第7話 守永の事情聴取からの解放後

登場人物

守永成一もりながせいいち(家庭教師アルバイト)21歳

永瀬清人ながせきよと警部補、35歳

青戸祐哉あおとゆうや豊科とよしな工業社員)22歳


本編

永瀬「とりあえず事情聴取は以上になります。何かありましたら、またお話の方伺いますので」


守永「えぇ、今日の所はこの辺で。お疲れ様でした」


永瀬「お疲れ様でしたー」



守永) ──ふー。ようやく解放されたわー。長かったわー、ほんまに。


守永はあくびと伸びをして、疲れをあらわにすると、守永の脳裏に不安がよぎった。


守永「あ~あ、この先また事情聴取受ける事になるんかなぁ。今後、どーなっちゃうんだろ! そーだ! せっかくだし、休みを取って遊ぶか! 青戸あおとでも誘ってみるか!」



※電話シーン入ります

守永「もしもーし、俺だ!」


青戸「おうおう、守永。久しぶりじゃねーか! いつぶりだっけ?」


守永「高校卒業以来だから、んーと、まぁ、軽く4、5年ぶりじゃね?」


青戸「だな! んで、用件は?」


守永「その事なんだがな。少し休みを取ろうか考えていてな、休みにお前を誘って、久しぶりに体でも動かしたくてな!」


青戸「良いぞ! んで、いつ何して遊ぶんだ?」


守永「1週間後には遊びたい! そーだな! 久しぶりにサッカーでもしに木幡こはた運動公園にいこうぜ!」


青戸「了解。とりあえずちょうど俺も有休貯まってて消化しときたかったからな! 予定開けとくわ……って人数いるよな?」


守永「そうだな、人数は多い方が良い」


青戸「了解。俺の方から何人か誘って見るわ!」


守永「サンキュー、青戸。言い出しっぺの俺からも何人か当たっておく」


こうして、守永は友人の青戸とサッカーをする約束を取り付けたのであった。これが第2の事件の幕開けとなる事は後々明かされるおは・な・しである。

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