第2話 青目のアーレン後編
30日が過ぎ迷宮になれてきた頃等々4層に向かうことにするとそこには動き回るバッタがいたが早口飛び回る為攻撃を与えられずバッタの体当たりばかり受けている
「全然ダメだ!!キリーナ!一度上の階に戻るよ」
「ダメなの?これが迷宮!!」
キリーナは涙目になって急いで階段に向かうと3層に戻るとキリーナは泣き始める
「もう少し頑張って能力を揚げよう」
「こんなに強いのが行きなり現れるなんて無理だよ!!」
「ここで立ち止まりたければ、それまでだよね、自分は立ち止まりたくないから、この階で沢山倒して、下の階でも戦えるようになるからね!!」
アーレンが言うとキリーナはアーレンの後を追うように3層で戦い始める
冒険者ギルドで買い取りをして貰った後、歩いていると男達に囲まれる
「おい!金だせ!!大人しくしろや!!」
「え!」
キリーナは震えながらアーレンの腕を掴む
「おい!この女後でたっぷり楽しむぞ!!」
男達が満足そうに笑い出すと縄と袋を出してニヤニヤしている
「何やっているのかな?」
若い男が男達に話しかけていると男がナイフを持って刺しにいくと獣人の女性が受け止めている、そして投げ飛ばす
「私のご主人様にナイフで突き刺そうとしてただで済むと思っているの!!」
女性がいきなり蹴りを入れて言うと何やら話してから腕を掴み振り上げてから地面に叩きつけ始める
「ひぃ!!」
キリーナは見て震えながらアーレンの腕に捕まっている
「そう言えば対人戦闘訓練していなかったね、みんなで遊んであげようね」
若い男が言うと男達を殴り腕や足を折っていると1人の女性が魔法を使い回復させている又同じことを繰り返している
「何をしている!!」
警備隊隊員が来て若い男達を見て苦笑いしながら話し始める
「自分達を助けてくれただけです本当です」
アーレンが言うと警備隊隊員が苦笑いしながら頷いて男達を見て
「喧嘩なら仕方無いか・・・罪人じゃ無いから捕まえられない」
そう言って見ている
「・・・・・助けてくれ!!3日前人を殺した!!だから捕まえてくれ」
男が叫ぶと警備隊隊員が睨めつけながら連行されていくと自分達も着いていく
「危険だから路地裏には入らないように!!良いな!!」
警備隊員に注意されると帰って良いと言われて外に出る
「アーレン・・・怖かった・・・・アーレン」
キリーナは泣きながらアーレンの腕の中にいると暫くお礼を言う為に待つことにする
「先程はありがとうございました、何かお礼をしたいのですが」
キリーナが言う
「誰かが困っていたら助けてあげてね」
若い男が微笑みながら言う
「え?・・・はい!」
キリーナは驚きながら言うとアーレンは見ている
「冒険者になりたてかな?」
「はい!一月前に来ましたが、中々強くなれていません」
「迷宮の何層で狩りをしているのかな?」
「4層に行きましたが・・・中々上手くいきません」
「バッタは素早いからね、3層のウィードを素手で倒しまくって拳闘士になってから、冒険者に戻ってバッタと戦ってみたら?拳闘士は素早さが上がるからね」
「え?拳闘士?だけど中々倒せなくなります」
「弱い敵を沢山倒してもバッタを沢山狩るより簡単だからね、1日100匹狩った方が資金も経験値も得られるからね、5層のアントは大群になるから今の内に1日に沢山狩れるようになっていた方が後々生き残れるよ」
若い男が微笑みながら言うとアーレンは真剣に聞いている
「参考にしてみます!」
「格闘は経験を積んであれば盗賊を簡単に叩き潰せるから良いよ」
「あ!はい!ありがとうございます」
キリーナは笑顔で言う
「頑張って強くなってね」
若い男がそう言うと女性達と帰っていく後ろ姿を見ている
「キリーナ凄く気さくでいい人だね」
「アーレン・・・あんなに強いのに全然偉そうにしない人がいるんだね、いつか恩返し出来るようになりたいね」
「じゃあ格闘を練習するようにしようか?日にちは掛かっても良いよね」
アーレンが笑顔で言うとキリーナ頷いて一緒に宿屋に帰っていく
その夜寝ようとするとキリーナが暗闇で服を脱いでベットに入ってアーレンに抱き付く
「アーレン私の初めて・・・アーレンお願い」
「キリーナ・・・・」
アーレンはキリーナと唇を合わせてキリーナの体を触りながら舐めているとキリーナはアーレンの服を脱がそうとしている
「キリーナ・・・」
「アーレンお願い・・・・いっ!!!」
キリーナは痛みを堪えながらシーツを掴んでいる「キィキィキィ・・・・」
ベットの軋む音だけが聞こえている
「アーレンもう離れないからね」
キリーナはそう言うと腕を枕にして寝始める
「キリーナ2人で一緒にずーといようね」
アーレンも呟きキリーナの頭を撫でると目を瞑る
青目のアーレン 桂崇 @taka0421
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