第35話 大好きな君
学校で、バス旅行に出掛けている。君は女子同士で固まっていることが多くて、近づきがたい。今回もそうだ。
休憩時間となり、バスを降りた。君が一人になるタイミングをみて、近づいていく。頭を撫でた、いつものことだ。君は嬉しそうに微笑む。
「可愛い」
って言ったら
「可愛いって言ってくれるの、○○君だけだよ」
って返された。
クラスの男子は、あれのどこが良いんだ?という。女子はお人形さん扱い。でも、とても可愛いんだ。見た目が全てじゃない。
MtFの私だけど○○さん、君は受け入れてくれる?君が大好きなんだ。
ーおわりー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます