ジェンダーの問題をこういう形で描くとは予想できませんでした。
難しいテーマに向き合って丁寧に書かれていますね。
「内開きのドア」など細部の表現にもこだわりを感じました。
作者からの返信
和希様
コメントいただきありがとうございます。
大学生の時、ジェンダー論の講義を受講していたので今回の自主企画の内容に合うかな?
と思い書き下ろして見ました。
講義のレポートを書く際に、LGBTについて当事者の方達のブログなどを拝見したり、地元にあるLGBTの方達を支援する、コミュニティセンターなどにも足を運びましたね。
『内開きのドア』の表現は部屋を彼女の心に見立てて、描いたものです。
それが一人でに開いた⋯⋯というのは、ここから先は読者の皆様の想像にお任せしたいと思います。
想いを伝えるまでの時間を距離で表現してるのが、面白いですね。本気で何かをなそうとする時って、いろんな思考が巡るものですし。
結末が、向こうから、なのは、ハッキリ描かれていないラストの想像が膨らみますね。
ありがとうございました^ ^
作者からの返信
羽鳥さぁらさん
読了ありがとうございました。ラストははっきり描かずに読んでもらった方々の想像にお任せしたいなーと思いあえてこうしてます。
走馬灯というこれまでの人生が一瞬で巡る言葉があるように、本気で何かを成し遂げようと思った時は、これまでの色々な思いや葛藤が、蘇ってくるんじゃないかな? と思い、二人のこれまでを振り返る構成にしてみました。