第4話 食欲
食欲が無い時期と食欲が生きている時期の2つを交互に過ごしている。食欲がない時期は、空腹感は変わらずあるのだが、食べたい。食事がしたいという明確な欲がない。だから生鮮食品を買い、調理という加工をし、冷蔵や冷凍をすれば、1週間や2週間ほど外に出ずとも生きていける。
食欲がある時期は、3日~1週間で買い物をしに外に出なければいけない。
友人と一緒に暮らしてみたことがある。友人は私の3倍の量を平らげる。私が作った料理。一人で食べるのなら2、3日はもつ料理を友人1人で1日で。
人間とは面倒だということを学んだ。
私の食欲が生きている時ならばもう少し私も食事に気乗りしたのだろう。
交互に変わる食欲。食欲が生きていた頃に買った食料を消費することはなぜこんなに苦痛なんだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます