第4話
前回までのあらすじ
ステータスで・・・ステータスで・・・前が見えねぇ・・・。
…
……
………
高校生組との職業の差がやばすぎるな。このままだと俺も聞かれる流れだな。頼む!クラインさん!俺のことは・・・。
「そして!・・・ええと、お名前は・・・。」
クソッ!駄目だったか・・・。
「久留米寅蔵と申します。」
挨拶は大事。
「おお。寅蔵殿。貴殿の職業はいかに。」
「運転手です。」
「え?」
「運転手と表示されておりました。」
「ウンテンシュ・・・ですか?・・・聞いたことのない職業ですな・・・。」
『『・・・・』』
予測可能回避不可能。羞恥プレイきついっすわー。というか、ぬくぬく会話してられるのもサウバーさんの防御障壁のおかげだな。金ピカさんとjc魔人の戦闘激しすぎて、防御障壁なかったらチビってる自信あるわ。完全に金ピカさん人間辞めてる動きしてるもんな。振り回してる長剣が分身して見えるわ。こんな剣と魔法の世界で36歳運転手童貞がやってけるのかねぇ・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・!この金ピカつよー!・・・」
「もう観念するのだ!」
結構実力差ある感じだけど長引いてる感じするな。つーかここ国王と多分王女様だと思われる美少女達、一応今後の未来を担う異世界人と重要人物が集まりすぎてるんだよな。ローブ被ってるおじさん達も被害考慮して魔法打てなくて完全に置物状態。金ピカさんもめちゃくちゃポジショニング気にしながら戦わなきゃあかんのかもな。
「いてて・・・もう死ぬかもなー。・・・どうせなら・・・一人ぐらい死んでもらおうかな・・・。#%$&#&#&$&・・・」
結構でかめのファイアボールが形成されつつあるんだが・・・脳筋jcじゃなかったのか!?やばくねぇか!?王女様に狙いつけてる感じか?
「くっ!ぬぉぉぉぉぉ!」
「きゃぁぁぁぁぁ!」
「ひぃぃぃ!?王女様方!お下がりください!この障壁では守り切れません!」
「っ!クラインさん!その腰の剣!お借りします!」
「あ、え、これは儀礼用で、」
イケメン高校生がショートソードを取り、猛スピード走り抜け二人の王女の前にでる。
「ディバインソード!!」
すげぇ、短剣でファイアボールバラバラになったわ。あ、でも消しきれねぇファイアボーが向かい側のもう一人の王女に・・・つーかおいおい!誰もあの子のこと守ってなくねぇ!?くっそ、36歳運転手でなんとか出来るか!?
―ステータス―
【名前】 久留米寅三(くるめ とらぞう)
【職業】 運転手
【体力】 20
【魔力】 100
【力】 20
【知力】 50
【運】 5
【スキル】 運送 レベル1
【スキルポイント】 10000
とりあえず、スキルポイントぶっ込むか。頼むぜ神様!
―ステータス―
【名前】 久留米寅三(くるめ とらぞう)
【職業】 運転手
【体力】 20
【魔力】 100
【力】 20
【知力】 50
【運】 5
【スキル】 運送 レベル48
【スキルポイント】 0
「運送ォォォォォォ!!!!」
・・・おっし!火の玉消えたぜ!マジで始まってねコレ!?・・・ん・・・なんかけつが・・・っ!?
「うわっっちぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!!!」
「どうされた寅蔵殿!?燃えてる!?」
「寅蔵さん!?」
「おじさん!?」
「!」
―ステータス―
【名前】 久留米寅三(くるめ とらぞう)
【職業】 運転手
【体力】 20
【魔力】 100
【力】 20
【知力】 50
【運】 5
【スキル】 運送 レベル48 :任意の対象を自分の近くに呼び寄せる
【スキルポイント】 0
スキルしょっぺぇぇぇぇ!そんであちぃぃぃぃぃ!
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