第9話「スッキリしてみた」
雲一つないよく晴れた空。丘の上に立つ一本の木が黄色と赤に色付きはじめ、風が吹き抜けると少し肌寒さを感じるようになった。
そろそろ夏が終わり、秋になる。丁度季節の変わり目くらいだろうか。
昨日の俺はなんかおかしかった。
リーゼにも心配かけたし、会って間もないミントさんにすら元気ないねって言われる始末だ。
あんな事くらいでウジウジしてちゃダメだ。
目指すべき夢があったとして、それを実現できるのはほんの一握りなんて事日本では常識じゃないか。
別に冒険者にならなくたっていいんだ。
時間は無限にある。選択肢も無限だ。前世の知識もある。
うん。
十分人生イージーモードだ。
いつもなら四人で集まって遊ぶはずだが、昨日からリィリィとサイファーはライザさんの特訓を受けている。
だから今日はリーゼと俺の二人きりだ。
俺がしっかりしていれば、リーゼもそこに加わっていたはずなのに…
いや、もうこの考えはよそう。
いつもの一本木の丘で遊ぼうと思ってきてみたら、まさかの先客がいた。
ここ一か月使っていなかったからか、他のグループの子供の遊び場になっているみたいだった。
この村は結構生活がシビアな人が多い。
子供も大切な労働力なので遊ばせている人はあまりいないのかと思っていたが…
俺たちの他にも放牧されている子供が居たらしい。
向こうは男6人グループで、年齢層も俺たちより高い。ガキ大将っぽい体の大きい奴が威張り散らかしている。
…仲良く出来そうにないグループだな。
俺の中の陰キャが警報を鳴らしている。
どうしようか、とリーゼと顔を見合わせた。
リーゼはどうしたの?というような感じで首を傾げている。
そうか…伝わらんか…お前は陽キャだ…
「お姉ちゃん…別の所で遊ぼ?」
「どうして?」
どうしてってお前、あんまり関わりたくないだろ。アイツらと仲良くしろってのか。
ほんとはそう言いたかったが、またどうして?って帰って来そうだから口ごもる。
「キャロル、行こ。」
ええ…行くの?
そう言う前にリーゼはズンズン進んでいく。俺も渋々後を追った。
向こうも近づいてくる俺たち2人に気がついたみたいだ。
手に持っている木の棒をブンブンと音を鳴らして振りながら、こっちをジロジロ見てくる。
これは相手さん、いわゆるメンチ切ってる状態なのでは…?
チキンな俺はそれだけで少しびびった。
「オイ、俺らのナワバリに何の用だ。」
取り巻きっぽい奴がリーゼに話しかけた。
リーゼは無視してそのまま進む。
進む先に居るのはガキ大将っぽい体の大きい奴。
無視された男の子は一瞬呆気にとられたようなポカンとした顔をしていたが、今は顔を真っ赤にして怒っている。
リーゼ、もしやコイツらに喧嘩売るつもりか?
俺はリーゼがリィリィに日頃から喧嘩のたびに中級魔法をバカスカ撃ちまくっているのを思い出した。
いやまずい。リーゼが負けるとかじゃなくて、向こうがヤバイ。
下手したら死人が出る。いや、寧ろあの威力の魔法が直撃したら絶対死ぬ。
マジで洒落にならない。
俺は焦ってリーゼの服を後ろから掴んだ。
「お、お姉ちゃん!ダメだよ!」
「キャロル、どうしたのよ。そんなに焦って。」
俺がリーゼを必死に止めていると、取り巻き達が俺たちを文字通り取り巻いて来た。
うわ、彼方さんもやる気かよ…
「お前ら俺らのナワバリでいい度胸だな。」
ガキ大将は既にキレていた。
「あなた達、ここは私達が先に遊んでた場所よ。出て行って。」
「ちょ、お姉ちゃん!?」
リーゼは躊躇無く火に油を注いで行く。
「バカ言うなよ。俺たちが先だ。俺たちのナワバリだ。」
「違うわ。私ずっと前からここで遊んでるもん。あなた達なんてどうせ一か月くらい前でしょ。」
「ずっと留守にしといた奴が良く言うぜ。なぁお前ら。」
ゲラゲラと少年特有の笑い声が響く。一触即発。最早止められないのか?
喧嘩が止められないなら、もうリーゼを説得するしか無い。
「お姉ちゃん、喧嘩はやめよ?」
「キャロル、喧嘩なんかじゃ無いわ。ちょっと痛い目見てもらうだけよ。」
ダメだこりゃ。
どうしよう…本来なら僕がやるね、とか言って上手く手加減してやれば解決なんだろうけど…。
俺は魔法を使ったらダメと村長から言われているからその手は使えない。
…とにかく今は、お願いするしかない。
「お姉ちゃん、お願いだから、くれぐれも手加減して。
威力落とした初級魔法しか使っちゃダメだよ。」
「…キャロルったら、わたしが加減出来ないと思ってるのね!
それくらいお茶の子さいさいなんだから!」
「お前ら…好き勝手言いやがって…。
女とチビガキだからって手加減しねーぞ!!」
少年チンピラ団は漫画の悪役じみたセリフを吐いている。
俺の必死の説得が逆に相手を更に怒らせる事になったみたいだ…。
でもなぁ、リーゼはハッキリ言わないと伝わらないし。
痺れを切らした彼方さんはガキ大将以外の5人がかりで木の棒を振り回して一斉に飛び掛かって来た。
リーゼは全く怯む様子なく、無詠唱でドッチボール大の初級水魔法アクアボールを放って一気に2人を吹っ飛ばした。
無詠唱で並列使用。初級魔法とは言え高度な技だ。
お腹を抱えてうずくまる2人を見て、残り3人の動きが鈍る。
「ゴフッ…か、カハッ。」
「お、おいお前ら…」
「い、息が…出来ない…」
一人は鳩尾に入ったみたいだ。
うん、それくらいで済んでるならちゃんとセーブ出来てるみたいだな。
「こ、コイツ卑怯だ!!変な魔法使いやがるぞ!」
「ちっくしょう!!」
「もう許さないぞ!」
一発で仲間二人がダウンしたにもかかわらず、残り三人の取り巻き達はまだやる気らしい。
でもまぁ、どうやらリーゼも上手く手加減出来てるみたいだし、俺の心配は杞憂だったみたいだな。
俺はほっとした。ほっとしていた。
「へへっ!後ろがガラ空きなんだよ!」
突然耳の後ろから声がしたと思えば、俺の背中に強い痛みと衝撃が走った。蹴られたのだ。
「へぶっ」
思いもよらない奇襲を受けて、俺は情けない声と共に地面に倒れ込む。
キャロル!というリーゼの心配そうな声が聞こえて来た。
「動くんじゃねぇ!!このガキぶん殴るぞ!!」
俺はうつ伏せに倒れ込み、背中には体の大きいガキ大将が乗っかって拳を振り上げているようだ。
体格差があまりにもありすぎて、最早抵抗する気にもならない。
年下の女の子一人を六人がかりでやっつけようとする時点で結構外道だけど…まさか三歳の子供に対してこんな事するほどだとは思わなかった。
完全に油断した…。
「オイお前ら、この女やっちまえ」
ガキ大将の一言で、動ける三人はリーゼを取り囲み、木の棒で殴る、蹴るの暴行を加え始めた。
クソッ…コイツらまじか!!
「お姉ちゃん!!!」
俺は俺でダメ元で一生懸命動いてみるが、ガキ大将はいやらしく笑うばかり。
「オイ女!動くんじゃねーぞ!このガキが殴られるとこが見たく無いならな!」
「…」
リーゼは抵抗せず、黙ってダンゴムシのように頭を抱えて蹲っている。チンピラ三人は地面で丸まっているリーゼを囲み、次々に脚で蹴る。
酷い…ここまでするか、普通。
これが異世界のいじめ…。
先生も警察も法律も無い、加減を知らない子供の残酷さか。
「なぁ、みてみろよ。お前みてーな金魚の糞がいたお陰でよ、あのクソ生意気な女もあの様だぜ?」
わざわざうつ伏せの俺に顔を合わせてくるガキ大将。
むかつく顔だ。
「お姉ちゃんを放せよ!」
「へぇ、あいつお前の姉ちゃんか。大変だよなぁ、使えねぇ弟のせいでお姉ちゃんボコボコにされてよォ。」
いやらしい視線を向けて喋りかけてくる。
その視線は…弱者を見下す視線だった。
クソッこんな奴、魔法が使えれば…。
悔しい。悔しくて仕方がない。
今すぐに魔法でコイツをぶっ倒したい。
「きゃっ」
強めに蹴られて木に衝突したリーゼ。
リーゼは負けず嫌いだ。こんな一方的にやられて黙っているはずがない。怒りを耐えるにも限界があるはず。
それなのに…
「大丈夫よキャロル。全然大丈夫。」
リーゼは弱々しくそう言った。
お父さんが街で買ってきてくれたお気に入りの白いフリフリの服は、木葉や土で汚れてしまっている。
リーゼの腕も脚も所々赤く腫れ、青痣が目立っている。きっと背中や横腹にも…体全体にできているのだろう。
なんて痛々しい…。
…俺のせいだ。
こんな不甲斐ない俺のせいだ。
何がお兄ちゃんだ。
リーゼはこんなにも俺を守ろうとしてくれてるのに。
見ていることしか出来ないなんて。
俺が魔法が使えないばっかりに。
…魔法が使えない?ほんとに?
そうだ使えない。使っちゃいけない。村長と約束した。
本当は使えるよね?使えるのに、使ってない。君の選択で、彼女を救えるのに。
そうだ…本当は使える。
俺が、俺の選択が、リーゼを見殺しにしているんだ。
何を躊躇っているんだ。こんな時に使わなきゃ何のための魔法だ。
俺TUEEEEEしたいって、そんな下らない事の為に始めた魔法だ。別に使うなというのなら構わない。
でも、こんなになるまで身を挺して守ってくれるリーゼに応える為に使う事が悪いはずない。許されないはずがない。
(そうさ。それでいい。)
俺の心に何かが囁きかけた気がした。脳の中で、何かがカチッとハマった。
やってやる。
「ロー・ポゼッション」
俺はそう呟き、後ろのガキ大将を振り落として立ち上がった。体格差なんて関係ない。魔神の如き力を手に入れた俺の前では。
なんの魔法かはわからない。たった今、この魔法がスッと頭に入って来た。
内容は肉体強化。
「な、なんだテメェ!!」
突然の事で驚きながらも、ガキ大将が俺に拳を振り上げた。
「ハイ・ステフェン」
中級土魔法。内容は肉体の硬質化。例え剣で切り裂こうとも傷一つ付かない、鋼の肉体。
ガイン
「痛ッてえ!!」
おおよそ人間を殴った音ではない。
その声と音に、リーゼとリーゼに群がっていたチンピラ共の視線が俺に集まった。
「キャロル…」
「お姉ちゃん…遅くなってごめん…」
俺は木のそばで力なく横たわっているリーゼにゆっくり近づいていく。
俺の質量で、靴底が地面にめり込む。
その周りのチンピラ共は、俺の怒りを感じるのか、少しずつ後退りしている。
「お前ら!このチビガキもやっちまえ!!」
後ろで吠え散らかすガキ大将の声で、少し怖気付いていたチンピラ共が一斉に俺に飛びかかってきた。
馬鹿な奴らだ。
ガガンガンッ
「いってぇぇえ!!!」
「なんなんだコイツ!!」
「バケモンかよ!」
俺に叩きつけた木の棒は折れ、拳は捻挫か、場合によっては骨折。
今の俺は鉄より硬い。当然の結果だ。
リーゼはぽかーんと俺を見ている。
まぁ、ハイ・ステフェンなんて今までやって見せた事ないし、ロー・ポゼッションに至っては俺も知らなかった魔法だしな。
「オイお前ら、怯むんじゃ…」
「ハイ・ウインドブラスト」
ごちゃごちゃうるさいガキ大将に、俺の掌から圧縮された空気が放出された。
それは小さな竜巻を指向性を持たせて放出する中級風魔法。
直撃したガキ大将は3メートルほどぶっ飛んで行った。
大丈夫、人間このくらいじゃ死なない。
リーダーが紙屑のように吹っ飛ぶ姿を見て、チンピラ共は顔を見合わせた。
これは勝ち目がないと悟ったのだろう。
ウワァァーと情けない声を上げながら一目散に走り去って行った。
追う必要は無い。それよりも…
「お姉ちゃん!!」
俺は一本木にもたれかかるリーゼに駆け寄った。
ひどい怪我だ。擦り傷くらいしかした事ないリーゼが、こんなになるまで俺を庇ってくれた。
汚したくないと気をつけていたリーゼのお気に入りのドレスには血が滲んでいる。
見るに耐えなくて、俺はつい変なことを口走った。
「なんでこんな事したの!?」
違う。こんな事言いたいんじゃない。
ありがとうって言わなきゃ。
でも、リーゼがこんなになるくらいなら、俺がやられた方が良くって…
でも、リーゼの行為を否定するような事は更に彼女を傷つけるかもしれなくて…
ああもう!ごちゃごちゃだ!
リーゼは俺に力なく笑いかけた。
「…キャロルはやっぱり凄いわ。」
「どこが!僕なんて口ばっかりで…結局大事な時何にも出来てないッ…!」
「いいの。私がお姉ちゃんよ?」
「…っ!?」
突然視界が遮られる。何が起きたのか一瞬わからなかった。
それはあまりに不可解で、あまりに慈悲に満ちた行動。
リーゼが、俺を抱き寄せたのだ。
「え、お、お姉ちゃん…?」
リーゼの身体は思っていたよりずっと大きくて。暖かくて。
俺は自然と、無意識のうちに後ろに手を回した。
「最近キャロルが何かに怯えてるの、私知ってるよ。」
「…」
「キャロルは凄いわ。なんでも出来る。自慢の弟よ。
…でも、キャロルがどんなに凄くても、私がキャロルのお姉ちゃんだから。」
困ってる弟を見たらほっとけないの。
リーゼは変わった。
ずっと妹みたいに思ってた。
物わかりは悪いし周り見えてないしすぐ喧嘩するし全然人のこと考えない。
でも…
俺がどんなクズでも、底辺でも、偉い人でも…彼女は変わらず俺のお姉ちゃんなんだろう。
凄い当たり前の事なんだけど、なんだかそれが今は無性に頼もしく感じられた。
☆
帰り道はリーゼが俺の手を握ってくれた。
今まではズンズン先に進んで行ってしまっていたが、今日は歩幅を合わせてくれる。
それはきっと、彼女が足を痛めているからじゃないだろう。
日が紅くなる前に家に着いた。
リーゼの身体の怪我を一目見たお母さんが早速大騒ぎだ。
お母さんとリーゼはよく衝突する。
でもなんだかんだ言ってリーゼをめちゃくちゃ可愛がっている。
よくいろいろなフリフリの服を着せては可愛い可愛いと褒めちぎっているのを見かけるし。
そんな愛娘が怪我だらけで帰ってきたらまぁ、取り乱すよな。
そっから警察の事情聴取ばりに話を聞いていたお母さんは、ハァ、と大きくため息を吐いた。
「リーゼ、貴方もっとお淑やかになれないの?」
「おしとやかってなあに?」
「喧嘩しないって事よ」
喧嘩しない=お淑やか?
なんかおかしいけど、リーゼには分かりやすかったみたいだ。
「でも、向こうから来るのよ。」
「そうしたら、ごめんなさいって謝るのよ。」
「でも、そしたら私達の遊び場、取られちゃう。」
「別の所で遊べばいいじゃないの。
ね、前から思ってたのよ。おうちで遊ぶのはだめなの?ほら、お人形も作ってあげるし、隣町のお菓子だって…」
「やー!」
どんどん話が逸れていく。これが女子の会話か…。
ペタペタとお母さんに湿布を貼ってもらっていたリーゼは、突然バッと立ち上がった。
貼り付いていない湿布がボロボロ落ちた。
「私、キャロルを守りたい!」
「なあに、突然。どうしたのよ。」
座りなさい、と押さえ込まれるリーゼ。
しかし、俺を守りたいとは…。
リーゼには昨日に続き、今日も弱い所を見せてしまった。
きっとそれが原因なんだろう。
悪魔の事を知らされたあの日から、俺はどうも良く眠れない。
魔法を使い続けるとどうなるのか、悪魔は俺の何を狙っているのか。
目的は?将来は?
こんなにも恐れているのに俺はそれに目を背け、結果がこの様だ。
情けない。
それにも関わらず、俺の中で何かが語りかける。
魔法を使えと。魔法を使いたいと。
最早自分で自分がわからない。
そして今日さっき、約束を破って魔法を使った。
これから俺はどうなるのか。
不安は絶えない。
「キャロルが困ってたら、私助けたいの!」
「お姉ちゃん…」
「その為に私、決めたわ!!」
リーゼは俺を真っ直ぐ見て、一呼吸置いてから言った。
「私、リィリィ達と一緒に特訓受ける!」
衝撃だった。
昨日まで、俺と一緒じゃなきゃ嫌だとゴネていたリーゼ。
そのリーゼがまさか、自分から特訓を受けると言い始めるとは。
リーゼの瞳は俺の瞳を真っ直ぐ射抜いている。
瞬きもせず見つめるその蒼い瞳は、俺の返答をじっと待っているように感じられた。
…昨日、俺は酷く醜い感情を持て余していた。
俺の力を認めてもらえない悲しみ、悔しさ、憤り。
もてはやされ、満更でもないリーゼ。
果たして、リーゼはスカウトを断った。
惨めな俺を気遣ったのかと思った。
リーゼの事を、潜在的に劣ると思って見下していた事に気がついた。
そんな自分が嫌になった。
でも今は違った。
全く悔しく感じなかった。
全く惨めに感じなかった。
リーゼの選択を混じり気なく素直に喜んでいる。
それが一番の衝撃だった。
返答は、スッと自然に口から溢れた。
「頼りにしてるよ、お姉ちゃん。頑張って!」
リーゼは何故か一瞬、少し驚いたような顔をしたが、直ぐに破顔して答えた。
「うん!まっかせなさい!」
強いとか何が出来るとかそういうんじゃなく、人を尊重するってこう言う事なんだな。
もう外は真っ暗だけど、澄み渡る青空のようにスッキリした気持ちだった。
昨日より少し、自分が好きになった気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます