第9話 お酒パーティー
「さ!遠慮しないで飲みたい時に飲んで!せーの!」
「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」
こんにちは、カエデっス!お父さんの家で突然お酒パーティーすることになったから行くことになって来た!甘酒は飲んだことがあるからね!美味しいよー?
「さ、カエデ、何を飲むんだい?お母さんが入れてあげるからさ?」
「んー…じゃあお言葉に甘えて最初は甘酒かな?」
「…ふふっ!大人になったねぇ…?ほら、甘酒だよ?」
「ありがと!」
「ビャッコは何を飲むんだい?」
「えっ…カエデ、何がおすすめなんだ?」
「いや…僕は甘酒しか飲んだことがないから…おすすめとかよくわからないかな…?」
ていうかお酒を飲んだことがないフレンズさんは大体が薄いお酒か甘酒を飲んでるね!僕も例外では無いからね!
「…じゃあ私も…」
「わかったよ?」
お母さんが甘酒を入れてくれる。それも手慣れたように。
「ほら、できたよ?」
「ありがとう」
「…そういえばあれからどんな生活をしてみたんだい?」
「とりあえず僕とビャッコ、四神のみんなとセーちゃんと一緒にパーティーをしたよ?とりあえず簡単にカレーと鶏肉の赤ワイン煮込みとサラダを作ったよ?」
「2人で作ったのかい?」
「そうだよ?いやー、大量に作ったから疲れたよ…」
「いつか私たちにご馳走してほしいな?お父さんも満足できる料理を私たちにご馳走して?」
「うん!じゃ…乾杯」カンッ
「乾杯」カンッ
まさかこうやってビャッちゃんと一緒にはじめてのお酒を共にするとは!
「…美味しいな…まるで体全体が温まってくるみたいだ」
「でしょ?これ冬に飲むとすっごい美味しいんだよねー?」
「そうなのか?だが一番温まりやすい方法は…カエデを愛し続けることだと思う」
「ふふっ!いいこと言うねぇ!こりゃ2人の子供が楽しみだよ!」
「ほんと?それじゃ子作りに励まないとね?ビャッコ?」
「そこまでなのか!?」
「お母さんたちは子供を作ってからも避妊しながらしてるからね…子作りは愛を深め合うこととしてやるのもいいんだよ?あ、どうせなら避妊具、分けてあげようか?」
「…どうせならお願いしようかな?」
「おーい、オレンジー」
「んー?」
「2人に避妊具分けてあげてもいいかい?」
「うん!なんかいつもプラムがかなりの量具現化してくれるからかなーり余ってるよ!半分くらいいいよ?」
「え?どれくらいあるの?」
「そうだねぇ…僕たちは結構するけど1年分はいつも具現化してくれるよ?どうせなら半年分あげるよ?」
「そんなに!?まあもらっておこ?もう6回くらいしたんだからさ?」
「そんなにしたのかい!?」
「うん、夜に1回か2回、朝に1回…だよね?」
「あぁ」
「それはすごいね!じゃあ3分の2分けてあげるよ!…若いっていいねぇ…」
「でも、私たちはまだまだ愛し合う…よね?」
「当然!セルリアン討伐が無くなったから体力は無くなったけど愛は無くならないね!」
「僕たちもそうだね!つがいになったからには子供を作らなきゃね!」
…実際こんなにサポートしてくれるお父さんとお母さんには感謝しないとね!
「…そんなことよりお酒、もっと飲むかい?今度は甘酒なんかじゃなくて…本物のお酒を…ね?」
「…じゃああの時もらったやつでお願いするよ?ビャッコもさ?飲もうよ?」
「…よくわからない飲み物をそう簡単に飲むわけにはいかない…といいたいところだがもらおう」
おお!まさか自ら飲もうとするとは!
「おお!じゃあビャッコのは薄めで、僕のはいつものでお願いするね?」
「うん、ちょっと待っててね?」
ざっくり言えばビャッちゃんのはかなり薄め、僕のはお父さんが作った特製のお酒!僕の好みの濃さに合わせてくれてあるのがいいね!
「先にビャッコ、できたよ?」
「ありがとう」
「カエデのは…ちょっと待ってて?」
うん?何かあるのかな?
「…これなんだけどね?」
「お酒?」
「そう。いつもお母さんが飲んでるやつなんだけど…いつもカエデが飲むやつとはちょっと濃いんだけどね?今のカエデなら飲めるって思うけど…飲んでみるかい?」
「…うん!飲ませて?」
「わかったよ?」
「お母さんがいつも飲むお酒かぁ…どんな味がするんだろ」
「私が飲むお酒の味はぶどうだよ?カエデの好きな果物でもあるから気にいると思うけど…はい、できたよ?」
「ありがと!あ、ビャッコ、待っててくれたんだね?」
「飲むものは違くてもカエデと一緒に飲みたいからな!」
「そっか!じゃあ飲もうか!」
僕とビャッちゃん、同時にグラスに口をつける。
「…どうかな?」
「あっつい!?」
「…!美味しいな!」
結構喉が焼けそう!でも味は美味しい!
「うーん…ダメかい?」
「ダメだね、こりゃ」
「でもビャッコは美味しそうに飲んでたじゃないか?」
「あぁ!割と思ってた以上に美味しかったぞ!もっと飲ませてくれないか?」
「もちろん!」
…
こうやってみんなでお酒を飲んで…
「はーい、特別依頼で作ったおつまみだよー」
「あ〜…ありがと…」
お酒を飲んでいないゲンちゃん、セーちゃん、マンティコアさん、キュウビキツネさん以外はみんな酔った!もちろん僕も例外ではないよ!
ちなみに今は夜、イナが帰ってきて客もいるからっていう理由でおつまみを作ってもらった!
「…まあ確かにみんな来てるのは驚いたんだけどさー…酔ってるのはちょっと…」
「しょうがないでしょ〜…パーティーなんだからさ〜」
「こんなに酔ったのは久しぶりだなぁ〜…」
「せいりゅ〜…顔が赤いんじゃぁ〜…」
「そういうスザクだって赤いわよぉ…」
みんなよくぶっ壊れてるね!そんなときの僕とビャッちゃんは…
「ビャッコぉ〜」
「ん〜?ど〜した〜?」
「ほへぇ〜」
もちろん僕たちもぶっ壊れてます。
「もぉ!もう11時だよ!寝なくていいの?」
「そうだねぇ…今日はもうお開きにするかぁ〜…そ〜だぁ〜、今日は泊まっていってぇ〜」
「あぁ〜…ありがとな〜…」
「とりあえず私たちは寝る準備をしておくからみんなを起こして!さ!酔っ払ってないフレンズさんは手伝ってほしいな?」
「わかった」
ぐっすりしているフレンズさんもちょくちょくいるけど僕たちはしっかり起きてるよ!
「あっ!そうだ!カエデー?」
「ん〜…?」
「カエデのベッドまだ残ってるけどさ、ビャッコさんと一緒に寝たらどうかな?」
「そうだねぇ〜…そうするかぁ〜」
「そうだなぁ…」
「ほら?二階の部屋には全部防音性があるからさ?どったんばったんしても良さそうだし?」ニヤニヤ
「ちょっとぉ〜!」
「ふふっ!嘘嘘!でもお母さんに子作りを促されたんでしょ?私だって楽しみにしてるんだからねー?」
「わかってるってぇ〜…さ〜、ビャッコ〜、行こっか〜。みんな〜、おやすみ〜」
「「「「「「「おやすみ〜」」」」」」」」
…
さ…来たけど…ほんと何も無いよね。あるのはタンスとベッドと椅子と机くらい。
「…じゃあ寝ようかぁ〜」
「…待ってくれぇ…」
「ん〜?」
「今日…こなしてないなぁ〜?」
そういうとビャッちゃんは上の服を脱ぎ始める。そっか。大きくするために毎日少しでもビャッちゃんの胸を揉み続けるって約束したんだ。
「…そうだねぇ…じゃあ失礼するよぉ?」
「すまないぃ…少し痛いかもぉ…」
「そ、そっかぁ…ごめんねぇ…?」
「…酔った状態だとなんか違うなぁ…」
「そうだねぇ…?…このまましちゃう…?」
「さすがにオレンジの家でするのはぁ…」
「大丈夫…お父さんだって許してくれるでしょぉ…」
…
「全く…あの2人遅いねぇ…」
…まだ寝てるけどね。
「おーい、朝ですよー!…起きない」
まだ眠いし?
「開けるか…おーい、朝だy」
…入ってきちゃったかぁ。
「…ふふっ!まさか本当にしちゃうなんて…!とは言ってもビャッコさんの声がちょっと聞こえてたからね…まあすぐ隣だから仕方ないか…でもビャッコさんの声…凄かったなぁ…それと改めて久しぶりに見るけど…カエデの体ってたくましいよねぇ…それでなんであんな絵が上手く描けるかよくわからないなぁ…まあ、どうせ2人は2人で気持ち良くなってぐっすりのはずだから寝かしてあげようか!おやすみ?」
…
「ふわぁぁ…」
おはようございます、カエデだよ!なぜか布団がかけられているけどそこは気にしないでおこうか!
そしてもちろん僕とビャッちゃんは裸。何をしたかは察してね?
…で、頭が柔らかいのが乗ってるんだけどまさか?
「あぁ、おはよう。私の膝枕…どうだ?」
「うん!いいね!」
ビャッちゃんの小さな胸も膝枕目線なら結構映える!
「ビャッコ?一つお願いがあるんだけどさ」
「ん?なんだ?」
「このまま倒れて僕をビャッコで挟んで?」
「ん…こうか?」
え?なんでこんなことをさせたかって?こうすれば…ビャッちゃんの胸に潰されることになるんだよ!
「…こうでいいか?」
「…ありがと…」
「何がしたいんだ…?」
「ビャッコの胸に潰されるとかどういう快感かよ」
「…私の胸に潰されたかったのか?」
「うん」
「それならセイリュウとかの方が…」
「いや、ビャッコのがいい。ビャッコにしか無い気持ちよさを僕は望んでる」
「そうなのか…?」
「ほら…例えば…」
「…ちょっ!?吸うな!」
「…」
「うぅ…」
「…ほら、こういう反応が僕は好きなんだ…!ビャッコのそういう反応が可愛くて仕方がないんだ…!」
「…続きは帰ってからにしてくれないか…?」
「…そうだね!帰ってからだとゆっくりできるし!」
そこからはちゃんと甘酒をもらってから帰った!
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