僕プーさん好きなんで、こういう友好的なクマ出てきて嬉しいです。エイレンもレオンもここで色々受け止めて背負っちゃいましたね
作者からの返信
僕もプーさんが好きで、熊丸だったら物語においてもいい感じにマッチして出番も増やそうと考えていたのですが……、小説は書くのが難しいです。
エレインは熊丸の件を通して、成長すると同時に、魔法の扱いに関して葛藤していくことになります。
編集済
1話からここまで読んでみて感じ、そして惜しいと思ったことが2つ。
1.地の文章でキャラクターの感情を”説明”してしまっているために、読者の感情移入が置いてけぼりになってしまっている。
例:「納得した」「恐る恐る」「気づく」「気持ちいいものではなかった」「驚いているようだ」
これらの感情を表す言葉は、その前段にで”どうしてこの感情を抱いたのかの説明文”が、地の文章の多くでセットになってしまっている。
感情とは、理解するものではなく納得するものです。読者からしてみれば、共感するものです。3人称視点の地の文章で、この感情の理由はこうですよ、と正解を提示され続けてしまっては、共感する前に情報量を消化するのに手いっぱいになってしまいます。描写のみで感情の動きを表現する方法を用いることでグッと話が良くなると思います。(その過程で、不必要な感情の描写は削るとよいかと)
2.1文の情報量が多い。
このあたりは作者の好みですが、特に戦闘シーンでは文章の区切りの長さ≒もっさり感が顕著になります。
例> 叱責に驚いて、声のしたほうに振り向くとワイルドボアが肉薄していた。レオンは跳躍して突進をよけながら、身体をねじって剣を鞘から振りぬくことでワイルドボアの無防備な背中を切り裂く。
変更後>
叱責。振り向くと魔物が肉薄していた。
「くっ」
跳躍し、突進をかわす。身体をねじり、剣を鞘から振りぬく。レオンの眼前に、ワイルドボアの無防備な背中があった。
「はっ!」
剣閃が、ワイルドボアの背中を切り裂いた。
こんな感じだと一文の情報量も少なく、読みやすくなりスピード感が出るわけです。(ゆうても作者の好みなのですが)
2020.8.11 正午:質問を受けての補足。
例えば、この記述ですが、
>正直な指摘にエレインはムクれながら魔法を詠唱しようとする。しかし、すぐに何か思ったのか詠唱を止めてしまう。
>レオンは妹が何に悩んでいるのかになんとなく心当たりがあった。
変更後:
正直な指摘にエレインはムクれ、しかしそれでも魔法を詠唱しようとする。だがすぐに詠唱を止めた。
悩み事がある……そういう顔だ。
レオンは、妹が悩む理由に心当たりがあった。なんとなくだが。
とするとか。「何を思ったのか」とわざわざ記載しなくても、詠唱を止めたという不合理な行為自体が何がしかの理由があることを示唆しています。そして、「何を思ったのか」という記述や詠唱を止めた行動のみでは、読者には「エレインが悩みを抱えているな」とは分からないので、それを提示するための情報を”描写にて”提示するといいかなと。
他の例としては「〇〇と悲しんだ」と書くよりも、「悲しそうな顔をした」とか、「涙を流した」とかの描写にするなどして、感情を説明する言葉をなるべく省くようにするとか。
なお、どんな物語も作者にとっては大切な我が子です。そこには合うか合わないか、そして面白いと超面白いかがあるだけで、間違いも正しいもありません。作者の好みで試行錯誤をしてみてください。
作者からの返信
ありがとうございます!
今までここまでズバッと指摘してくださった方がいなかったので、自分の文章の誤りに気付けませんでした……。
今回指摘されたことを取り入れながら、改稿していきたいと思います!
すみません、一つお聞きしたいのですが、1のコメントについて、どこら辺の情報が余分だと思いましたか?
参考にしたいので、ぜひお願いします。
細かい指摘、本当にありがとうございました!
途中までで申し訳ないですけど読ませていたいただきました!
レオン君が破滅の剣を手にしたものの、まだ平和が続きそうですね。
これからの展開も期待しつつ、時間が空いた時に覗きたいと思います。
その時はよろしくお願いいたします!