるようでしたら教えて欲しいです!
作者からの返信
cypress様:
ご一読並びにご感想をいただきありがとうございます。
> 関連エピソードのURL
気が付きませんでした。修正しておきました。
> ティエストにはふさわしい。アトレにふさわしくないとしても
この一節はポーが記載したとおり「(詩人)クレビヨンの『アトレ』のなかにある文句」で、その詩自体はどういうものか存じ上げないのですが、アトレとティエストについてはギリシャ神話に以下のようなエピソードがあります。
・アトレ(アトレウス)とティエスト(テュエステス)は兄弟。
・ミュケナイの王位を巡って争い、テュエステスはアトレウスの妻アエロペと姦通してアトレウスの金羊毛を盗ませた。
・王位はアトレウスのものになるが、アトレウスはテュエステスを許せず、和解と称して宴に招き、テュエステスの子供たちを殺して料理し、テュエステスに食わせた。
・この後、もっとひどいエピソードもあるが、それはWikipediaでも参照してください。
神話らしくかなり残虐な話ですが、要するにデュパンは「人を騙して物を奪うと手ひどく仕返しされる」ということを言いたかったのではないかと思います。