ワイルド・アサシン06

 あのオポッサムは、どうして逃げている途中で立ち止まったのだろうか。

 なんらかの危険を察知したから、と考えるのが自然。しかし、ならば目の前にあった巨木に何かが潜んでいたというのか? オポッサムを仕留めた後継実達はすぐにその場を離れ、周りに木々のない開けた場所へと退避したが……どうにも違和感がある。

 野生の世界を生きる上で、違和感とは軽視してはならないものだ。脅威が何時だってハッキリとした予兆と共に現れる訳ではないのだから。もしも違和感を無視したら、抗いようのない絶望的存在と鉢合わせてしまうかも知れない。或いは勝てる相手だったのに、罠に嵌められて打つ手がなくなる可能性だってある。

 だから、違和感を軽んじてはならない。

 ならないが、違和感に固執するのも良くない。何事も勘違いというのはあるものだし、或いは違和感を警戒する姿によって襲撃者が既に諦めている可能性もあるのだ。そんな状況で何時までも警戒を続けるというのは、間抜けでもあるし、何よりでもある。心配事は心を縛り、頭の働きを鈍くしてしまう。それは新たな危機を招く行いだ。

 自然界で生きていくには、気にしないのも、気にし過ぎるのも不適応。両方の性質を極限まで高めた上で、中立的に振る舞うのがベストである。

 要するに。


「という訳で今日はオポッサム祭りだぁー!」


 違和感の原因であるオポッサム(生首及び頭部切断済死骸)を満面の笑顔で食べるという、精神的タフネスに溢れる行動を継実は選択するのだった。

 陽が沈み始め、辺りは暗くなり始めている。夜間の活動が出来ない訳ではないが、継実としては明るい昼間の方が得意だ。大切な家族達も似たようなものであり、夜間の狩りは成功率の低さだけでなく、身の安全を守る意味でもやりたくない。

 夜になる前に継実の目の前で横たわるオポッサムを捕獲出来たのは、継実にとって良い知らせだ。勿論、同じくオポッサムを囲っているモモとミドリにとっても同じである。尤もニコニコ笑っているモモに対して、ミドリの口許は引き攣っていたが。


「いやー、オポッサムとか初めて食べるわー」


「そりゃまぁ、そうでしょうね。あたし達が通ってきた地域には暮らしてなかったみたいですし。というか、毒とか大丈夫なんですか?」


「一応毒持ち哺乳類はかなり珍しいから、そんな気にしなくていいと思うよ」


「いや、珍しいっていうのと、オポッサムが安全な食べ物かは別問題ですから……」


 モモは上機嫌だが、ミドリはあまり食べる事に乗り気でない様子。継実が安全性を説明してもみたが、逆に正論を返されてしまう。

 しかしそれにしても、今日のミドリの渋り方は中々のもの。今では虫やらトカゲやらが食事に出ても普通に食べるミドリであるが、流石に未知の獣になると昔のような躊躇が出てくるらしい。

 草原で暮らしていた時の思い出が脳裏を過り、継実は無意識ににっこり。幸せそうな継実の顔を前にしたミドリは、不愉快そうに顔を顰めた。それもまた子供が駄々を捏ねてるみたいで可愛かったので、継実はミドリが抱いたであろう誤解を解かないでおく。

 ……それはそれとして。


「(ミドリの言い分も一理あるからなぁ)」


 ミドリにはああ言ったが、継実としてもオポッサムが本当に食べられるか否かは大事な問題だと思っている。珍しいから大丈夫なんて不確かな理由で食べるのは、病院なんてない自然界では割と命を粗末にする行いだ。それにミュータントと化した生物に七年前の常識を当て嵌める事が如何に無謀かは、継実はもう七年前から知っている。

 なので、とりあえずは『鑑定』だ。


「ま、いきなり食べるのは流石になしだね。モモ、臭いでチェック」


「うーい」


 継実からの合図を受け、モモはオポッサムの臭いを嗅ぐ。

 犬であるモモの嗅覚は凄まじく優秀だ。僅かな『違和感』も逃さず嗅ぎ取る。それに物質の有無でしか臭いの『意味』を判断出来ない継実と違い、感覚による分析が出来るので、危険を素早くかつ敏感に察知するのも得意。

 詳細を化学的に解明するなら分子を目視確認出来る継実の出番だが、単に危険性を判断するだけならモモの出番だ。


「……死臭がするけど僅かだし、口の中からだけ。これはさっき死んだふりをした時に出した臭いね。他に毒っぽい臭いはないわ」


 一分ほど臭いを嗅ぎ回ったモモは、そう判断を下した。

 最初のチェックはクリア。しかしまだ安心は出来ない。『毒っぽい臭い』を生じない毒が含まれている可能性もあるからだ。例えば猛毒の三酸化ヒ素は無味無臭であるし、毒殺で有名な(実際には有名になり過ぎて入手困難になっていたそうだが)青酸カリことシアン化カリウムは二酸化炭素と反応するとアーモンド臭甘い香りを漂わせるという。

 臭いは毒性の有無を判断するのに役立つが、確信するには至らない。もう一つぐらい、安全を確かめる方法を用いなければ不安というもの。


「じゃ、ミドリ。鑑定よろしくー」


「あ、はい」


 続いて任せるのはミドリ。

 彼女はしゃがみ込んで、オポッサムの亡骸をじぃっと見つめる。その気になれば半径数百キロも見渡せる観測能力を一点集中させれば、体内の分子構造までも丸見え。これならば臭いで分からない毒素も、目視で発見出来る。

 弱点としては目視確認なので、時間は掛かるし、見落としもあり得る事だ。だからモモの鼻と合わせ、確度を上げる必要がある。

 しかしこれでもまだ足りない。ミドリに見えているのはあくまでも物質の姿。性質なども多少は分かるが、もしかすると体内で化学反応で変化し、そうしてようやく毒性を持つタイプの物質という可能性も捨てきれない。

 最後は食べて確かめるしかないのだ。誰かがその身を張って。


「……多分、毒はない感じで」


「んじゃ、肝臓もーらいっと」


 等というを頭の中でしながら、継実はミドリのOKが出た瞬間に手を伸ばす。あっ、とミドリとモモが声を漏らしたが、継実の手はその反応を無視してオポッサムの腹に突き刺さる。

 オポッサムの解剖などした事がない継実であるが、粒子操作能力の応用で死骸の中を透視するぐらい造作もない。肝臓の位置を正確に把握し、最短最小限の一撃で腹から抜き取る。

 そしてそのままがぶりと噛み付き、小さくない量を頬張った。肝臓という、美味しくて栄養満点な部位を独り占めである。


「あーっ! 先に取ったぁ!」


「ふははー、何時も先手を取れると思うなよー」


 怒るように抗議の声を上げるモモだが、継実に悪びれる素振りなし。もしゃもしゃと肝臓を一人で食べてしまう。反省の色を見せない継実に対し、モモはがるると犬らしい ― パピヨンらしくはないが ― 唸り声を上げた。

 とはいえ、獲物を勝手に食べ始めるのはモモだって普段からしている事。誰が何処を食べるか話し合って決めるなんて偶にしかやってない。仲間内でも獲物は早いもの勝ち。いや、群れで狩りをする生物には大抵序列があり、その序列通りに食べていくものだが……継実達の『群れ』にそれはない。序列は不平等の象徴だが、同時に強固な統制を取る術でもあるのだ。秩序がなければ無秩序になるのは必然である。

 そもそもモモは本気で怒ってなんていない。彼女が本気で怒っている時は、もっとピリピリしたものだと継実は知っていた。七年間も一緒に暮らしていたのだから、継実には彼女の本心ぐらい分かるのだ。

 そしてそれは、ほんの数ヶ月とはいえ一緒に暮らしてきたミドリも同じ。


「もー、継実さんったらお行儀悪いですよ。もぐもぐじゅるじゅる」


 継実を窘めながら、ミドリは何時の間にか取り出していたオポッサムの心臓を丸齧りにしていた。


「ちょ。ミドリまで先に食べてるし!?」


「いやー、モモさんが遅いから待ってられなくて。というか何時もなら真っ先に食べてるじゃないですか」


「流石に毒の有無を調べてる時ぐらい待つわよ!」


「まぁまぁ。栄養がありそうな場所は他にもあるでしょ。骨とか」


「……犬だからって骨が好きな訳じゃないし、普通に肉の方が食べたいんだけど」


 継実がオポッサムの足をへし折って渡せば、文句を言いながらもモモは受け取る。それから犬らしく、バリバリとその骨を噛み砕いて食べた。

 そうして一度食べ始めてしまえば、もう文句も出てこず。結局のところこの言い合いもコミュニケーションに過ぎないのだ。遊んでほしい犬が、飼い主の靴下を足ごと噛むように。

 加えて、周りからの『視線』もある。何時までも遊んでいる場合ではない。


「(何匹かこっち見てんなぁ)」


 ちらりと継実が視線を向けた先にある草むら。そこには数匹の獣が顔を覗かせていた。

 タスマニアデビルだ。特別大きな個体、或いは強大な力を感じさせる個体がいる訳ではないが……視界に入るだけで二匹。薄っすらと気配も感じるので三匹以上この場に居るだろう。

 こちらを見ているタスマニアデビル達の顔は実に可愛らしく、思わず抱き締めたくなる。しかし一匹が欠伸をするように開けた口の内側には、鋭くて大きな歯がずらりと並んでいた。どんなに可愛くても本日は肉食獣。手を伸ばせば、バリバリと噛み砕いてくる事だろう。

 そして此処に集まってきた連中は、継実達が食べているオポッサムの横取りを企てている。いくら大きくても体長七十センチ程度の動物とはいえ、純粋な肉食獣の戦闘能力は侮れない。相手の実力が未知数なので勝ち負けはなんとも言えないが、正直あまり戦いたくない相手だ。

 なら、奪われる前に食べてしまうのが得策である。


「……早いとこ食べちゃおうか。狙われてるみたいだし」


「ですねー」


「ぼりぼりばりぼりばりばり」


 継実がぽつりと語れば、ミドリは同意し、モモはがっつくように骨を食べる。肉よりも骨を優先して食べるモモを「やっぱり骨好きなんじゃん」と思いつつ、肝臓を食べ終えた継実も指などの細い骨を齧った。

 継実としては、オポッサムを全て食べ尽くすつもりなんてない。体長二メートルもある獣を全て腹に収めるのは、いくら大喰らいな継実達三人ミュータントでも無理だ。骨も含めれば全体の半分以上は残るだろう。

 しかしタスマニアデビルとしてはそんなものでは足りないのか、はたまた継実達の食べる速さからこのままだと食い尽くされると思ったのか。いずれにせよタスマニアデビル達の一部は、大人しく残飯が出るのを待つのを我慢出来なかったらしい。

 ガサガサと草むらを掻き分ける音が、急速に継実達に接近していた。その向かう先にいるのは――――接近してくる気配に気付き、けれども身体の反応が間に合わなくて硬直しているミドリ。


「ちっ!」


「ひゃっ!? えぁ、つ、継実さ……」


 継実はミドリを押し退けるようにして、自分の身を気配に対して前へと出す。

 直後、猛然と駆けてきたタスマニアデビルが、大きく口を開きながら草むらから跳び出してきた!

 継実はすかさず腕を前に出し、タスマニアデビルの攻撃を受け止める。腕には粒子スクリーンを展開。例え水爆が百万発直撃しようと継実の肌に傷を付けられない状態にした。そうとは知らずにタスマニアデビルは腕に噛み付き、粒子スクリーンに阻まれて止まる。鋭い歯は粒子スクリーンに食い込みはしたものの、継実の肌には到達していない


「ガギュイッ!」


 と思ったのも束の間、唸り声と共に一層強くタスマニアデビルは噛み締めてくる! 本気を出した一撃は継実の粒子スクリーンを突破。牙が肉を深々と切り裂き、溢れ出す血と痛覚物質の刺激で継実は僅かに顔を顰めた。

 体長僅か七十センチしかないタスマニアデビルだが、その顎の力は七年前だと哺乳類最強クラスだと謳われていた。その強靭な顎は死体の皮や毛だけでなく、骨も容易く噛み砕いて食べてしまう。ミュータント化してもその性質は残っていたようで、顎の力は継実の予想を大きく超えた。これには継実も驚きを覚える。

 しかしタスマニアデビルにとっては自慢の顎の成果。喜びはあれども驚きはない。

 むしろこのまま肉を引き千切ろうとしてか、一層強く噛み締めて――――


「ふんっ!」


 そうなる前に継実はタスマニアデビルの腹を、思いっきり蹴り上げた!

 蹴られたタスマニアデビルの身体は、秒速数キロの速さで吹っ飛ぶ。が、タスマニアデビルの表情に変化はない。顎はしっかりと閉じたまま。殴られた下半身が大きく揺れただけで、タスマニアデビルは未だ継実から離れていない。


「食事中に邪魔すんなッ!」


 モモが追撃として電撃の伴う蹴りを首に入れたが、それでもこの小さな獣は顎を離そうとしない。いや、表情すら変えていないというのが正しいだろう。

 まるでダメージが入っていない。


「ギギキキィアッ!」


 結局タスマニアデビルは継実の腕を一齧りして肉を食い千切る。

 この瞬間に継実はその顔面に拳を叩き付け、遠くへと吹き飛ばす。尤もタスマニアデビルは空中で軽やかに身を翻し、無事着地してみせたが。

 くっちゃくっちゃと音を立て、タスマニアデビルは継実の腕から千切った肉を喰らう。されど人肉の味を満喫する暇はない。


「ギギャアァッ!」


「ギャアァアッ!」


 今まで様子見をしていた他のタスマニアデビル達の一部、合計三匹が集まり、継実を襲った個体に噛み付いたり引っ掻いたりして攻撃してきたからだ。ちょっかいを出す、なんてレベルではない。大きな牙でがっちりと咥え込んで頭を激しく振る、目許を狙って爪で抉ろうとするという激しい『攻撃』である。そしてその攻撃は、肉を咥えている口許や顔面に集中していた。

 これが大きな肉片ならば、いくらか奪われもしただろう。しかし此度の肉は一口サイズ。仲間に甚振られながら、そのタスマニアデビルは自分の手柄を総取りする。


「ギャアァァッ!」


「グギャギャアァ!」


「ギィギャア!」


 強奪に失敗した三匹のタスマニアデビル達は、苛立ちを露わとするように吼えた。ただしその怒りの遠吠えは何時までも続かない。それは無駄な行いなのだから。

 合理的な彼等は、一斉に継実達の方を振り向いた。半開きの口から、だらだらと涎を垂らして。


「やれやれ。向こうさんはやる気満々ねぇ……ミドリ。アイツら何匹いるか分かる?」


「は、はい。えっと……四匹だと思います」


「ふぅん、じゃあ見えてる奴で全部ではある訳だ。どうする継実?」


 骨付き肉を頬張りながらモモが尋ねてきたので、継実は少し考え込む。

 噛まれた時の手応えから推測した『戦闘能力』からして、見た目や大きさよりもかなり強いと言わざるを得ない。おまけに、恐らく仲間同士の闘争の激しさ故の進化か、全身の皮膚がかなり頑丈だ。こちらの攻撃を通すにはかなり力を込めた、即ちエネルギーを投じた一撃を放つ必要がある。その一撃も、ダメージを与えるだけで致命傷には至るまい。まともに戦ったなら、勝率は六割といったところか。そして勝ちの中には、家族を失うパターンも含まれている。

 そもそもオポッサムの亡骸を奪われたなら、その時点で継実達の時点では敗北である。数では向こうが有利で、戦闘能力で劣るとはいえそこまで離れてもいない。奪い合いになればタスマニアデビルの方が圧倒的に有利だ。勝負をしたところで、残るのは肉片ではなく疲労感だけ。

 こんなのを相手にしても割に合わない。損切りをするなら早い方が良いだろう。


「……仕方ない。十分食べたしコイツはもういいやーっと」


 判断を下した継実は、自分達が食べていたオポッサムの亡骸をおもむろに蹴り上げた。命に対する敬意などない一撃で、オポッサムの身体は宙を飛ぶ。が、冒涜的な空中飛行はすぐに終わった。

 タスマニアデビルの一匹が、亡骸に飛び付いてきたのだから。


「ギィギャアアアアッ!」


「ギャギャギャッ!」


「ギィイイィィギィヤアァァツ!」


「ギャアアアァァァァッ!」


 一匹が食い付けば後は地獄絵図。同種同士で噛み合い押し合い吼え合い、手に入れた死肉を漁っていく。

 『文明人』なら顔を背けたくなる光景。しかし継実は満足げに頷くだけである。獣であるモモと同じように。文明人であるミドリだけが不愉快そうに眉を顰めたが、顰めるだけだ。


「うわぁ、凄い食べ方してる……」


「群れてるけど仲間って訳でもないみたいだからね。ともあれ、アレでしばらくはこっちの事を忘れるでしょ。今のうちに離れるよ」


「ほーい。そんでこれからどうする? 私的にはもうお腹はいっぱいだから、そろそろ寝床探ししたいんだけど」


「そうだね。そろそろ暗くなるし……こんだけ開けた草原だと、洞窟とか木の洞とかも簡単には見付からなそうだから、早めに探した方が良いか」


「あたしも異論なしです」


 モモの意見に継実もミドリも同意。死肉に貪るタスマニアデビルを尻目に、寝床探しを始める。

 その歩みの中で継実はふと視線を向けた。

 自分の腕に残る、抉れた傷跡に。


「(なんか、傷の治りが悪いな)」


 タスマニアデビルに噛まれた部分が、まだ完治していない。肉が露出し、断面から血が滴り落ちている。

 七年前なら当然の話だ。肉を食い千切られて出来た傷が治るには何ヶ月も掛かる、いや、傷跡が残る事を思えば『完治』などしない。けれど今の継実にとって、こんなのは掠り傷ですらないようなもの。意識して能力を使わなくても割と治る筈だった。

 ところがこの傷は中々治る気配がない。それどころかこのまま放置しても完治しないという予感がある。


「……んー……?」


 気にはなる。気にはなるが、しかしそこまで重大な問題でもない。ちょっと意識を向け、能力を使えば傷口は簡単に塞がった。

 何より今は寝床探しという優先目標がある。モモとミドリが進む中、自分だけが立ち止まって考え込む訳にもいかない。

 傷口の事など頭の片隅に寄せ、継実は寝床探しの方に意識を集中させるのだった。

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