180話【現世】ヨーグルトと豆乳と腸内環境







2月に入った頃、体に異変があった。

夜に固形物を食べると 横になったとき苦しい。

胃がもたれたような感じがするのだ。


前に比べたら夕食の量も減っているし、食べすぎたから胃が痛いという感じでもない。

お腹も空かないので、薬のせいなのかなと 様子をみることにした。


食べないとなると薬を飲めないので ヨーグルトとか、豆乳とか、スープとかを飲み、食べられそうな時は おからクッキーで苦しくならない量を調整しながら食べた。


実際は「おっ、これで一気に痩せられるんじゃね?ラッキー」くらいに思ってましたよ。


痩せるには痩せましたが、痩せ率(?)ペースはかわらず、二週間毎に500gずつ。

夜あまり食べなくても、ひと月で-1kgでした。


いや、朝、昼は普通にたべてるのに、体重は減ってるから成功なんですが、期待値が高かった(笑)


運動は毎食後にかかと上げをテレビ見ながら10回ほど、昼間に10分くらい腰ふりトワークダイエットとストレッチ、座りスクワット程度(←既にサボり気味)



ではここでヨーグルトと豆乳のお話を。


【ヨーグルト】

ヨーグルトはギリシャヨーグルトを食べてました。

一時期流行りましたよね、手作りギリシャヨーグルト。

いや、ワタクシは購入して食べてましたが。


たんぱく質が豊富なことと、なんたってあの濃厚な舌触りにはまりました。

ヨーグルトというより、クリームチーズに近いですよね。

酸味よりミルク感が強い感じがします。

ヨーグルトを『水切り』して、水分や乳清をとりのぞくから

あんなにぎゅっとしててクリーミーなんですね~


ワタクシが購入してたのは、スプーンを逆さにしても落ちないほどでした。濃厚さはピカイチ!おなかを満たしてくれます。


ヨーグルトは食べるタイミングによっても効果がかわってくるそうな。


◎食前に食べる

ヨーグルト200gは思ったよりおなかにたまるので、食前に食べることで食べ過ぎ防止に。

また、食事による血糖値の急上昇を防ぐ作用もあります。

野菜から食べると太らない『ベジファースト』

これは血糖値が緩やかに上昇するからなのですが、それと同じ効果がヨーグルトにもあります。

カルシウムは空腹時の方が吸収されやすいので、カルシウムを摂取したい方も食前がおすすめ。ダイエット中にはカルシウムが不足しがちになりますからね~

 

◎食後に食べる

食後は、食事により胃の中の胃酸が薄まっているので、乳酸菌が生きたまま腸まで届きやすくなります。死んだ乳酸菌も腸内環境を整えてくれますが、生きたまま届く方がよりいい。

乳酸菌による整腸作用の効果を存分に期待できるのが食後です。


◎朝食べる

ヨーグルトを朝食べることで体を活動的にする他、腸が刺激されてお腹の調子を整えることに役立ちます。

ヨーグルトは非常に栄養バランスのとれた食品なので、脳への栄養補給となる糖質、筋肉の基礎を作り出すタンパク質、適度な脂質やミネラルなど、多くの栄養素を手軽に摂取できるため、忙しい朝にはオススメですね!


◎夜食べる

人の体は、朝は排泄、昼は食べたものを消化し栄養の補給、夜間は吸収というリズムがあります。腸内の働きが最も活発になるリズムもあり、その時間帯となる22時~翌2時は「腸のゴールデンタイム」と言われている。

夕食の時間帯にヨーグルトを食べることで 夜間に善玉菌が働いて腸内が活性化し、腸内環境を整え老廃物の排泄や有害物質を減らしてくれるので、太りにくい体質作りに役立つんです。




【豆乳】

豆乳は血糖値の上昇を抑える効果があるといわれている食品の一つです。

これは、豆乳の成分であり、ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンなどの効果が大きい。


豆乳には乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が含まれているので、腸内の乳酸菌が増え、腸内環境が整うことで便秘が解消され、栄養素の吸収が良くなり、代謝も上がって、ダイエットに繋がるというもの。

また、豆乳に含まれるたんぱく質を摂ることで筋肉が増えれば、基礎代謝量も上がりますね。


豆乳に限らず、豆製品(豆腐、納豆、枝豆、みそ、しょうゆ、厚揚げ、がんもどき、おからなど)は、大豆がコレステロールを減らし、糖尿病のリスクを低下してくれる。

最近では、脂肪の多い動物肉の代わりにダイズミートを使った料理もコンビニでもでまわるようになりましたしね。


【腸内環境】

ここからはシモの話になりますよ?

いいですか?

便秘のお話ですよね?

ことわり入れましたからね?


さて、ヨーグルトも豆乳も腸内環境を整え、腸内フローラを改善してくれるものです。


皆さんは、腸活してますか?

ワタクシ、食べたら、出るんです。すこぶる元気に、もりっと。

押し出し式なのか?ってくらい、便秘に無縁なんです。


腸内フローラが整ってないと、肥満の原因にもなると言われてるんですけどね……

だから、困ったことに便秘解消系のダイエットはワタクシには無意味なんですよ!そうなると打つ手が少ない!


ワタクシの場合、ヨーグルトを食べると、逆になります。

だから、この時期大変でした。

初便秘です。

便意を感じてトイレに行っても ガスしかでない……


色々原因を考えてみました。

『食べる量が減ったから出る量も減った』

『腹筋をサボったから 押し出す力が衰えた』

『実は出ないのが普通(一日三回以上出てたのが異常!?)』

『おばあちゃん家が牛乳やさんで、子供の頃から水がわりに牛乳飲んでたから?(アレルギーと同じで一生分摂取したから体がもういらないよと言っている?)』


調べてみたら、ヨーグルトなど乳製品に含まれる動物性タンパク質が、どうやら日本人の体には合っていなくて、消化に良いとは言えないみたいです。


その点、豆乳は大丈夫でした。


やはり日本人には日本人がもともと摂っていた乳酸菌が合っているんですかね?

乳製品よりも植物性乳酸菌の漬物、キムチ、納豆とかを摂るほうが合う人もいるようです。


まあ、出ない日は今のところないので、ヨーグルトもモリモリ食べています。

この程度で便秘などとほざいては 母と妹に怒られそうなので(←二人は長く腸内にお客様が宿泊されていて大変らしい)本当に出なくなってから大騒ぎすることにします。


何にせよ、自分で試してみて、一番合う腸活を見つけてくださいね。









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